チェーンヒート(1983/米/西独/95分) 映画の感想
事故で人を殺してしまったキャロルという女の子が女子刑務所に収監されるが、そこは囚人同士の激しい人種間の対立やいじめや暴行が横行し、囚人を手籠めにする変態所長や犯罪に手を染める横暴な女看守長などが存在する地獄のような場所だった・・・。
『エクソシスト』への出演で名声を得ながら、その後鳴かず飛ばずだったリンダ・ブレアがエロ・グロ・バイオレンスの女囚映画に出演したことで話題となった映画。ただ彼女はその前に、当時のテレビドラマのレイティングを逸脱した過激な表現で物議を醸した『汚れた青春・非行少女クリス』という作品で女子少年院に収容されレ〇プされる役を演じていて、本作はそれにあやかった映画でもあった。『チェーンヒート』の内容はというと、ストーリーは女囚映画として王道的というか代わり映えのしないものだが、サービス精神旺盛で、テンションが高く、俳優も手抜きがなく、エロ・グロ・バイオレンスも満載で、そのよくあるストーリーも盛り上がりをみせ、この手のジャンルの映画としては傑作という名に値するものとなっている。女囚映画のみならず80年代的な美女たちが織りなすエロスとバイオレンスの映画としてもおそらく最高峰。後にリンダ・ブレアが出演する同じく女囚映画の『レッドヒート』とは比べ物にならないクオリティ。
リンダ・ブレアのヌード
リンダ・ブレアは美女ぞろいの他の出演者に比べその容姿こそ正直言って劣っているものの、その普通っぽさが地獄のような場所で怯える女の子の役によくあっている。そんなか弱い女の子が後半強く逞しく成長していくところも見所。レ〇プシーン、シャワーシーンなどでヌードを披露。本作の彼女は、これぞ体当たりの演技という感じで素晴らしい。
シビル・ダニングのヌード
リンダ・ブレアが出演する女囚映画として有名な本作だが、彼女以上にシビル・ダニングがその圧倒的なボディと熱い演技でやたらと目立っていて、『チェーンヒート』はシビル・ダニングの代表作の一つとでもいうべき作品となっている。主役のリンダ・ブレアを吹き飛ばすようなインパクトがあるヌードを見せている。女子刑務所の姉御として貫禄十分の演技と見た目、ナイフを振り回す立ち回りなどほんとうにカッコイイ。本作は他にも黒人の女囚も含め美女ぞろいである。
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Intercontinental Pictures Jensen Farley Pictures TAT Filmproduktion Jensen Farley Pictures
暴行都市(1984/米/93分) 映画の感想
耳の不自由な妹(いわゆる聾唖者)を学校一の極悪不良グループたちに暴行されたうえに仲間の一人を殺された「スケバン」グループのリーダーが、不良たちに復讐を果たすというバイオレンス映画。
リンダ・ブレアが主演のブレンダを演じる。前年に彼女が出演しヒットした『チェーンヒート』の流れをくむエロ・グロ・バスオレンス映画。『チェーンヒート』にも出演していた『ダーティハリー』の市長役で有名なジョン・ヴァーノンが校長役。監督は『恐怖のいけにえ』や『新・13日の金曜日』といった一風変わったホラー映画を監督したダニー・スタインマン。本作も80年代テイスト満載の、なんかへんな味のある映画である。全編セックスと暴力を絡めたセリフやシーンばかりでそこもへん。ひどい内容(倫理上アウトな感じ)、ひどいセリフ(マジでひどい)、ひどい演技(これはそこそこ)の映画と切って捨ててしまうのは簡単だが、道徳的な問題は置いといて基本的に復讐物の映画は物語として入り込みやすいというのもあるが、最近私が観たいくつかの大作娯楽映画を任された一部の意識だけは高い監督たちなんかよりもよほどダニー・スタインマン監督の方が娯楽映画作りの力量が上に感じる。まあ酷評されるのも分かるけど。
リンダ・ブレアのヌード
『チェーンヒート』のか弱い女の子から一転、本作でのリンダ・ブレアはアクションも多めにこなし、強くてカッコイイ。ひどいセリフだらけのひどい役を一生懸命彼女は演じていて、好感度大。入浴シーンでヌードを見せる。本作と『ナイト・パトロール』などの演技で、リンダ・ブレアはその年の最低の女優に贈られるゴールデンラズベリー賞ワースト主演女優賞を受賞した。
リネア・クイグリーのヌード
『バタリアン』の墓場ストリップで有名なリネア・クイグリーは、本作でリンダ・ブレア演じる主人公の耳の不自由な妹を演じる。彼女が不良グループたちに強姦される凄惨なシーンがあり(かなり痛々しく観るに堪えず嫌な気分になる)、そこで大胆なヌードを見せている。『バタリアン』の役からは想像もつかないような大人しい美少女の役(かなり幼く見える)。彼女は本作の翌年に『バタリアン』に出演。
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レッド・ヒート(1985/米/104分) 映画の感想
婚約者に合いに西ドイツを訪れた女子大学生が、スパイ事件の巻き添えをくって東ドイツに連行され、冤罪をかけられて投獄し、いじめやリンチなどが横行する刑務所で過酷な獄中生活を強いられるというお話。
『エクソシスト』の子役で有名なリンダ・ブレア主演の女囚もの。共演は『エマニエル夫人』のシルビア・クリステル。音楽タンジェリン・ドリーム。『チェーンヒート』のヒットによって女優としてお色気路線に活路を見出したリンダ・ブレアだが、傑作の『チェーンヒート』と比べて、本作の彼女はセクシー女優としては正直魅力薄で、映画としても出来がいいとはとても言えない。それでもそこそこの予算をかけて彼女主演でこういう映画が何本か作られたのは、その知名度ゆえだろう。女囚ものの本場(?!)ドイツを舞台にし、ストーリーも一応あって、お決まりの暴行やら、いじめやら、レズやら、リンチシーンなども目白押しなので、その手の映画に興味がある人にはオススメできる。残忍な女囚ボス役のシルビア・クリステルが相変わらずキレイ。
リンダ・ブレアのヌード
リンダ・ブレアは無実の罪で東ドイツの刑務所に投獄されるアメリカ人役。大胆なヌードシーンはあるが、この手の女囚ものに期待されるようなシーンは少な目。『チェーンヒート』のような成功作はあるものの、彼女にセクシーな映画は正直似合っていない。
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リンダ・ブレアがヌードになった映画
リンダ・ブレア(Linda Blair、本名:Linda Denise Blair、1959年1月22日 – )は、アメリカ合衆国の女優。
1983 チェーンヒート Chained Heat Amazon
1984 暴行都市 Savage Streets Amazon
1984 ナイト・パトロール Night Patrol Amazon
1985 レッド・ヒート Red Heat Amazon
1990 ベッドルーム・アイズ Bedroom Eyes II
1991 硝子のパートナー Fatal Bond Amazon
1994 SKINS/超暴力集団 Skins Amazon