ダコタ・ジョンソンティルダ・スウィントン映画女優ヌード

ダコタ・ジョンソンのヌード フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ/シリーズ/胸騒ぎのシチリア

ダコタ・ジョンソン

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015/米/128分) 映画の感想

平凡な女子大学生アナが取材で知り合った若き大富豪クリスチャンに恋をし、特別な性癖を持つ彼に求められるままSMの主従関係の契約を結ぶというお話。

大ヒットした同名小説の映画化作品。映画版も大ヒット。この手の小説は「マミーポルノ」というらしい。中身は『エマニエル夫人』や『O嬢の物語』などに近いソフトポルノ映画。一般映画では決してない。SM映画にばかみたいな予算をかけ、メラニー・グリフィスの娘である若手女優がムチでしばかれるという、なんかすごい映画。普通におもしろい。続編未見なので楽しみ。

The Weeknd – Earned It (from Fifty Shades Of Grey) (Official Video – Explicit)
ダコタ・ジョンソンもヌードになって登場するミュージックビデオ。

ダコタ・ジョンソンのヌード

主演のダコタ・ジョンソンは俳優のドン・ジョンソンとメラニー・グリフィスの娘で、『鳥』のティッピ・ヘドレンの孫。内容がソフトポルノなので、チラリといったレベルでは当然なく、映画の大半で大胆なヌードや演技をみせまくる。母娘ともに、スクリーンで裸になってキャリアを気づいたというところがおもしろい。それにしても、もの凄い女優遺伝子だ。

フィフティ・シェイズ・ダーカー(2017/米/118分) 映画の感想

前作にあったSMのドロドロした世界感は薄れ、クリスチャンの過去の詳細が明らかになり、アナとの愛を深める中で、彼が過去のトラウマを克服していくという形で話が進んでいく続編。

基本的にはシンデレラストーリーであり夢物語で、アナは恋愛のみならず仕事でも成功を収めていく。
第二部らしく、二人の恋敵が登場し、原作はどうあれ、本シリーズに間違いなく影響を与えている『ナインハーフ』の主演女優キム・ベイシンガーがクリスチャンにSMの世界を教えた女として登場し、最大の敵役感をにじませてくるところがおもしろい。SMのドロドロ感は減少したが、相変わらずエッチなシーンの多いソフトポルノ。

フィフティ・シェイズ・フリード(2018/米/105分) 映画の感想・ネタバレ有り

シリーズ第三部で完結編。二人が結婚し、恋敵であるアナの元上司ジャックとクリスチャンとの因縁が明らかとなり、ジャックのストーカーの域を超えた二人への犯罪行為を切り抜け、過去を克服したクリスチャンと妊娠し逞しく成長したアナが子供を授かり、彼らが真の家族となるいう形で大団円を迎える。

シンデレラストーリーと夢物語もここに極まったという感じのお話だが、アナとクリスチャンのみならず周囲の人間も幸せになるという終わりはストレートで非常に心地よい。3部作通して楽しい映画。前作で次は活躍しそうな雰囲気を醸し出していた、クリスチャンのかつてのSM指南役のキム・ベイシンガーの出番がほとんどカットされ、本作の延長版でのみそのシーンを観ることができるのは少し残念(それも短い)。エッチなシーンが多いのは変わらずだが、ソフトポルノというよりかなり人間ドラマよりの作品になっており、そのドラマをダコタ・ジョンソンが母親譲りの演技力で支えている。お母さんと同じく超絶美人でもない彼女だが、女優としての存在感と魅力は相当高い。

胸騒ぎのシチリア(2015/伊/仏/124分) 映画の感想

喉をいためて話せず療養中の世界的なロック歌手のマリアンと恋人で映画監督のポールはイタリアで休暇を過ごしていた。そこにマリアンのかつての恋人で音楽プロデューサーのハリーが、彼の長らく疎遠だった若い娘ペンともにやってくる。社交的で傲慢ともとれる態度のハリーは自分の家であるかのようにふるまいポールを困らせるが、マリアンは接近してくるハリーに対し次第に恋心を再燃させ・・・。

『ミラノ、愛に生きる』『サスペリア(リメイク)』のルカ・グァダニーノ監督による心理ドラマ。ティルダ・スウィントン、レイフ・ファインズ、マティアス・スーナールツ、ダコタ・ジョンソンら出演。レイフ・ファインズ演じる音楽プロデューサーのハリーが、自分の恋人である歌手マリアンを、ポールに譲ったという経緯があり、そんな彼が自分の若い娘とともに、マリアンとポールのもとを訪れ互いの関係にさざ波を起こし、やがてそれが事件を引き起こすまでの顛末を描いている。ゆっくりとしたテンポの人間ドラマが、美しいイタリアの観光地を舞台にまったりと描かれていて、そこに漂う独特のムード、緊張感が良い。

ティルダ・スウィントン/ダコタ・ジョンソンのヌード

歌手役のティルダ・スウィントンは個性的な風貌の持ち主で、決してストレートな美人女優とはいえないが、ここでもさすがの存在感と演技力と魅力をみせている。一方でハリーの娘ペン役のダコタ・ジョンソンは正統派の美人女優で大人と子供の狭間で心理的に揺れる若い娘の役をよく演じている。ともにヌードを披露。ダコタ・ジョンソンのヌードがかなり印象的。

参照リンク

ダコタ・ジョンソンがヌードになった映画

ダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson, 1989年10月4日 – )は、アメリカ合衆国の女優、ファッションモデル。俳優ドン・ジョンソンと女優メラニー・グリフィスの娘。母方の祖母は女優ティッピ・ヘドレン。アントニオ・バンデラスは義父。

2015 フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ Fifty Shades of Grey Amazon
2015 胸騒ぎのシチリア A Bigger Splash Amazon
2017 フィフティ・シェイズ・ダーカー Fifty Shades Darker Amazon
2018 フィフティ・シェイズ・フリード Fifty Shades Freed Amazon
2018 サスペリア Suspiria Amazon

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