ファム・ファタール(2002/米/仏/) 映画の感想
雇われ泥棒のロールは、カンヌ映画祭の会場から高価なダイヤモンドを盗もうとするが失敗し、仲間を裏切りダイヤモンドを持ち逃げする。彼女は自分と瓜二つの自殺志願の女と出会い、彼女が死亡したことでまんまと彼女に成りすます。7年後アメリカのフランス大使となってロールはパリに戻ってくるが、パパラッチのニコラスが撮った写真で、彼女の正体が裏切った仲間たちに知られてしまい・・・。
ブライアン・デ・パルマ監督によるエロチック・スリラー。悪女役を『X-メン』のミスティーク役で注目されたレベッカ・ローミンが務める。その他の出演者にアントニオ・バンデラス、ピーター・コヨーテら。一部ばからしい展開や、仰々しい演技と演出が特徴。ありえないレベルであほらしい宝石強奪作戦が同監督の『ミッションインポッシブル』ばりに大真面目に繰り広げられる序盤からズッコケの連続。このすっとぼけぶりは意図された演出の面があり、全体的にシリアスよりもコメディ寄りで、それがラストのふざけたどんでん返しにも繋がっている。全体的にポール・バーホーベン監督の『氷の微笑』や『ショーガール』の影響を感じられ、私は好きな作品である。
レベッカ・ローミンのヌード
本作のレベッカ・ローミンは、冒頭の宝石強奪シーンから、入浴シーン、アントニオ・バンデラスを挑発するダンス(笑)シーンまでセクシャルなシーンが多い。だが全裸は終盤のとあるシーンまでおあずけ。それにしても本作の彼女は、なにか発情期の獰猛なメス動物を想起させて素晴らしい。
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ローラーボール(2002/米/98分) 映画の感想
有能な若手のアメフトの選手が、高額のギャラに惹かれてカザフスタンで行われている大人気だが危険な新スポーツ、ローラーボールの選手となる。彼はそこで瞬く間にスターになるが、そこは視聴率のためなら選手を危険な目にあわせるのも平気なオーナーに支配され、国民も過激な番組の虜になって洗脳されてしまったディストピアだった・・・。
1975年に制作されたジェームズ・カーン主演の同名映画のリメイク。監督はジョン・マクティアナン。主演はクリス・クライン。他にはジャン・レノ、LL・クール・J、レベッカ・ローミン=ステイモスらが出演。興行的に大失敗し、『プレデター』『ダイ・ハード』『レッド・オクトーバーを追え!』などを監督し一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだったジョン・マクティアナンのキャリアに大きな傷をつけた作品。またテスト上映で不評で、また過激すぎる内容を抑えるために大幅なカットや撮り直しを余儀なくされて、プロデューサーと監督の間に軋轢ができ、プロデューサー宅への盗聴問題などで虚偽の報告をしたとしてジョン・マクティアナンが逮捕されるという事態を招いたことでも知られる。批評家の評価もものすごく低い。そういう裏の事情をあまり知らずに私は観賞したが、ローラーボールのルールが分かりづらく見せ方もあまりうまくないなと感じた以外は、人と人がぶつかり合う激しくスピーディなアクションが迫力ずあり普通に楽しめた。ただ監督の他の大ヒット作に比べ地味で、その辺りで当時の観客の期待値にこたえられなかったところも興行的に転けた理由に思える。私的には、カットや取り直し前の過激バージョンを観てみたいものだと思う。
レベッカ・ローミンのヌード
レベッカ・ローミンは主人公の同僚となるローラーボールの選手の役。ロッカールームで胸を露わにするシーンがあるが画面が暗くて良く見えない。修正前のバージョンでは彼女の胸もはっきりと見えていたらしい(そっちの方がいいじゃん!)。本作の演技で彼女はゴールデンラズベリー賞の最低女優賞にノミネートされているが、演技については知らないが、カッコイイユニフォームを着たぱっつんぱっつんの彼女は良い。
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レベッカ・ローミンがヌードになった映画
レベッカ・ローミン(Rebecca Romijn, 1972年11月6日 – )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身のモデル・女優。「Ⅹメン」シリーズのミスティーク役でほとんど裸のような格好で出ていたのが印象的。
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