妖精たちの森(1971/英/94分) 映画の感想
ヘンリー・ジェームズの有名な怪奇小説『ねじの回転』の前日譚を描いた映画。前任の家庭教師と召使いはなぜ幽霊になったのか、彼らと少年少女との間に何があったのかを描いている(これはネタバレではないと思う)。
マーロン・ブランドがアンニュイで、野性的で、暴力的な下男を演じ、ステファニー・ビーチャム演じる家庭教師とSMチックな濡れ場をみせる。監督は『狼よさらば』のマイケル・ウィナー。ベルナルド・ベルトルッチ監督の『ラストタンゴ・イン・パリ』でマーロン・ブランドが演じたキャラの原型のようで、映画史的にも興味深い作品。異様な空気に包まれた作品で、『小さな悪の華』『思春の森』『プリティ・ベビー』など70年代に公開された映画たちに似て、少年少女の性や残酷性についてかなり踏み込んで描いている映画。『ねじの回転』の前日譚だけあってホラー要素もある。死についての哲学的考察と子供の純粋な残酷性が導く悲劇が蠱惑的。
ステファニー・ビーチャムのヌード
表向きは静淑な家庭教師、しかし実際はマーロン・ブランド演じる下男と毎夜変態セックスに溺れる女の役。古い映画だが、セックスシーン、脱ぎっぷりともにかなり大胆。彼女の表の顔と裏の顔のギャップがとにかくエロい。整った顔立ちの彼女が野性的なマーロン・ブランドにSMチックに犯される姿は、現在の目線で見てもなかなか過激。
妖精たちの森 ウィキペディア
妖精たちの森 IMDB
妖精たちの森 ステファニー・ビーチャムのヌード画像へのリンク
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AVCO Embassy Pictures
ステファニー・ビーチャムがヌードになった映画
ステファニー・ビーチャム(Stephanie Beacham、1947年2月28日 – )はイギリスの女優。
1971 妖精たちの森 The Nightcomers
1973 Super Bitch