ライリー・キーオ

ライリー・キーオのセミヌード アンダー・ザ・シルバーレイク/他

ライリー・キーオ

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018/米/139分) 映画の感想

無職のサムはアパートの家賃を滞納し日々無気力な生活を送っていた。そんなある日彼は向かいの家に住むサラという女の子を知り心惹かれる。しかしサラはまもなく失踪し、しばらくして彼女がセレブの男と数人の女の子といっしょに焼け死んだというニュースが流れる。彼女の死を信じられないサムはロックバンドの詩をはじめポップカルチャーのなかに彼女を探す手がかりがあると信じ彼女の捜索を始めるが・・・。

ポップカルチャーに秘められた暗号を手掛かりに女の子を探す主人公が、不可解な出来事に巻き込まれ奇妙な人物たちと出会うというシュールでミステリアスでそれでいてどこかライトな雰囲気のある不思議な感覚の映画。監督はホラー映画の秀作『イット・フォローズ』のデヴィッド・ロバート・ミッチェル。主演のサムにアンドリュー・ガーフィールド、彼が惹かれる女の子サラにライリー・キーオ(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』)。無職で人生のはっきりとした目的のない主人公、心惹かれた女の子の失踪、探偵物語、動物殺し、ポップカルチャー、ポピュラーミュージック、地下、カルト集団、不条理、別れ、あちら側の世界とこちら側の世界、直接的なセックスと暗示的な性、奇妙な登場人物たち・・・等々、と村上春樹の読者ならお馴染みのモチーフやテーマやメッセージに溢れた作品。風変りな映画や村上春樹の小説が好きな人には楽しめる映画だが、そうでない人には訳の分からない作品だろう。私は村上春樹の読者で、それに加えアンドリュー・ガーフィールドの熱演やエッチなシーンなどの多さもあって本作をかなり楽しめたが、批評家の評価は辛め。『イット・フォローズ』にしろ監督のデヴィッド・ロバート・ミッチェルの感性は独特で他にはないものがあり、本作も明らかに村上春樹のフォロワー作品ではあるが彼独自の感性や感覚も強くそこが良く、このまま作品のヒットや批評家の評価など気にせず独自路線を突き進み作家性をおおいに発揮してもらいたいと個人的には思う。

ライリー・キーオのセミヌード

主人公が心惹かれるライリー・キーオ演じる女の子が魅力的なキャラでなければ成り立たない話だが、彼女はそれに応えている。水着姿やプールでの裸での水泳など彼女のセクシーなシーンは多いが、セミヌードとした。その他にもリキ・リンドホーム(かなり大胆な)など、エッチなシーンの多い映画。

参照リンク

アンダー・ザ・シルバーレイク ウィキペディア
アンダー・ザ・シルバーレイク IMDb
アンダー・ザ・シルバーレイク ヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。注意ください。)
Vendian Entertainment VX119 Media Capital Stay Gold Features Good Fear Michael De Luca Productions Pastel Productions UnLtd Productions Salem Street Entertainment Boo Pictures A24

ハウス・ジャック・ビルト(2018/仏/独/デンマーク/スウェーデン/155分) 映画の感想

建築家崩れの連続殺人鬼ジャックは、地獄の案内人ウェルギに対し、彼が12年間にわたって行ってきた殺人について語る。ある事件では車に乗せた女性の殺害について、ある事件では殺害現場を何度も掃除する自らの強迫神経症について、ある事件では子供連れの家族を動物のようにハンティングした事件について、その他彼は自らを弁護するような「哲学」を交えながら凄惨な殺人事件について告白する。話し終えた彼は、とうとう地獄の淵へと到着するが・・・。

『アンチクライスト』や『ニンフォマニアック』のラース・フォン・トリアー監督によるサイコホラー。マット・ディロン、ブルーノ・ガンツ、ユマ・サーマン、ライリー・キーオらが出演。アメリカ映画では『羊たちの沈黙』に代表されるようにこの手のサイコパスの殺人鬼を描いたホラー映画は珍しくないが、本作はミヒャエル・ハネケ監督の『ファニーゲーム』のように凄惨な殺人事件や事故を「無害」な娯楽として描く定型的なハリウッド映画に対するある種のパロディのような作品と感じた。『ファニーゲーム』にしても本作にしても、監督は決して観客を「楽しませる」ことはなく、通常のハリウッド映画娯楽映画的演出にのっとりながらそれを常に不愉快なものとして描き、異化効果を引き起こし不安に陥れる。私のように映画を観飽きた者たちが、映画を観ていまだに強い不快感を覚えたりすることは、好き嫌いはともかくこの映画の持つある種の力を示しているとは思う。マット・ディロンのやさぐれ感、ブルーノ・ガンツの『ベルリン天使の詩』の天使役を思い起こさせる役柄と演技が素晴らしく、ダンテの『地獄篇』を下敷きにした人を喰った設定とオチもおもしろい(監督のいつものうざったい「哲学」的蘊蓄はどうでもいいが)。

ライリー・キーオのヌード

ライリー・キーオは殺人鬼の主人公と、唯一少しばかりの「情」を通じる女性を演じている。彼女の出ている挿話も強烈で、そのオチもなかなか酷い。

参照リンク

ハウス・ジャック・ビルト ウィキペディア
ハウス・ジャック・ビルト IMDb
ハウス・ジャック・ビルト ライリー・キーオのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Zentropa Film i Väst Eurimages Nordisk Film Les films du losange TrustNordisk Les films du losange

ライリー・キーオがヌードになった映画

ライリー・キーオ(Riley Keough、1989年5月29日[1] – )は、アメリカ合衆国の女優、モデル、映画監督、プロデューサー。祖父はエルヴィス・プレスリー。

2012 マジック・マイク Magic Mike
2016 ガールフレンド・エクスペリエンス The Girlfriend Experience TVドラマ
2016 アメリカン・ハニー American Honey
2018 ストレンジャー 異界からの訪問者 Welcome the Stranger
2018 ハウス・ジャック・ビルト The House That Jack Built
2018 ホールド・ザ・ダーク そこにある闇 Hold the Dark
2019 ロッジ -白い惨劇- The Lodge
2019 アースクエイクバード Earthquake Bird
2020 悪魔はいつもそこに The Devil All the Time

タイトルとURLをコピーしました