蜘蛛女(1993/米/110分) 映画の感想
ニューヨークの刑事ジャックは、マフィアのボスから賄賂をもらう汚職刑事だった。ある日ボスの配下で美しいが凶暴でボスの手にもえない女ヒットマン・モナが逮捕され、ジャックは彼女の世話係となる。彼女が自分を裏切ると察知してボスはジャックに彼女の殺害を命じる。しかしモナは彼を誘惑し自分の死の偽装工作に加担するように迫る・・・。
悪徳警官が凶暴な女ヒットマンによって人生を狂わされていく様を描いたクライムドラマ。監督は『チェンジリング』のピーター・メダック。悪徳刑事役にゲイリー・オールドマン、凶暴な女ヒットマン役にレナ・オリン。ゲイリー・オールドマン演じる悪徳刑事と言えば『レオン』が有名で、本作もその二番煎じかと思いきや、こちらの方が公開年度が早い。アメリカでの評価は低くマイケル・チミノ監督の『逃亡者』などもそうだが、アメリカの批評家はこの手の「不真面目」な犯罪映画をどうも下に見る傾向があるようでうる。個人的には、ゲイリー・オールドマン演じる悪徳刑事の情けなさや哀愁や、それと対比的なレナ・オリン演じる女ヒットマンの凶暴さ逞しさのコントラストが好きで、ジュリエット・ルイスやロイ・シャイダーなど二人以外の出演者も良く、そんな彼らが織りなすドラマも楽しく恐く、結構好みの作品。
レナ・オリンのヌード
レナ・オリン演じる女ヒットマンについて、凶暴凶暴と述べたが、それが私のこの作品初見時の素直な感想でかなりのインパクトを受けた。観返してみても、レナ・オリン演じる女ヒットマンが文字通りおそろしいモンスターで、ゲイリー・オールドマン演じる刑事がそのモンスターに追い詰められていくホラー映画のように感じられ、レナ・オリンはやはり凄かった。それはともかく月並みな表現だが本作の彼女はセクシー。ゲイリー・オールドマンとのラブシーン(?)でヌードを見せている。
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レナ・オリンがヌードになった映画
レナ・オリン(Lena Olin, 1955年3月22日 – )はスウェーデン出身の女優。
1988 存在の耐えられない軽さ The Unbearable Lightness of Being
1989 敵、ある愛の物語 Enemies: A Love Story
1990 ハバナ Havana
1993 蜘蛛女 Romeo Is Bleeding
1999 ナインスゲート The Ninth Gate