ファングルフ/月と心臓(1997/米/英/他/99分) 映画の感想
友人とパリを訪れていたアンディは、エッフェル塔から飛び降りた女の子をバンジージャンプして助ける。その女の子セラフィーヌは姿を消すが、アンディは彼女に心惹かれる。アンディは彼女の行方を探してあるクラブを訪れるが、そこはエサを求めて人狼がたむろする彼らのアジトで、セラフィーヌも人狼だった。人狼に襲われたアンディはセラフィーヌに助けられるが、彼女はアンディに彼も狼男になると宣告する・・・。
名作ホラー『狼男アメリカン』の正式な続編。監督アンソニー・ウォラー。トム・エヴェレット・スコットがアンディ役、フランスの女優ジュリー・デルピーがセラフィーヌ役。別題『ファングルフ~狼男アメリカンinパリ~』。ヨーロッパ旅行中のアメリカ人、人狼の呪い、主人公を救う現地の女、狼男に殺された者たちが白昼ゾンビ(霊)となって現れるなど、前作の設定を受け継いでいるが、いきなりばからしいバンジージャンプのシーンから始まるなど映画の雰囲気やノリは全く違い、特撮などのクオリティも低く、『狼男アメリカン』の続編としてはかなり評価が悪い。ただ『狼男アメリカン』の続編としてみなければ、それなりにまとまった、よくあるハリウッド製のライトな青春ホラー映画テイストの作品で私はそんなに嫌いではない。
ジュリー・デルピーのヌード
他人の評価は知らないが、ジュリー・デルピーが典型的なフランス娘といった感じで映画の舞台によくあっていて、彼女の存在と魅力が出来の悪い映画をなんとか支えていると思う(あくまでこういったジャンルの映画としてはだが)。この手の映画の典型的なサービスシーンとして胸を見せている。
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Hollywood Pictures J&M Entertainment Stonewood Productions Propaganda Films Cometstone Pictures Buena Vista Pictures
セックス調査団(2001/米/独/108分) 映画の感想
1929年、若き教授エドガーは、三人の性格の個性的な男たちを集め、彼らの性について語らせ、二人の性格の異なる若い女性秘書を雇い、彼女たちにそれを筆記させる。秘書の一人アリスは性的に奥手な女の子で、男たちの赤裸々な話を聞いて戸惑う。けれども少しずつ影響を受けはじめ、政敵に目覚め、風変りな性的妄想を持つ教授のエドガーに惹かれていく・・・。
シュルレアリストのアンドレ・ブルトンの著作『性についての探究』を原作としたシチュエーション・コメディ。監督は『チューズ・ミー』のアラン・ルドルフ。出演者はニック・ノルティ、ダーモット・マローニー、ネーヴ・キャンベル、ロビン・タニーら。シチュエーション・コメディなので舞台もあまり変化せず会話中心。語られる会話の内容は題名通りセックスに関するお話だが、それにのれるかのれないかで評価は変わる。私はあまりのれず、正直退屈な映画だと思うが、最終的にそれぞれが真実の性と愛に目覚める展開や、ネーヴ・キャンベル演じる奥手の女の子が正に目覚めるセクハラまがいのシチュエーションがなんかちょっとエロチックで良かった。傲慢で風変りな富裕化を演じたニック・ノルティの演技もグット。
ロビン・タニー/ジュリー・デルピー/エミリー・ブルーニのヌード
ロビン・タニー、ジュリー・デルピー、エミリー・ブルーニら魅力的な女優さんたちのヌードがみられる。映画の中心となるのはネーヴ・キャンベル。
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ビフォア・ミッドナイト(2013/米/109分) 映画の感想
長距離列車のなかでアメリカ人の青年ジェシーと、フランス人の女の子セリーヌが運命的な出会いをする。二人は意気投合し、ウィーンで下車して夜明けまでデートし結ばれる(ビフォア・サンライズ)。二人は再会を約束するも果たせず、9年後セリーヌとの思い出をもとにして書いた本で売れっ子作家となったジェシーはパリを訪れ、セリーヌとついに再会する(ビフォア・サンセット)。パリでの出会いから18年後、結婚した二人はギリシャでバカンスを過ごしていた。子供を預け久しぶりに二人っきりでホテルで過ごすことになった二人だが・・・(ビフォア・ミッドナイト)。
人気作で批評家の評価も非常に高い『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)』(劇場効果時のタイトルは『恋人までの距離』)シリーズの第3弾。監督は前二作に引き続き『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター。主演の二人も3作変わらず、イーサン・ホークとジュリー・デルピー。本シリーズの特徴は、本編の大半が出ずっぱりのイーサン・ホークとジュリー・デルピーの会話で成り立っており、物語の筋らしい筋もないが(1作目はそれでもまだ物語らしい展開がある)、二人の会話を楽しみその単純な筋のストーリーから男女の愛や人生についての示唆を得られるというものとなっている。こういった映画は当然会話そのものや俳優の演技力や監督の演出力が他のジャンルの映画に比べてもより大事となり作品の出来不出来の差も激しくなるが、本シリーズは、イーサン・ホークとジュリー・デルピーの相性が抜群で会話も楽しく監督の演出力も高く、この手の作品として高いクオリティを誇っている。
ジュリー・デルピーのヌード
シリーズの前二作ではヌードを見せなかったジュリー・デルピーが、本作でシリーズではじめて胸を見せている。フランス女優である彼女の存在はシリーズの要で(イーサン・ホークよりも)、本シリーズは彼女にとっての代表作であるといって間違いないだろう。
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Castle Rock Entertainment Venture Forth Detour Filmproduction Sony Pictures Classics
ジュリー・デルピーがヌードになった映画
ジュリー・デルピー(Julie Delpy、1969年12月21日 – )はフランス・パリ出身の女優。
1987 パッション・ベアトリス La Passion Béatrice
1992 「彼女」の存在 Warszawa année 5703
1993 キリング・ゾーイ Killing Zoe
1996 ティコ・ムーン Tykho Moon
1997 トランス/TRANS Les mille merveilles de l’univers
1997 ファングルフ/月と心臓 An American Werewolf in Paris
2001 セックス調査団 Investigating Sex
2006 ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男 The Hoax
2007 パリ、恋人たちの2日間 2 days in Paris
2009 血の伯爵夫人 The Countess
2013 ビフォア・ミッドナイト Before Midnight