女優別カテゴリー
ジュリエット・ビノシュ映画女優ヌード

ジュリエット・ビノシュのヌード ダメージ

ジュリエット・ビノシュ

ダメージ(1992/米/仏/111分) 映画の感想

イギリスの議員スティーヴンは将来の大臣候補と目される有能な男で、家族にも問題がなく順風満帆な人生を送っていた。しかしそんなある日自分の息子マーティンが連れてきた恋人アンナとお互いに惹かれあい、関係を持ってしまう。罪の意識を感じつつもアンナと関係を続けるスティーヴンだが、マーティンがアンナと結婚すると申し出たのを機に別れることを決意する。しかしアンナはスティーブンといっしょにいたいからマーティンと結婚するのだと言い放ち・・・。

『死刑台のエレベーター 』『地下鉄のザジ』『プリティ・ベビー 』のルイ・マル監督による許されざる恋を描いたエロッチックな恋愛映画。スティーブンにジェレミー・アイアンズ、アンナにジュリエット・ビノシュ。監督の『死刑台のエレベーター 』『ルシアンの青春』などと似て、愛する者のために自分が行った行動の清算を強いられ辛辣な報いを受ける物語で、それらの作品と同じくその過程や登場人物の心理を非常に冷徹に緻密に描いているのが特徴。私自身は初めて観たとき、ジェレミー・アイアンズとジュリエット・ビノシュのラブシーンが大仰でリアリティにかけ違和感を覚え、ルイ・マル監督ですら『ナインハーフ』などのアメリカ映画の影響を受けているのかと少し失望したのだが、観返してみてこれは、主題は違うが、ルイ・マル監督は、ベルナルド・ベルトルッチ監督の『ラストタンゴ・イン・パリ』を念頭に置いて自分なりの『ラストタンゴ・イン・パリ』を制作したのかなと思った。

ジュリエット・ビノシュのヌード

ジュリエット・ビノシュは心に傷を抱える女で、意図せず(あるいは意図してか?)男を惑わせ狂わせる女の役。個人的にはジュリエット・ビノシュとジェレミー・アイアンズとの相性がいいとは感じられず、お互いに役者としての個性がありすぎ、大仰なラブシーンも含めて歪さを感じたが、むしろその歪さこそが作品のテーマやトーンを表しそれを強調しているのかなと、年を経て観返して感じた。ジュリエット・ビノシュが大胆なヌードを見せているが、それ以上にジェレミー・アイアンズの脱ぎっぷりと色気がスゴイ映画。

参照リンク

ダメージ ウィキペディア
ダメージ IMDb
ダメージ ジュリエット・ビノシュのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。注意ください。)
Skreba Films Nouvelles Éditions de Films Le Studio Canal+ Channel Four Films The European Co-Production Fund Canal+ Pyramide Distribution Majestic Films International Entertainment Film Distributors

ジュリエット・ビノシュがヌードになった映画

ジュリエット・ビノシュ(Juliette Binoche, 1964年3月9日 – )はフランス出身の女優。

1985 家族生活 La Vie de famille
1985 ランデヴー Rendez-vous
1988 存在の耐えられない軽さ The Unbearable Lightness of Being
1991 ポンヌフの恋人 Les Amants du Pont-Neuf
1992 ダメージ Damage
1995 プロヴァンスの恋 Le Hussard sur le toit
1996 イングリッシュ・ペイシェント The English Patient
2002 シェフと素顔と、おいしい時間 Décalage horaire
2006 こわれゆく世界の中で Breaking and Entering
2007 撤退 Disengagement
2011 ジュリエット・ビノシュ in ラヴァーズ・ダイアリー Elles
2013 カミーユ・クローデル ある天才彫刻家の悲劇 Camille Claudel 1915
2014 アクトレス〜女たちの舞台〜 Sils Maria
2018 冬時間のパリ Doubles Vies
2018 ハイ・ライフ High Life
2019 私の知らないわたしの素顔 Celle que vous croyez

タイトルとURLをコピーしました