ケリー・マクギリス映画女優ヌード

ケリー・マクギリスのヌード 刑事ジョン・ブック 目撃者他

ケリー・マクギリス

刑事ジョン・ブック 目撃者(1985/米/112分) 映画の感想

未亡人の母親と都会に出てきたアーミッシュの子供が偶然殺人事件を目撃し警察の捜査に協力するが、背後には恐ろしい事実があり、危険が迫り、事件を担当した刑事ジョン・ブックとともにアーミッシュの村に身を潜めることを余儀なくされる。その過程でジョンと子供の母レイチェルは禁断の恋に落ちるが、そこに追っ手が迫ってきて・・・。

移民してきた当時の生活様式を守り、現代社会にあっても電気も自動車も使用しない、キリスト教の一派アーミッシュを題材にした映画。アーミッシュは、2020年代、全米に35万人ほどしかおらず、本作公開前は知る人ぞ知る存在だった。公開後に一気に知られることになったが、私もこの映画を通じてアーミッシュという存在を知った。こういう風に知見を広げてくれるのも映画鑑賞のいいところである。平和主義のアーミッシュと暴力に満ちた現代社会の野蛮さとが対比される部分、近代化を拒んだアーミッシュの人々の牧歌的な生活様式の描写、男女の禁断の恋、子供の通過儀礼、古き西部劇へのオマージュ、アクション、役者の演技、モーリス・ジャールの音楽、監督のリリカルな演出、すべてが素晴らしい紛れもない名作。私自身は、この映画は個々の法律や戒律や宗教を超えた普遍的な正義や愛を描いた作品だと思っていて、それも含めてかなり評価している。主役のジョン・ブックを演じたハリソン・フォードは毀誉褒貶あるが、演技の幅が狭いだけで決して下手ではなく、本作では彼の持っている演技のバリエーションを最大限に駆使し、彼の自己最高ともいえる演技を見せている。

ケリー・マクギリスのヌード

ケリー・マクギリスはハリソン・フォード演じる刑事ジョン・ブックと禁断の恋に落ちる未亡人の役。自分の思いと決意をジョン・ブックにぶつける非常に重要なシーンで胸を見せる。二人が恋に落ちていく過程が抑えた調子で繊細に描かれ、この当時のアメリカ映画のなかでは異彩を放っていた。ケリー・マクギリスはこの映画の後『トップガン』『告発の行方』などに出演し、非常に注目されていたが、その後ははっきりいって鳴かず飛ばずだったのは残念なところだ。

参照リンク

刑事ジョン・ブック 目撃者 ウィキペディア
刑事ジョン・ブック 目撃者 IMDb
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Edward S. Feldman Productions Paramount Pictures

キャット・チェイサー(1989/米/90分) 映画の感想

元米海兵隊員でかってドミニカに軍事介入した経験を持つモランが、ドミニカに戻りドミニカ軍の退役将官で大金持ちの実力者デ・ボイナーの妻メアリーと関係を持ったことで、デ・ボイナーに目を付けられ、大金を巡る陰謀に巻き込まれていくというお話。

原作はエルモア・レナードの同名小説。監督は『キング・オブ・ニューヨーク』『ボディ・スナッチャーズ』のアベル・フェラーラ。主演はピーター・ウェラー。ケリー・マクギリスの大胆なヌードやセックスシーンで知られる映画。私は原作未読だが、物語の設定や俳優から期待されるような元海兵隊員の主人公がその能力を使って事件を解決していくようなアクション映画の類では本作はない。サスペンスでも、ミステリーでもなく、主人公自身も、映画のラストや人妻と不倫したこと以外は事態をただ傍観しているだけ。ということで中身は陰謀や人妻との不倫などを巡るハードな人間ドラマということになるのだが、肝心のそれも薄っぺらい。正直あまり出来のいい映画とは感じない。もともと3時間ぐらいの尺の長さがあったらしいが、半分にカットされ妙なナレーションがつけられた。しかしおそらく「オリジナル版」でも印象はそんなに変わらないと思われる。

ケリー・マクギリスのヌード

ケリー・マクギリスは大金持ちの悪党の妻で、ピーター・ウェラー演じる主人公と不倫関係になる女の役。ピーター・ウェラーとのラブシーンなどで大胆なヌードを披露。普通のハリウッド娯楽映画と違い、本作での彼女のヌードシーンにはぎょっとするような生々しさがある。本作は男も女も不必要にモロダシである(まじで)。撮影中ケリー・マクギリスは監督と不仲になったと伝えられているが、それは監督が暴行シーンも含む彼女のヌードシーンにボディタブルを充てようとしたことに、彼女が侮辱を覚えたことがが原因だったという。彼女は自分の裸に自身があったのだ。

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キャット・チェイサー ウィキペディア
キャット・チェイサー IMDb
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Vestron Pictures

ポエトリー、セックス(2000/豪/加/仏/伊/日/93分) 映画の感想

ミッキーという大学生がバーで聴衆を前に誌を朗読した後に失踪する。家族は元刑事の女私立探偵ジルに、ミッキーの捜査を依頼する。ジルはミッキーに大学で詩を教えていたダイアナに捜査の一環として接近するが、ダイアナに惹かれ、二人はベッドを共にする。そんな折ミッキーが遺体となって発見される・・・。

『女と女と井戸の中』のサマンサ・ラング監督。ダイアナ役にケリー・マクギリス。少女の失踪事件を通して、同性愛や詩人の世界について描かれる映画。独特の雰囲気があって駄作とまではいわないにしても、犯罪映画としても、同性愛の映画としても、アート映画とてしても中途半端な作品。

ケリー・マクギリスのヌード

ケリー・マクギリスは主演のスージー・ポーターと女同士のラブシーンを演じ、そこで大胆なヌードを何度も見せる。失礼だが、相手役のスージー・ポーターに色気がなく、ケリー・マクギリスの容姿の衰えも否めない。女性監督としてルッキズムに対する否定を表現しているのか、それともネームバリューのあるケリー・マクギリスのヌードを売りにしたいのか判然とせずもやっとさせられる。裸を含め、彼女の魅力が全く出ていない役だと思うし、彼女自身も元気がない。こんな映画にこんな役で出た彼女の姿はなんとも痛々しい・・・。

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ポエトリー、セックス ウィキペディア
ポエトリー、セックス IMDb
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Footprint Films Strand Releasing

ケリー・マクギリスがヌードになった映画

ケリー・マクギリス(Kelly McGillis, 1957年7月9日 – )は、アメリカ合衆国の女優。

1985 刑事ジョン・ブック 目撃者 Witness Amazon
1988 事件を追え The House on Carroll Street Amazon
1989 キャット・チェイサー Cat Chaser Amazon
1992 夢を生きた男/ザ・ベーブ The Babe Amazon
2000 ポエトリー、セックス The Monkey’s Mask 

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