ヘレナ・ボナム＝カーターのヌード　鳩の翼

鳩の翼(1997/米/英/101分)　映画の感想

1910年のロンドン、ケイトは新聞記者のマートンと愛し合っているが、彼女を経済的に援助している叔母は他の男との縁談を半ば強引に彼女に薦めていた。そんななかケイトは金持ちのアメリカ人で不治の病に侵されているミリーと出会う。二人は意気投合し、マートンを含めた3人でベニスに旅行に行くが、ケイトにはある考えがあり･･･。

ヘンリー・ジェイムズの小説を『サイバーネット』のイアン・ソフトリーが監督した文芸ドラマ。出演はヘレナ・ボナム＝カーター、ライナス・ローチ、アリソン・エリオット、シャーロット・ランプリング、エリザベス・マクガヴァン。私自身がこれまで観たヘンリー・ジェイムズ関連の映画でつまらなかったものは一つもない。おそらくそれはヘンリー・ジェイムズの原作が優れていて私との相性もいいためだと思うが、本作も御多分に洩れずだった。『サイバーネット』は出来のいい映画とは決していえない作品だったが、本作は魅力的な役者(とくに女優陣)がおりなす繊細で巧みな心理ドラマとなっており、またロケ地となるベニスが情緒豊かに描いていたりで、監督のイアン・ソフトリーの演出もかなり良い。

ヘレナ・ボナム＝カーターのヌード

主役のヘレナ・ボナム＝カーターが、愛に生き冷酷さとやさしさの両面を垣間見せる女を見事に演じ、大胆で官能的なラブシーンも見せ素晴らしい。その他の女優陣もいい演技を見せているが、ヘレナ・ボナム＝カーターは彼女らを相手に一歩も引いていない。

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ノボケイン/局部麻酔の罠(2001/米/95分)　映画の感想

歯科医として成功し恋人ジーンとの関係も良く順風満帆な生活を送るフランク。しかし彼の生活は魅力的な女スーザンが診療所を訪れ、彼を誘惑し医療用の薬を麻薬として売りさばくために盗まれたことで一変する。フランクはスーザンを問い詰めるが、なんだかんだあって二人は結ばれる。フランクはスーザンの弟と揉め、その直後に彼が殺され、フランクが容疑者とされてしまう。実は事件の背後にはスーザンも知らない陰謀があり･･･。

スティーヴ・マーティンが出演したサスペンスコメディ。監督はデイヴィッド・アトキンス。ヘレナ・ボナム＝カーター、ローラ・ダーン、スコット・カーン(ジェームズ・カーンの息子)が出演。

よくある巻き込まれ型のサスペンス映画で、ロマンチックな要素も強い。もちろんスティーヴ・マーティン出演なので笑いの要素もある。私はスティーヴ・マーティンのとりわけ熱心なファンではないが、彼の出演した映画は彼の、俳優としての魅力によって、べたべたなコメディであれハートウォーミングなドラマであれどれを観ても楽しい。本作はそんな彼が出演してきた映画の明らかな劣化版ではあるが、やはり彼が出ているだけで楽しく観れた。ヘレナ・ボナム＝カーターやローラ・ダーンなど私の好きな女優さんが出ているところも評価ポイント。

ヘレナ・ボナム＝カーターのヌード

ヘレナ・ボナム＝カーターは、風変りだが、実はハートは結構熱い女を演じるのが上手い女優さんだと思うが、本作はそんな彼女の女優としての魅力が発揮されている。スティーヴ・マーティンとのラブシーンでチラッとヌードを見せている。

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ヘレナ・ボナム＝カーターがヌードになった映画

ヘレナ・ボナム＝カーター（Helena Bonham Carter, CBE、1966年5月26日 – ）は、イギリスの女優。

1985　レディ・ジェーン/愛と運命のふたり　Lady Jane
1988　ラ・マスケラ　La Maschera
1995　死の愛撫　Margaret’s Museum
1997　鳩の翼　The Wings of the Dove
1999　ファイト・クラブ　Fight Club
2001　ノボケイン/局部麻酔の罠　Novocaine
2005　カンバセーションズ　Conversations with Other Women