チャーリー(1992/米/英/145分) 映画の感想
チャールズ・チャップリンの生涯を『ガンジー』『コーラスライン』のリチャード・アッテンボローが映画化した大作伝記映画(一映画ファンとして私はチャップリンの大ファンだ)。
ロンドンの極貧時代、子役としての成功、役者としての天賦の才、初恋と恋愛、腹違いの兄がユダヤ人、母が精神を病んでいる、アメリカでの成功、ダグラス・フェアバンクスらハリウッドのスターとの華やかな交友、少女愛を始めとした性的スキャンダル、創作への熱意と数々の名作の誕生、映画を通した政治的発言、共産主義者と目され政府に目をつけられたこと、アメリカからの追放と晩年のハリウッドへの帰還など、彼の生涯が2時間30分の映画の中へぎゅっと詰まっている(オリジナル版はもっと長いらしい)。チャップリンの実の娘ジェラルディン・チャップリンという親族も参加しているが、良いところも悪いところも公平に描いた秀作伝記映画で、少しでもチャップリンに興味があれば楽しめる。さすがに『ガンジー』の監督といったところだが、華やかな映画業界とその裏側、創作活動の楽しさと苦悩などについてもよく描けていて、そこは『コーラスライン』の監督らしい部分だ。批評家のこの映画に対する評価はあまり高くないが、それはチャップリンの映画をリチャード・アッテンボローが監督するということで期待しすぎたせいもあったように思う(一観客の私もそうだった)。主役をロバート・ダウニー・ジュニアが務めているが、初めアメリカ人の彼がチャップリンを演じていることに違和感を覚えたが、適度の演技力ともの凄いパフォーマンスでチャップリンになりきり、映画の後半に実際のチャップリンの映画の映像が連続して流れるのだが、その時にはロバート・ダウニー・ジュニアとチャップリンが、あくまで映画の中ではあるが完全に一体化している。辛口の批評家もロバート・ダウニー・ジュニアの演技は大絶賛だった。ダン・エイクロイド、アンソニー・ホプキンス、ケヴィン・クライン、ジェームズ・ウッズら男性俳優たちは豪華で、モイラ・ケリー、ダイアン・レイン、ミラ・ジョヴォヴィッチら女性俳優たちは華やかで、その部分でも見ごたえがある。
ダイアン・レインのヌード
ダイアン・レインはチャップリンの3番目の妻、ポーレット・ゴダードを演じている。それまでやや低迷し役にも恵まれていないようだった彼女だが、本作では映画の中に登場した瞬間に輝きを発し画面を華やかなものにするなど、出番は少ないがかなり存在感がある。チラリと胸を見せている。
ミラ・ジョヴォヴィッチのヌード
ミラ・ジョヴォヴィッチは16歳の時にチャップリンと知り合い、彼と結婚することになる彼の最初の妻で女優のミルドレッド・ハリスを演じている。実際の彼女も出演時同じぐらいの年齢で、本作で少女ヌードを披露している。彼女も出番は短いが、存在感がある。
モイラ・ケリーのヌード
モイラ・ケリーはチャップリンの初恋の女性と最後の妻の二役を演じる。映画の最初の方の楽屋裏のシーンで胸を見せている。本作は美しい女性たちのヌードが結構見られる映画でもある。
チャーリー ウィキペディア
チャーリー IMDb
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チャーリー モイラ・ケリーのヌード画像へのリンク
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Carolco Pictures Le Studio Canal+ RCS Video Guild Film Distribution TriStar Pictures
モイラ・ケリーがヌードになった映画
モイラ・ケリー(Moira Kelly, 1968年3月6日 – )はアメリカ合衆国の女優。
1992 ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間 Twin Peaks: Fire Walk with Me
1992 チャーリー Chaplin
1993 デイブレイク Daybreak
1994 リトル・オデッサ Little Odessa