カミール・キートンセーラ・バトラー映画女優ヌード

カミール・キートン/セーラ・バトラーのヌード 悪魔のえじき/アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ

カミール・キートン

悪魔のえじき(1978/米/102分) 映画の感想

小説家のジェニファーはマンハッタンからコネチカット州の田舎町に小説の執筆のために訪れる。その地で彼女は地元の男たちに暴行され凌辱の限りを尽くされる。失意の中彼女は立ち上がり、彼らに徹底的な復讐を誓う・・・。

劇場公開時のタイトルは『発情アニマル』で、『女の日』という題でTV放送もされた。主演は喜劇役者バスター・キートンの遠縁にあたるカミール・キートン(かなりの美人)、もの凄い汚れ役を熱演している。監督はメイル・ザルチ。素人臭い映像、女性を暴行する凄惨なシーンと彼女の残虐なリベンジのシーンが映画の大半を占めるというその内容の酷さなどで、当然のように公開当時酷評されたが、観た人の心に強いインパクトを残しカルト化し、リメイクやら続編やらがいまだ作られ続けているエクストリームな映画。他にもこの手の映画がたくさん作られながら、なぜ本作がその中でも支持されるのか?酷い映画であることはそうとして、以下、少し真面目に本作を分析してみる。酷い内容と書いたが全くメッセージ性が読み取れないわけでもなく、インテリと野蛮(ヒルビリー・レッドネック)、都会と田舎、犯罪国家としてのアメリカ、ウーマンリブ、発達障害などの諸問題が、冗談ではなくかなり生々しく全面に出てしまっている映画。犯罪という事では、嘘か誠か監督が実際にレイプにあっている女性を助けた体験が本作の基になっているともいいい、ここには描くことによるトラウマ的現実の解消という要素がある。映画史的には、アメリカ映画の表現を規制していたヘーズコードが撤廃されて10年、映画の中でどこまで描いていいのかその行きつくところまでいった映画の一つとしての意味も読み取ることができる(日本のAVの方がよっぽど過激といった類の話ではない。また本作のリメイクとかに私は全く興味がない)。また、こういうリベンジ映画が消えてなくならず何度も何度も繰り返し作られていくのは、女性への暴行という要素とは関係なく、なんというかそれが人が物語を語る上での一つのアーキタイプ的なものだからだろうと思う。エクスプロイテーション映画を作ろうとして、監督はこういった要素を半ば無意識に盛り込み表現したのだ。忘れられず長く生き残る作品にはなんらかの理由があるのだ。

カミール・キートンのヌード

主演の女性を雑誌で募集したところ何千もの応募があったという。彼女はその中の「選ばれた人」ということになる(真面目くさったことを述べたがもちろんこのことが作品が長く見続けられる一番の要因だろう)。酷い暴行シーンが延々と続くが、彼女の「選ばれた人」としての美しさは紛れもないもので、個人的には、観ていてなんというか恥ずかしくて申し訳ないという微妙な気持ちになってくる映画。

参照リンク

悪魔のえじき ウィキペディア
悪魔のえじき IMDB
悪魔のえじき カミール・キートンのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Cinemagic Pictures The Jerry Gross Organization

アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ(2010/米/108分) 映画の感想

小説家のジェニファーがニューヨークからコネチカットの田舎町を執筆活動も兼ねて訪れる。彼女はガソリンスタンドで出会った男や知的障害を持つ男などに集団でレ〇プされ、屈辱の限りをつくされる。彼女は地元の保安官に助けを求めるが・・・。

1978年製作のカルト映画『悪魔のえじき』のリメイク。監督はスティーブンRモンロー。主演はセーラ・バトラー。ほとんどオリジナルに忠実に作られていてコネチカットの描写なども再現度が高い。ただ彼女が保安官という第三者に助けを求めるシーンが付け加えられていて、そこでいい意味でも悪い意味でも映画的な「意外」な展開がある。また彼女の復讐も原作以上にねちっこく過激な描写に「グレードアップ」していて、いわゆる「トーチャーポルノ」的なものに代わっている。個人的にそれらのシーンは蛇足で、映画製作上での技術は上でも、オリジナルの持つレイプリベンジもののアーキタイプ的な爽快さ素朴さ荒々しさは著しく減少しているように感じられる。

セーラ・バトラーのヌード

暴行シーンもこの時代の作品としては非常に過激。その点では、それに期待して観る人の欲求には答えている映画だと思う。セーラ・バトラーはかなりの美形。

セーラ・バトラーがヌードになった映画

セーラ・バトラー(Sarah Butler, 1985年2月11日 – )はアメリカ合衆国出身の女優。

2010 アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ I Spit on Your Grave
2014 デッドハング Free Fall
2015 ムーントラップ:ターゲット・アース Moontrap: Target Earth

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