レイチェル・ワイズ

レイチェル・ワイズのヌード アイ ウォント ユー/ナイロビの蜂

レイチェル・ワイズ

アイ ウォント ユー(1998/英/87分) 映画の感想

英国の海辺の町、ホンダという14歳の少年が美容師のヘレンに出会い、彼女に惹かれる。同じころ、ヘレンの元恋人で、ヘレンの父親への過失致死の容疑で服役していたマーティンが8年ぶりに戻ってくる。ホンダはヘレンに付き纏い、マーティンがヘレンにまだ未練があること、二人がともに心の傷を抱えている事、殺人事件を巡って秘密を抱えている事を知る・・・。

『日蔭のふたり』『9 Songs ナイン・ソングス』のマイケル・ウィンターボトム監督による人間ドラマ。レイチェル・ワイズ、アレッサンドロ・ニヴォラ、ラビナ・ミテフスカ、ルカ・ペトルシック出演。秘密を抱え心に傷を持つ女とその恋人の姿を、自らも心に傷を持つ少年の視点から描いた映画で、監督特有のハードな描写と、思春期映画特有の痛々しさを寂れた海辺の町を背景に抒情的に表した描写とが結びつき、独特の空気感が映画全編に漂っていてそれが良い。少年から見た視点が、最終的に映画の謎の暴露とラストの更なる犯罪の勃発とその秘密の共有へと繋がっていく展開もうまい。

レイチェル・ワイズのヌード

レイチェル・ワイズは二人の男から執着される影のある魅力的な女を演じる。マイケル・ウィンターボトム監督らしい大胆なシーンがありヌードを披露(アンダーヘアが鮮烈)。少年の姉役のラビナ・ミテフスカもヌードを見せている。

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アイ ウォント ユー ウィキペディア
アイ ウォント ユー IMDb
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PolyGram Filmed Entertainment Revolution Films

ナイロビの蜂(2005/英/独/129分) 映画の感想

イギリス外交官のジャスティンは活動家のテッサと知り合い恋に落ち結婚する。二人はジャスティンの赴任先のケニアに移る。そこでテッサは黒人医師のアーノルドともに製薬会社の地元民への薬の投与実験で被害者が出ている事案の捜査中に「事故死」する。最初二人の関係を疑っていたジャスティンであったが、テッサの彼への想いと真相究明への情熱を知り、彼女たちの捜査を引き継ぐ。しかしその背後には大きな陰謀が渦巻いており…。

ジョン・ル・カレの小説を『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレスが映画化。主演はレイフ・ファインズ、彼女の妻役でレイチェル・ワイズ。

園芸を趣味とし文字通り植物的に物静かな男が、妻の死と彼女の抱えていた想いを知り、彼女への愛から巨悪と対決する様を描いたミステリーでありスリラーでありラブドラマ。映画の大半を占めるケニアの描写が鮮烈で印象的だが、彩度を落としたドキュメンタリータッチの映像は私には合わなかった。レイフ・ファインズの演技が秀逸で、彼が迎える物語の顛末には胸に迫るものがある。

レイチェル・ワイズのヌード

レイフ・ファインズに負けず、レイチェル・ワイズも好演で、彼女は本作の演技でアカデミー賞助演女優賞とゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞。彼女の浴室などでのヌードシーンは控え目。

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ナイロビの蜂 ウィキペディア
ナイロビの蜂 IMDb
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Focus Features UK Film Council Potboiler Productions Scion Films Universal Pictures Kinowelt Filmverleih

レイチェル・ワイズがヌードになった映画

レイチェル・ワイズ(Rachel Weisz, 1970年3月7日 – )はイギリスの女優。

1993 赤と黒 Scarlet and Black TVミニシリーズ
1996 魅せられて Stealing Beauty
1998 アイ ウォント ユー I Want You
1999 太陽の雫 Sunshine
2001 スターリングラード Enemy at the Gates
2005 ナイロビの蜂 The Constant Gardener
2009 アレクサンドリア Agora

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