ターミネーター:ニュー・フェイト(2019/米/129分) 映画の感想
スカイネットの誕生を阻止したサラ・コナーとジョンの母子を突如現れたターミネーターT-800が襲いジョンが殺される。2020年、メキシコに住むダニーをスカイネットに代わって人類に反旗を翻したAI「リージョン」によって送り込まれたターミネーターRev-9が襲う。ダニーを未来の人類の強化戦士グレースが守りに来るが、二人は窮地に追い込まれる。それを未だ戦士として戦うサラが救う。サラは謎の人物から情報を受け未来から襲来するターミネーター狩りを続けていたのだ・・・。
ターミネーターシリーズの6作目であり第2作の直接の続編で、3、4、5作との繋がりはない。監督は『デッドプール』のティム・ミラー。出演はリンダ・ハミルトン、アーノルド・シュワルツェネッガー、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レジェスなど。ジェームズ・キャメロンが原案・製作総指揮として係わり、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンのシリーズへの復帰も話題になった。
映画冒頭でCGによって再現された若き日のジョン・コナーやサラ・コナーの本物と見紛う映像に驚かされ期待が高まるが、ターミネーターシリーズのファンとしては正直そこがクライマックス。その後はいつもと変わらぬシリーズお約束の展開が延々と続き食傷気味になる。またもともと設定がややこしいタイムスリップ物のシリーズなのに加えて続編やらリブートやらTVシリーズが大量に作られたせいで、予備知識なしに本作を観た私はこれがシリーズのどの映画やどの時間軸に繋がる映画か混乱しその整理にまず難儀した。シリーズのアイコンであるアーノルド・シュワルツェネッガー演じるターミネーターが出てくるのはいいが、役回りがほとんど同じで、リンダ・ハミルトン演じるサラ・コナーにしても加齢の分だけキャラの魅力が弱くなっているのは否めない。新規キャラもそれほど魅力的ではない(演じる俳優が悪いわけではない)。批判を述べたが、映画後半の陸から空、水中へと次々と舞台を移すアクションシーンは良かった。『ターミネーター:ニュー・フェイト』が他の続編を挟まずに2019年になって制作され、サラとターミネーターT-800とのからみをもう少し深堀していれば、印象は違っていたようにも思う。
マッケンジー・デイヴィスのセミヌード
機会との未来での戦争の鍵を握る女性を守りに来た女強化戦士を演じる。この女強化戦士というキャラもターミネーターと被っていて正直必要性を感じない。ターミネーターシリーズでは冒頭の未来から全裸でタイムスリップしてくる戦士のヌードがお約束で、今作ではマッケンジー・デイヴィスのセミヌード(ボディダブルっぽいが)が見られる。
ターミネーター:ニュー・フェイト ウィキペディア
ターミネーター:ニュー・フェイト IMDb
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ブレードランナー 2049(2017/米/163分) 映画の感想
2049年、ロサンゼルス市警の「ブレードランナー」で新型レプリカントのKは、反乱を起こすなど問題の多かった旧型レプリカント狩りの任務に就ていた。ある日の任務後、彼は旧レプリカントの女性の骨を発見する。レプリカントの女はかつて人間のデッカードという「ブレードランナー」と恋に落ちたレイチェルで彼女が妊娠した痕跡を発見した当局は社会的混乱を恐れて、子供を含めその証拠となる物の始末をKに命じる。一方で、失われたレプリカントの妊娠という技術が欲しいウォレス社も暗躍しKに迫る。Kは妨害や自らのアイデンティティの問題にも悩まされながらも、真相に迫っていくが・・・。
劇場公開時はパッとしなかったがそのビジュアル、世界観、特殊効果の出来栄え、ルトガー・ハウアの怪演などでのちにカルト化した1982年制作の『ブレードランナー』の正式な続編。監督はSF映画『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ。主演のブレードランナーKにライアン・ゴズリング。デッカード役で引き続きハリソン・フォードが出演。前作がアクションよりのSFだったのに比べ、本作は監督の代表作でもある『メッセージ』のような静かでゆったりとしたテンポのSFドラマ。批評家の評価も良く、完成度が非常に高いのは認めるが、私には本作は主人公Kの自分探しの部分などかなり冗長な部分が多いように感じられ、それでいて深みが足らず、他にも全体的にもったいぶった演出や展開が多くて、だらだらとやたらと長い映画に感じられた。ラストのアクションシーンも取ってつけたようでバランスが悪い。またややネタバレになるが、デッカードはレイチェルのように直接的ではなく間接的に登場した方がより効果的だったように思う(前作のラストの余韻を台無しにしている)。私は前作のファンだが、私にとってはあってもなくてもどちらでもいい「続編」。
アナ・デ・アルマスのヌード
アナ・デ・アルマスはウォレス社製のAI搭載のメイド役で(ホログラムのような実態のない存在)、主人公の心のよりどころとなる本作のヒロイン。巨体な3D広告という形でヌードを見せている。彼女と主人公とのやりとりが良かったので、個人的には二人の物語にもっと焦点を当ててもらいたかった。
マッケンジー・デイヴィスのヌード
『ターミネーター:ニュー・フェイト』は娼婦の役で出演。ちらりとヌードをみせているがボディダブルっぽくもある。本作の彼女はアナ・デ・アルマスの文字通り影になっていてあまり目立っていない。本作では他にもレプリカント役でサリー・ハームセンという女優がヌードになっている。
ブレードランナー 2049 ウィキペディア
ブレードランナー 2049 IMD
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Alcon Entertainment Columbia Pictures Scott Free Productions Bud Yorkin Productions Torridon Films 16:14 Entertainment Warner Bros. Pictures
マッケンジー・デイヴィスがヌードになった映画
マッケンジー・デイヴィス(Mackenzie Davis, 1987年4月1日[2] – )はカナダの女優。
2017 ブレードランナー 2049 Blade Runner 2049
2019 ターミネーター:ニュー・フェイト Terminator: Dark Fate