プリンス/パープル・レイン(1984/米/111分) 映画の感想
キッドは、ライブハウスの人気No.1のバンドのリーダーだったが態度が悪く周囲を困らせ、最近ではライバルのバンド「ザ・タイム」に人気の面でも押され気味だった。そんなある日、キッドはシンガーを目指すアポロニアという女の子と知り合い恋に落ちる。だが彼女はキッドのことを愛しつつも、「ザ・タイム」のメンバーの彼女をデビューさせてあげるという誘いに乗って彼のもとを去ってしまう。落ち込むキッドにさらに両親の不和という問題がのしかかり・・・。
歌手のプリンスが主演した彼の自伝的映画という触れ込みのロックミュージカル映画。彼の独特の個性や、サントラが大ヒットしアカデミー歌曲・編曲賞を受賞したことなどで隠れがちだが、『栄光のエンブレム』や『トム・クルーズ/栄光の彼方に』などと同じフォーマットの80年代的青春アイドル映画で、音楽的な部分の素晴らしさはもちろんのこと、この手のジャンルの映画としての完成度も高い。また本作はミュージシュンとしてそれまでとは桁違いの圧倒的な成功をおさめた黒人アーチストが、それまでの白人の描く黒人の姿ではなく、自らの内にあるファンタジーを初めて気兼ねなく自由に表現した作品の一つとしても評価に値する(マイケルのミュージックビデオや映画などもそうだったのだが、当時の私はそんなことをこれっぽっちも考えずただただ彼らのパフォーマンスに驚嘆していた)。
Prince – Purple Rain (Official Video)
アポロニア・コテロのヌード
主演のプリンスにしても、彼の相手役のアポロニア・コテロにしても、アメリカの黒人は様々な人種との交わりを感じさせ独特の魅力を持っていることを、本作を観てあらためて感じた。80年代的青春アイドル映画のフォーマットにのっとって、彼女もヌードやきわどいラブシーンを披露している。
プリンス/パープル・レイン ウィキペディア
プリンス/パープル・レイン IMDb
プリンス/パープル・レイン アポロニア・コテロのヌード画像へのリンク
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Purple Films Warner Bros.
アポロニア・コテロがヌードになった映画
アポロニア・コテロ(Apollonia Kotero、1959年8月2日 – )は、アメリカの女優、歌手。
1980 Amor ciego
1984 プリンス/パープル・レイン Purple Rain