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デッド・カーム/戦慄の航海(1989/豪/97分) 映画の感想
交通事故で息子を失った夫婦レイとジョンは心の傷を癒すためにヨットで海洋にでる。二人は遭難した船に偶然出くわし生き残った若者ヒューイを救助する。しかし彼はサイコパスで、難破船の乗組員は彼によって殺されていた。遭難した船にジョンは取り残され、ヨットではヒューイがレイを毒牙にかけようと迫る・・・。
ニコール・キッドマンがオーストラリア時代に出演した映画。サム・ニール共演。ヒューイ役は『タイタニック』でレオナルド・ディカプリオの恋敵を演じたビリー・ゼイン。監督は『パトリオット・ゲーム』『硝子の塔』のフィリップ・ノイス。オーストラリアでは何本かの出演作があったものの世界的には無名だったニコール・キッドマンがハリウッドで成功するきっかけとなった映画。本作を観たトム・クルーズが彼女をハリウッドに呼び、『デイズ・オブ・サンダー』での共演を経て、二人は結婚することになる。シンプルだが密室系サスペンス映画として必要なことはやっていて、遭難船に取り残された夫と異常者に狙われる妻が並行して描かれ緊張感を高める。日本では劇場未公開の作品だが、海外での評価は高い。夫を演じたサム・ニールが妻のニコール・キッドマンを助ける映画かと思いきや、その逆であるのがおもしろい。
ニコール・キッドマンのヌード
その存在感と演技力でニコール・キッドマンの女優としての出世作となった本作は、水着姿、セックスシーン、シャツの下に見え隠れする下着など、彼女のセクシャルなシーンの多い映画でもある。映画のほとんどのシーンで彼女の孤軍奮闘が描かれていてそれを彼女は巧みに演じ切っており、まだやや荒いところはあるが、後の大女優への開花への端緒を見ることができる。
デッド・カーム/戦慄の航海 ウィキペディア
デッド・カーム/戦慄の航海 IMDb
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Kennedy Miller Warner Bros.
ビリー・バスゲイト(1991/米/106分) 映画の感想
1920年代、少年ビリーはダツチ・シュルツというギャングに憧れ、彼のもとで雑用係として働き始める。ダッチは裏切り者を次々と粛清していく冷酷なボスだが、ビリーのことは気に入り、彼が脱税容疑の裁判で忙しい仲、彼の愛人ドリューの監視役兼世話係を任される。しかしビリーはドリューに誘惑されて関係を持ち、なおかつ仕事上の不手際でダツチの不興を買い組織から追放される。一方連続する裁判で追い詰められたダツチは担当検察官の暗殺を企てるが、それを他のギャングたちに反対され・・・。
1920年代から30年代にかけてニューヨークで活動していた有名なギャング、ダッチ・シュルツの晩年を(33年に抗争で死亡)、ギャングに憧れて構成員となった若者のビリーの視点から描いた映画。ダスティン・ホフマン、ニコール・キッドマン、スティーブン・ヒル、ブルース・ウィリスらが出演。監督は『クレイマー、クレイマー』でダスティン・ホフマンと組んでアカデミー賞を取ったロバート・ベントン。実在のギャングを彼に憧れる若者の視点から描くという物語の構成は良いが、ダッチ・シュルツ中心なのか若者と彼と恋仲になる人妻の話が中心なのかどっちつかずになっている感があり、実話ベースとはいえラストもこれといって映画的な盛り上がりらしい盛り上がりもないままかなりあっさりと終わってしまう。撮影時50歳のダスティン・ホフマンは狙ってのことかもしれないが銀行員のようで凶暴なギャングにはみえない(写真を見ると分かるが実際のダッチ・シュルツはもっとドスがきいている)。ブルース・ウィリスも凶暴な殺し屋というよりもそのまんまブルース・ウィリス本人という感じでいただけない。悪くはないが少し物足りないところがあり、マーティン・スコセッシ映画におけるジョー・ペシ風味がもう少し欲しいところといった作品。
ニコール・キッドマンのヌード
ニコール・キッドマンは殺し屋役のブルース・ウィリスの恋人役。本作におけるニコール・キッドマンは演技を求められるというよりもヌードも含めて映画に彩りを与えるだけの役割という感じで(彼女は本作の演技でゴールデングローブ賞にノミネートされているが)。彼女の見せる大胆なヌードは露骨で作品のトーンにあってはおらず、アンダーヘヤまでも露出するそのシーンには正直「ぎょっ」とさせられた。
ビリー・バスゲイト ウィキペディア
ビリー・バスゲイト IMDb
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Touchstone Pictures Buena Vista Pictures Distribution
ある貴婦人の肖像(1996/英/142分) 映画の感想
19世紀のヨーロッパ、快活で冒険心にあふれる美女イザベルは結婚を嫌い求婚者をふって旅に出るが、財産目当ての年上の美術愛好家オズモンドにたやすく篭絡され結婚する。それから数年後のローマ、そこには何不自由ない生活をしているものの、愛のない結婚によって快活さを失ったイザベルがいた・・・。
原作はヘンリー・ジェイムズの『ある婦人の肖像』。監督は『ピアノ・レッスン』のジェーン・カンピオン。ニコール・キッドマン、ジョン・マルコビッチ、バーバラ・ハーシー、マーティン・ドノヴァン出演。間違った結婚をした女が真実の愛に目覚める映画化といった単純な話ではなく、人間の運命や人生の選択肢の問題、新世界(アメリカ)と旧世界(欧州)の対比、男女の愛の複雑怪奇さなどをテーマにした哲学的要素を含んだ作品。ニコール・キッドマンを苦しめるジョン・マルコヴィッチのデカダン風味の陰湿でアンニュイな演技がいい。
ニコール・キッドマンのヌード
ニコール・キッドマンは叔父を頼ってイギリスにやってきたアメリカ人の娘イザベルを演じる。少し変則的な形でヌードを見せている。ニコール・キッドマンはあまりに容姿端麗すぎて、一般家庭の主婦役などではミスキャスト気味に感じられることもあるが、本作の求婚されまくる美人の貴婦人役はまさに彼女のはまり役。夫役のジョン・マルコヴィッチのアンニュイな演技と、彼によってその明るさを奪われていく妻を演じた彼女の演技のぶつかり合いは見物。
ある貴婦人の肖像 ウィキペディア
ある貴婦人の肖像 IMDb
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PolyGram Filmed Entertainment Gramercy Pictures
アイズ ワイド シャット(1999/英/米/159分) 映画の感想
医者のビルと妻のアリスは、彼の患者で富豪のビクターのパーティに出席する。ビルはそこで薬物の過剰摂取で倒れた女を解放する。家に帰った二人はマリファナを吸いながら、男女の関係について語り、ビルはそこでアリスがかつて海軍士官に惹かれ、ビルと娘のヘレナと別れることを考えたと告げられる。動揺を隠せないビルは夜中往診に行った患者の家で、その患者の娘に誘惑される。そこからビルの奇妙な「性的冒険」が始まり、彼は最終的に屋敷で行われている秘密結社の仮面をつけた男女の乱交パーティに迷い込む・・・。
当時夫婦だったトム・クルーズとニコール・キッドマンか出演し、映画界の巨匠スタンリー・キューブリックの遺作となったことで評判を呼んだエロッチックサイコロジカルミステリー。原作はアルトゥル・シュニッツラーの『夢小説』。キューブリックの映画をまともに解釈・解説とようとするのは大変だが、私なりのこの作品への解釈を簡単に要約すると、妻の貞節に疑問を持った真面目な主人公男が悶々としながらも様々な性的誘惑を躱し淫行や秘密結社の乱交パーティに巻き込まれていく、主に夜の街を舞台にした前半が、「射精前」の性的な妄想や幻想に捉われた男の様相を表しており(ムラムラ状態)、淫行娘とその親の正体、関係を持とうとした女がエイズだったこと、秘密結社の謎解き、人の死が係わった事件、主人公自身に迫る危険、妻の不貞へのさらなる疑いなどを描く、昼間の街を舞台にした後半が、「射精後」の性的妄想や幻想から一時的に解放された男の様相を表していて、そのうえで、映画の題名の「アイズ ワイド シャット」やラストのニコール・キッドマンのセリフに暗示・含蓄されているように、性的な関係には様々な妄想や幻想が付き纏うが、夫婦円満の秘訣は、そういったいろいろな物に目をつぶることこそが寛容であるという、少し皮肉めいたブラックユーモア的なオチが作品の肝ということになる。キューブリック監督の遺作だが、キャラやテーマなど描く対象に絶妙に距離を置き、多くを直接語らず、観る者にいろいろと考えさせる監督の演出法は健在で、それが監督の過去作に負けず作品の内容とマッチしていて素晴らしい。
ニコール・キッドマンのヌード
映画のプロモ映像にも使われたクリス・アイザックの『Baby Did A Bad Bad Thing』が流れる中裸のお尻を晒すニコールキッドマンに後ろから近づくこちらも裸のトム・クルーズのシーンや海軍士官との妄想の中でのベッドシーンなど、キューブリック監督の手による、彼女のエロチックシーンが素晴らしい。
Baby Did A Bad Bad Thing YouTube
アイズ ワイド シャット ウィキペディア
アイズ ワイド シャット IMDb
アイズ ワイド シャット ニコール・キッドマンのヌード画像へのリンク
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Stanley Kubrick Productions Pole Star Hobby Films Warner Bros.
バースデイ・ガール(2001/米・英/93分) 映画の感想
優秀な銀行マンだが女性に対してはイマイチのイギリス人のジョンは、ロシア人花嫁紹介サイトを介して見ず知らずのロシア人ナディアを妻として迎え入れる。英語が喋れるはずのナディアがしゃべれず、また文化の違いも感じてジョンは戸惑うが、次第に彼女を愛するようになる。しかしある日ロシアから彼女の従兄弟と称する男たちが訪ねてきたことでジョンの生活は一変する・・・。
国際的な出会い系サイトを題材にした、ラブコメディ要素強めのクライムサスペンス。監督はジェズ・バターワース。出演はニコール・キッドマン、ベン・チャップリン、ヴァンサン・カッセル、マチュー・カソヴィッツ。言葉が通じないことや異文化のギャップをネタにした笑いや、恋愛要素、ロシア人妻の秘密が明らかになって以降の犯罪ドラマ風味などがそれなりに楽しい小品で、観賞後の後味も悪くない。
ニコール・キッドマンのヌード
ニコール・キッドマンはネットを介してイギリスにやってきたロシア人妻を演じる。イギリス人の夫が緊縛マニアということで、そういうシーンもあるが、彼女のヌードは全体的に控え目。
バースデイ・ガール ウィキペディア
バースデイ・ガール IMDb
バースデイ・ガール ニコール・キッドマンのヌードへの画像リンク
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HAL Films FilmFour Productions Miramax Films FilmFour Distributors
コールド マウンテン(2003/米/154分) 映画の感想
南北戦争前夜、ノースカロライナ州のコールドマウンテンと呼ばれる土地に牧師の父親とともにやってきたエイダは、地元の男インマンと初体面から惹かれあい、まだ深い関係ももたない時点で二人は強い愛を互いに感じあう。しかし戦争が勃発しインマンは徴兵され戦場に送られ、二人は離れ離れになってしまう。再会を信じあうインマンとエイダだが、過酷な試練と運命が二人を待ち受けていた・・・。
肉体関係を持たないままに離れ離れになった男女の不滅の愛を描いた、恥ずかしくなるぐらいの大大大メロドラマ(誉め言葉)。監督は『イングリッシュ・ペイシェント』のアンソニー・ミンゲラ。出演はジュード・ロウ、ニコール・キッドマン、レニー・ゼルウィガー、ナタリー・ポートマン他。南北戦争は完全に二人の愛を盛り上げるための舞台装置だが、戦場の悲惨さや過酷さや当時の世相がかなりリアルに描かれていおり見ごたえがある。また途中に挟まれる挿話もおもしろく登場するキャラクターも魅力的で、それを演じる役者の演技も巧み。なかでもルビーというタフな女を演じたレネー・ゼルウィガーの演技が見事で、本作で彼女はアカデミー助演女優賞を受賞した。
ニコール・キッドマンのヌード
ニコール・キッドマンは牧師の娘で淑女として育てられたエイダを演じる。ラスト近くの重要なラブシーンでヌードを見せる。こういう時代物の美女役は彼女にピッタリだと思う。
コールド マウンテン ウィキペディア
コールド マウンテン IMDb
コールド マウンテン ニコール・キッドマンのヌード画像へのリンク
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Mirage Enterprises Bona Fide Productions Castel Film Romania Cattleya Miramax Films
白いカラス(2003/米/106分) 映画の感想
黒人を差別したとして大学の学部長を首になった老教授コールマン。彼の妻はその時のショックで死に一人残された彼は絶望するが、同じく心に傷を持った若い掃除婦のフォーニアと出会い恋に落ち互いに慰めあう。しかしコールマンには誰にも明かしてない秘密があり・・・。
フィリップ・ロスの『ヒューマン・ステイン』が原作の人間ドラマ。コールマン役にアンソニー・ホプキンス、フォーニア役にニコール・キッドマン。監督は『ビリー・バスゲイト』でもニコール・キッドマンと組んだロバート・ベントン。黒人を差別したと非難された「白人」が実は・・・、という人種差別をテーマとした作品。心に傷を負った人間たちの癒しについても描いている。個人的にはフォーニアの元夫役のエド・ハリスのやくざな感じが良かった。2003年の映画だが、行き過ぎたポリコレや言葉狩りについて皮肉をまじえて語っているのが現在の時点から見て興味深い。本作には2バージョンある。私の観たのはセクシーなシーンの多い全米公開バージョン。
ニコール・キッドマンのヌード
老教授と恋に落ちる心に傷をおった掃除婦の役のニコール・キッドマンはアンソニー・ホプキンスとのベッドシーンやストリップまがいのダンスシーンなどでヌードを披露。ゴージヤスな容姿と大胆な脱ぎっぷりのせいで彼女が浮いてしまっている作品はいくつかあるが本作もその一つ。
白いカラス ウィキペディア
白いカラス IMDb
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Lakeshore Entertainment Miramax Films
記憶の棘(2004/米/100分) 映画の感想
10年前に失った夫のことが忘れられずにいたアナは、傷心をなんとか乗り越え別の男性と婚約する。しかし彼女の前に亡くなった夫ショーンの生まれ変わりだという10才の少年が現れ彼女を困惑させる。はじめは疑問を持っていたアナだが、少年が二人しかしらない秘密まで言い当てて彼を夫の生まれ変わりと信じるようになり・・・。
人間の生まれ変わりをテーマにした悲喜劇。監督はジャミロクワイの楽曲ヴァーチャル・インサニティのミュージックビデオを手掛けたジョナサン・グレイザー。彼はスカーレット・ヨハンソンが出演した『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』の監督でもあり、両作品ともかなり尖った映画。アン役にニコール・キッドマン, ショーンの生まれ変わりだという少年にキャメロン・ブライト。他にローレン・バコール、アン・ヘッシュらが出演。亡き前夫へのラブストーリー、少年は本当に亡くなった夫の生まれ変わりなのかといったミステリー、「生まれ変わり」の少年の出現によって浮き彫りにされる周囲の人々のドラマ、そういった要素を一歩引いた少しシニカルな視点から描いていて、ストレートな娯楽映画ではないが、不思議な味わいがあり悪くはない。生前のショーンの愛人役のアン・ヘッシュがいい味を出している。
ニコール・キッドマンのヌード
ニコール・キッドマンは、10年前に死んだ夫の生まれ変わりだという少年が現れ困惑する女の役を好演(彼女の出演作のなかでは私の好きな方の作品)。ダニー・ヒューストンとのやや過激なベッドシーンでヌードを披露。複雑な感情を抱えた女性の役をしめやかに演じるショートカット姿の彼女は、ほんとうに美しい。
記憶の棘 ウィキペディア
記憶の棘 IMDb
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(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Fine Line Features New Line Cinema
毛皮のエロス ~ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト~(2006/米/122分) 映画の感想
写真家の夫アランのアシスタントを務めていたダイアン・アーバスは、ある日同じアパートに暮らす奇妙な男の存在に気づき興味を惹かれる。ライオネルというその男は多毛症で獣人のような見た目だったが、ダイアンはそんな彼に魅了され、彼の仲間の「フリークス」たちと交流する。ダイアンとライネルは結ばれ、彼との出会いによってダイアンの中の何かが目覚め彼女自らカメラを手に取りするようになる。彼女はライオネルをモデルとして写真を撮るが、しかし彼は不治の病に侵されており・・・。
実在の著名な女性写真家ダイアン・アーバスの人生をモチーフにした映画。カメラマンだった夫の助手という立場から、奇妙な隣人たち(フリークス)との交流を経て、彼女が写真家としての自らの資質に目覚めるまでを描く。監督は『セクレタリー』のスティーヴン・シャインバーグ。ダイアン・アーバス役はニコール・キッドマン。彼女が惹かれるフリークスの役にロバート・ダウニー・Jr。ダイアン・アーバスは双子の女の子の写真や、いわゆるフリークスを被写体にした写真などで有名で、カメラマン時代のスタンリー・キューブリックの先輩だった人。48歳の若さで手首を切って自殺。『シャイニング』に出てくる有名な双子の女の子の幽霊は彼女の写真にオマージュを捧げているかのよう。彼女の特殊な感性とフリークスへの愛着を表現した物語や幻想的な、時にシュールなイメージやモチーフは観る人をかなり選ぶ。ロバート・ダウニー・Jr演じる「フリークス」のキャラが良く演じるロバート・ダウニー・Jrも熱演。彼とニコール・キッドマン演じるダイアン・アーバスとの交遊(愛)が映画の一番の見せ場。
ニコール・キッドマンのヌード
主役のダイアン・アーバスを演じたニコール・キッドマンは映画後半の重要なラブシーンでヌードを見せる。感動的で美しい場面ではあるが、ここも含めて、フリークスの扱いや老人の裸など、本作を不快なシーンの多い不潔な映画と感じる人もいるだろう。
毛皮のエロス ~ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト~ ウィキペディア
毛皮のエロス ~ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト~ IMDb
毛皮のエロス ~ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト~ ニコール・キッドマンのヌード画像へのリンク
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River Road Entertainment Picturehouse
虹蛇と眠る女(2015/豪/アイルランド/米/仏/111分) 映画の感想
オーストラリアの砂漠地帯にある人里離れた町でリリーとトムの姉弟が失踪する。二人の親であるキャサリンとマシューは必至の捜索を続けるが、その過程で15歳のリリーが複数の町の男たちと性的な関係を持っていたこと、彼女が両親に対して強い不満を抱いていたことを知り戸惑う。子供たちが見つからずもともと良くなかった夫婦の関係がさらに悪化するなか、キャサリンは精神的に追い詰められていき・・・。
をある夜突然家を出てオーストラリアの砂漠地帯に消えた姉弟の捜索に苦闘する、愛情の枯れ果てた夫婦の姿を、アポリジニの伝説なども交えながら描くミステリー・ドラマ。監督はキム・ファラント。主演はニコール・キッドマン。その他『恋におちたシェイクスピア』のジョセフ・ファインズや『マトリックス』三部作のヒューゴ・ウィーヴィングら有名俳優が出演しているが、映画自体が地味なこともあってそれほど目立った活躍をしない。一見奇妙で難解に感じられる作品だが、日本の民間伝承などにみられる閉鎖的な田舎の村を舞台にした神隠しの物語などをイメージしたら理解しやすい。同じオーストラリア映画の名作『ピクニックatハンギング・ロック』の影響も感じそういった映画が好きな人には刺さるだろうが、『ピクニックatハンギング・ロック』の高みには到底達していない。
ニコール・キッドマンのヌード
子供たちの失踪に苦悩する母親役のニコール・キッドマンは、ラストでかなりインパクトのあるヌードをみせる。ネタバレになるから詳しく書かないが、結局は彼女の大胆な裸がこの映画の一番の(唯一)の見せ場であり、こういう形で物語を終わらせることになんというかこの映画の弱さを感じた。ニコール・キッドマンの他の映画にもいえることだが、彼女はこういう市井の女の人の役を演じるには美しすぎる。はっきりいってミスキャスト。
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Worldview Entertainment Dragonfly Pictures Fastnet Films Transmission Films
Wildcard Distribution Alchemy
ニコール・キッドマンがヌードになった映画
ニコール・メアリー・キッドマン( Nicole Mary Kidman, AC, 1967年6月20日 – )は、アメリカ合衆国ハワイ州出身のオーストラリアの女優。『めぐりあう時間たち』(2002)でアカデミー主演女優賞受賞。
1986 ウインド・ライダー Wind Rider Amazon
1988 デッド・カーム/戦慄の航海 Dead Calm Amazon
1989 囚われた女 Bangkok Hilton テレビ映画 Amazon
1991 ビリー・バスゲイト Billy Bathgate Amazon
1993 冷たい月を抱く女 Malice Amazon
1996 ある貴婦人の肖像 The Portrait of a Lady Amazon
1999 アイズ ワイド シャット Eyes Wide Shut Amazon
2002 バースデイ・ガール Birthday Girl Amazon
2003 コールド マウンテン Cold Mountain Amazon
2003 白いカラス The Human Stain Amazon
2004 記憶の棘 Birth Amazon
2006 毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト Fur: An Imaginary Portrait of Diane Arbus Amazon
2012 私が愛したヘミングウェイ Hemingway&Gellhorn Amazon
2015 虹蛇と眠る女 Strangerland Amazon
2017 聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア The Killing of a Sacred Deer Amazon
2017-2019 ビッグ・リトル・ライズ Big Little Lies テレビシリーズ Amazon
2021 ナイン・パーフェクト・ストレンジャー Nine Perfect Strangers Huluミニシリーズ Amazon