アレキサンダー(2004/米/173分) 映画の感想
マケドニア王フィリッポスが暗殺され、息子のアレクサンダーが王位を継ぐ。野心家の母オリンピアスやアリストテレスによって育てられ英才教育を受けたアレクサンダー率いるマケドニア軍は、ギリシャ・エジプトを制圧し、ペルシア帝国に攻め込み連戦連勝を重ねる。しかし彼の心は満たされず、唯一の慰めは、ヘファイスティオンら同性の同世代の友人たちとの交友だった。アレクサンダーが異部族の王女ロクサナを妻に迎えことで、軍にも友人たちとの関係にも波風が立つ中、ペルシアを征服したマケドニア軍はインドへの侵攻を開始する・・・。
ギリシャからインドまで世界の大半を征服し支配しながらも、若くして亡くなったアレキサンダー大王の生涯を描いた3時間に及ぶ長編伝記映画。監督は『プラトーン』『JFK』のオリバー・ストーン。アレクサンダーにコリン・ファレル。その他の出演者はアンジェリーナ・ジョリー、アンソニー・ホプキンス、ヴァル・キルマー、ロザリオ・ドーソンら。オリバー・ストーン監督渾身の大作だが、批評家の評価は散々で興行収入も振るわなかった一般的には「失敗作」とされている作品。また男色家であったともされるアレキサンダーのその面を特段協調して描いていると一部から非難の声が上がった。歴史上の人物を演じる一部の俳優が主役のコリン・ファレル含めて人によってはミスキャストに感じられるところや、アンジェリーナ・ジョリーやロザリオ・ドーソンら女優陣の濃すぎるキャラや演技など、かなりバランスが悪いなと感じられるところはあるものの、大迫力の戦闘シーン、大遠征・大戦争に人生を費やした男の壮大な物語に単純にワクワクし、エキゾチシズム溢れるロケ、美男・美女の俳優の共演などもあって、なかなか楽しめる。ミスキャストと述べたコリン・ファレルも、母親に精神的に縛られ、メソメソとし、愛人の男に泣き言をいう歴史上の大大王のイメージとはかけ離れた本作のアレキサンダー像にはあっているといえばいえる。そんなに酷い映画だろうか?というのが率直な感想。まあサントラ好きの私にとって、ヴァンゲリスの素晴らしい音楽が流れているだけで評価は甘くなるのだが(アメリカでのDVDのセールスは好調だったらしい)。
Vangelis – Across the Mountains (Alexander Soundtrack) Youtube

ロザリオ・ドーソンのヌード
アレキサンダーの母親役のアンジェリーナ・ジョリーほどではないにしても、アレキサンダーの王妃役の彼女の女豹系誇張演技もなかなかの迫力(監督の趣味か?)。とくにアレキサンダーとの初夜のシーンがやりすぎで笑える。コリン・ファレルとのベッドシーンでかなり大胆なヌードを見せている。
アレキサンダー ウィキペディア
アレキサンダー IMD
アレキサンダー ロザリオ・ドーソンのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Intermedia Films Ixtlan Productions France 3 Cinéma Pacific Film Egmond Film & Television IMF Internationale Medien und Film GmbH & Co. 3 Produktions KG Warner Bros. Pictures Constantin Film Pathé Distribution A-Film Distribution

トランス (2013/英/101分) 映画の感想
競売人のサイモンは極度のギャンブル依存症で、借金を肩代わりしてくれたギャングたちと共謀してオークション会場から名画を盗みだす。しかしサイモンは騒動の中で記憶を喪失してしまい、名画を隠した場所も忘れてしまう。ギャングのリーダーフランクは彼の記憶を呼び覚まそうと拷問などあの手この手を使うがうまくいかない。そこでフランクは催眠療法士を雇ってサイモンの記憶を呼び覚まそうとする。しかし偶然雇われたと思われた女性催眠療法士のエリザベスにはサイモンにもつながる秘密があり、事態はあらぬ方向へと進んでいく・・・。
『トレインスポッティング』『28日後…』『スラムドッグ$ミリオネア』で有名なアカデミー受賞監督ダニー・ボイルが手掛けたサイコスリラー。サイモン役にジェームズ・マカヴォイ、エリザベス役にロザリオ・ドーソン、フランク役にヴァンサン・カッセル。記憶を一部失ったサイモンの心の中を探る過程の不可思議な感覚とミステリー要素、一癖も二癖もある登場人物それぞれの人間模様、そういった要素が重なり合って独特の味わいを醸し出している。記憶のピースをあれやこれやと置き換える構成の複雑な作品だが、うまく纏まっいて、サイモンが記憶を取り戻す手がかりとなるギョッとするシーンを挟んで、ストンとオチもうまくつけている。
ロザリオ・ドーソンのヌード
ロザリオ・ドーソンは映画の要となる催眠療法士の役。サイモンの記憶を巡る話のなかの鍵となる場面で超絶大胆なヌードを披露。こういうサイトを管理していてなんだが、私はこういう露骨な女性の裸の扱い方はあまり好きではない。露骨なのでリンクも貼れません。
トランス ウィキペディア
トランス IMD
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Pathé Film4 Cloud Eight Films Decibel Films TSG Entertainment Ingenious Media Indian Paintbrush 20th Century Fox Fox Searchlight Pictures Pathé Distribution
ロザリオ・ドーソンがヌードになった映画
ロザリオ・ドーソン(Rosario Dawson, 1979年5月9日 – )は、アメリカ合衆国の女優。
1998 ラストゲーム He Got Game Amazon
2004 アレキサンダー Alexander Amazon
2013 トランス Trance Amazon
2017 アンフォゲッタブル UNFORGETTABLE