スティグマータ 聖痕(1999/米/102分) 映画の感想
ピッツバーグに住むフランキーは入浴中、見えない力により突然手首に深い傷をを負う。医者に見せても原因不明で、元科学者で奇跡とされるものを調査するイエズス会の司祭アンドリューがフランキーのもとを訪れ彼女を調べる。その後も彼女の体は傷つけられるが、アンドリューはそれはイエスが磔刑の際に受けた5つの傷が人間の体に表れた聖痕であると判断する・・・。
両手首が傷つけられら突然血が流れだすなど、キリスト教でいう聖痕(スティグマータ)の奇跡がその身に起こった平凡なアメリカ人女性の困惑と奇行と、バチカンからその調査のために派遣され彼女を救おうと奮闘し失われた福音書の真実にたどり着くことになる神父の姿を描いた宗教ホラー。パトリシア・アークエットが不可解な出来事に見舞われる女性を、ガブリエル・バーンが各地で起こるキリスト教の「奇跡」を調査する神父役。監督はリメイク版『ザ・フォッグ』のルパート・ウェインライト。キリスト教の奇跡や怪奇気現象が物理的に目に見える形で起こり、それを派手な虚仮威し的演出でみせるのだが、子供の時ならいいが、大人の目からそういうのを観せられてもとくに怖いとも思えない(とくにキリスト教徒ではない者には)。途中で映画『エクソシスト』のような場面が出てきたときには苦笑したが、似ている部分も多い両作品だが到底『エクソシスト』には及ばない出来。ヒットしものの、アメリカでの批評家の評価は相当低い。
パトリシア・アークエットのヌード
パトリシア・アークエットは熱演していて、ヌードシーンもあり、見せ場はちゃんとあるので、彼女のファンやオカルト映画好きにはオススメできる。
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スティグマータ 聖痕 IMDB
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FGM Entertainment Metro-Goldwyn-Mayer
ヒューマンネイチュア(2002/米/仏/96分) 映画の感想
ライラは生まれつき動物のように毛深く、一時人間社会から離れて森のなかで暮らしていたが、性欲が高まり街に戻ってきて、動物に人間的なマナーを教える実験をしている心理学者のネイサンと付き合い始める。ある日、二人が森にハイキングしていると、野性の猿のような裸の男に遭遇する。ライラは、自分も裸になりその男と交流する。二人に捕獲された男はネイサンの研究室に連れてこられパフと名付けられ、虐待に近い形でマナーを教え込まれるが、パフはなかなか性欲を押さえられず・・・。
自然の中で一人暮らしている女、自分を類人猿だと思い込んでいる男、そして異常にマナーにうるさい博士が織りなすコメディ。チャーリー・カウフマンが脚本、スパイク・ジョーンズが製作を務めていて、彼らが制作した『マルコヴィッチの穴』にも通じる奇妙で奇天烈な映画。監督はミュージックビデオ出身のミシェル・ゴンドリー。類人猿男が文字通り盛りのついたサルのように女とあれば腰を振ったり、出演者がお尻丸出しのナンセンスな芝居をしていたりで、単純に可笑しい。博士の助手の似非フランス訛りの女もバカらしくて良い。その一方で、人間性とはなにかとか、見た目による差別の問題とか深く考えればいくらでも考えられるところが本作の特徴で、真面目さと不真面目さのふり幅の差が心地よい。
パトリシア・アークエットのヌード
パトリシア・アークエットは生まれつき毛深い女の役。類人猿男に触発されて、森の中を素っ裸(マジで)で駆け回る。なんというか、本作の彼女は吹っ切れていてすごくいい。
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StudioCanal Good Machine Fine Line Features BAC Films
パトリシア・アークエットがヌードになった映画
パトリシア・アークエット(Patricia Arquette、1968年4月8日 – )はアメリカ合衆国の女優。女優ロザンナ・アークエットは姉。
1993 トゥルー・ロマンス True Romance
1996 アメリカの災難 Flirting with Disaster
1997 ロスト・ハイウェイ Lost Highway
1999 スティグマータ 聖痕 Stigmata
2001 ヒューマン・ネイチュア Human Nature