ラヴレース(2013/米/93分) 映画の感想
1970年、20歳のリンダはチャックという年上の男と出会い結婚する。チャックはポルノや売春など性産業に関わる暴力的な男で、金に困った彼は妻のリンダにハードコアポルノに出演するよう迫る。リンダ・ラブレースとして出演した『ディープ スロート』は世界中でヒットし、リンダはポルノ女優としてスターとなる。しかしチャックはリンダを虐待し売春を強要する。耐えかねたリンダはチャックと別れる決意をするが・・・。
世界で6億ドルを稼いだとされる伝説のポルノ映画『ディープスロート』(72)に主演したリンダ・ラヴレースを描いた伝記映画。監督はアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を2回受賞したロブ・エプスタインとジェフリー・フリードマン。主演のリンダ・ラヴレースにアマンダ・サイフリッド。その他の出演者にピーター・サースガード、シャロン・ストーン、ジュノー・テンプルら。リンダ・ラヴレースは『ディープスロート』出演後、ポルノ業界や男性による家庭内暴力を生涯批判し続けた人物で、映画もその観点から描かれ、トーンはシリアス。プレイメイトで女優のドロシー・ストラットンが夫に殺された事件を基にした『スター80』などにもみられる、業界に巣食うどうしようもないヒモ野郎たちの存在には辟易してしまう。悪い映画ではないが、業界物の『スター80』などに比べて少し小粒で、当時のポルノ業界の空気感がうまく再現されていないように感じられるところなどが残念な作品。
アマンダ・サイフリッドのヌード
伝説のポルノ女優を演じたアマンダ・サイフリッドは、役柄通りヌードを惜しげもなく披露している。かなりどぎついセリフやシーンも多い。『クロエ』もそうだがアマンダ・サイフリッドの堂々とした脱ぎっぷりはいつもながら見事。1970年代初頭のポルノスターには正直見えないが、「汚れ役」でもそつなくこなしてしまえる彼女の演技力や、持って生まれた存在感は素晴らしい。
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CHLOE/クロエ(2009/米/96分) 映画の感想
婦人科医のキャサリンは、大学教授の夫デヴィッドの浮気を疑い、売春婦クロエを雇い、夫の彼女の忠誠を試す。クロエはデヴィッドに接近し、彼と関係を持ったとキャサリンに告げる。混乱し性的にも刺激されたキャサリンをクロエが誘惑し二人は結ばれる。実はクロエはデヴィッドとの関係でキャサリンに嘘をついて・・・。
浮気を疑った妻が若い娼婦クロエを雇って夫を誘惑させその真相を確かめようとするが、事態は彼女の思わぬ方向に展開し家族が危機に陥るというエロチックサスペンスドラマ。監督は『エキゾチカ』のアトム・エゴヤン。出演者はジュリアン・ムーア、アマンダ・セイフライド、リーアム・ニーソンなど。かつて流行った〇ジテレビのエロ昼ドラマなどに近い空気感の映画(と言いながら私はそれらのドラマ未見だが)。扱っている内容から真面目に語ろうと思えば語れる作品ではあろうが、裸のシーンはもちろんのこと、物語の筋、シーンシーンのシチュエーションや会話、とにかく全てがなんかエロく、そのエロさだけが観終わって私の印象に残った。不倫を疑われる大学教授の夫役のリーアム・ニーソンの、困り眉毛が作品にあっていていい。わりと好きな映画。
アマンダ・サイフリッドのヌード
『ラヴレース』などもそうだが、アマンダ・サイフリッドがヌードを披露した映画では、髪の毛による乳首ガードが何故か印象に残る。本作でも前半から彼女はヌードをみせるが、そのガードで乳首は映らない。物語中盤の物語上重要なベッドシーンでこのガードは取れ、オールヌードで大胆な濡れ場をみせる。本作でのアマンダ・サイフリッドは少女っぽさと大人のエロさの両面を発揮していて、本当に魅力的である。
ジュリアン・ムーアのヌード
娼婦役のアマンダ・サイフリッドのみならず、夫を疑う産婦人科医の妻を演じたジュリアン・ムーアも大胆なヌードを披露している。物語後半のベッドシーンで、過激な濡れ場をみせている。自らの老い、夫への疑い、子供の教育など様々な悩みを抱える主婦という難しい役柄をこなし、大胆なベッドシーンを演じる彼女にはいつもながら強い女優魂を感じる。
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The Montecito Picture Company StudioCanal Sony Pictures Classics E1 Distribution
ANON アノン(2018/加/米/独) 映画の感想
近未来、人類は脳内に埋め込まれた装置によって自分が見たものをすべて記憶できるようになっていた。一部の特別捜査官だけが他人の記憶へのアクセス権を持ち、それによって犯罪は抑止され起こったとしても即座に解決するようになっていた。しかし他人の記憶のデータに侵入し改ざんできる何者かによる殺人事件が起こる。捜査官のサルはおとりとなってその匿名(ANON)の犯人をおびき出そうとするが・・・。
クライヴ・オーウェン、アマンダ・サイフリッドが出演する近未来クライムサスペンス。監督は『ガタカ』のアンドリュー・ニコル。もともとはNetflix用のドラマ。ネオノワール的な雰囲気がよく、自分が見たものをすべて記憶する脳内(網膜?)に埋め込まれた装置による映像なども凝っていて、登場人物含め、見た目はかなりカッコイイ。クライヴ・オーウェンとアマンダ・サイフリッドも、ノワール的な「探偵」と「謎の女」の関係性を踏襲していて、二人ともにキャラも演技も良い。しかし全体的に見て、人間のプライバシーがなくなったデストピアへの批判や風刺が希薄とか人間の見たもの全てを記録する装置意外に近未来を感じさせるものがないなど世界観の構築やテーマの深堀が中途半端で薄っぺらく、アクションも弱く、話自体もこれから盛り上がるというところで終わってしまうというように、少し物足りない作品となってしまっている。
アマンダ・サイフリッドのヌード
アマンダ・サイフリッドは殺人事件の鍵を握る謎の女の役。私は彼女の特徴的な目と少し小柄な(159cm)体系が好きなのだが、本作でもそれらは健在(当たり前か)。本作における彼女の黒髪と黒の衣装と黒を強調した出で立ちがカッコイイ。クライヴ・オーウェンとのベッドシーンなどでヌードを見せる。
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K5 International Sierra/Affinity Road Pictures Scythia Films Inc. Cutting Edge Group K5 Film Netflix
アマンダ・サイフリッドがヌードになった映画
アマンダ・ミシェル・サイフリッド(英: Amanda Michelle Seyfried、1985年12月3日 – )は、アメリカ合衆国の女優。『マンマ・ミーア!』。
2006 アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン Alpha Dog
2009 CHLOE/クロエ Chloe
2013 ラヴレース Lovelace
2018 ANON アノン Anon