セイント・モード/狂信(2019/英/84分) 映画の感想
敬虔なカトリックの信者となり、モードと名乗る若き看護師が、有名なダンサーで今は不治の病に侵されているアマンダの介護するために雇われる。死の恐怖におびえる彼女に対し、モードは神が救ってくれると語りかけ、二人で神との一体感を求めエクスタシーを感じる。しかしアマンダが同性愛の恋人と「淫らな」な関係にあることを知ったモードは、それを非難するが、アマンダたちから逆に「セイントモード」と嘲笑される。もともと不安定だったモードの精神はアマンダの介護を止めてさらに荒れるが、そんな彼女に「神」が語りかけ彼女に使命を告げる・・・。
神を狂信する若き女の姿描いたサイコホラー。監督はこれが初の監督作品となるローズ・グラス。主演のモードにモーフィッド・クラーク、アマンダにジェニファー・イーリー。精神を病んだ女の子の内面から捉えられた世界の描写の表現がうまく、段々と彼女の心が歪んでいく様と、その精神の病が神への狂信と結びついて幻想的でオカルトチックな映像を織りなすのを見せていく演出が、演者の演技と相まって良い。地味だがよく纏まった作品で新人監督の映画としてはよく出来ている。
モーフィッド・クラークのセミヌード
映画の成果が彼女一人にかかっているといってもいい役で、モーフィッド・クラークはそれに応え、本作の演技が称賛されたことが、ドラマ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』という大作への主要な役での出演に繋がっていく。お尻を見せるベッドシーン、背中から移したシャワーシーンなどがあるが、後者はボディダブルの可能性もあり、ここではセミヌードとした。
セイント・モード/狂信 ウィキペディア
セイント・モード/狂信 IMDb
セイント・モード/狂信 モーフィッド・クラークのセミヌード画像へのリンク
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Film4 BFI Escape Plan Productions StudioCanal
モーフィッド・クラークがヌードになった映画
モーフィッド・クラーク(Morfydd Clark、1989年3月17日 – )はウェールズの女優。『セイント・モード/狂信』 『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』のガラドリエル役。
2019 セイント・モード/狂信 Saint Maud
2023 Starve Acre