ジェニファー・ビールスのヌード　ブライド他

ブライド(1985/米/英/119分)　映画の感想

フランケンシュタン男爵は、自分が創造した怪物(人造人間)の伴侶として、美しい女の人造人間を創造する。しかし醜い容姿の怪物は疎まれ追い出されてしまう。男爵は女の人造人間をエヴァと名付け完璧な女性として育てようとする。一方怪物は、小人の大道芸人リナルドを助け親しくなって彼にヴィクターと名付けられ共に旅をし、とあるサーカス団に拾われる･･･。

自分が生み出した人造人間の女を自分の意のままとなる完璧な女として育てようとするエゴイスティックなフランケンシュタインと、創造主から捨てられた醜いながらも心優しい怪物の対決を描いた映画。メアリー・シェリーの原作と、ユニパーサルの『フランケンシュタイン』や『フランケンシュタインの花嫁』を下敷きにしているような内容。監督はフランク・ロッダム。スティング、ジェニファー・ビールス、クランシー・ブラウン、デイヴィッド・ラッパポートらが出演。ホラーというよりもどちらかというファンタジー映画よりで、スティング演じるフランケンシュタインとジェニファー・ビールス演じる女人造人間の間のドラマを描いた比較的シリアスなパートと、怪物役のクランシー・ブラウンと小人のデヴィッド・ラパポートの道中やサーカスでの活躍を描いた人情噺的なパートとにわかれ、それが交互に語られて二つのパートが最後に結びつくという物語の構成となっている。退屈なシーンも多く全体として刺激に欠けるが、当時人気歌手だったスティングや人気女優だったジェニファー・ビールスの共演は華やかで、小人のデイヴィッド・ラッパポート(『バンデットＱ』！)と怪物との掛け合いは楽しくホロリとさせ虐げられた者への愛も感じられ、その辺りは良い。

ジェニファー・ビールスのヌード

ジェニファー・ビールスはフランケンシュタンによって生み出される美しき人造人間役(すごくきれい)。『フラッシュダンス』が大ヒットし一躍世界的なスターとなった直後の作品で期待されたが、興行的に大こけし、彼女がの演技もゴールデンラズベリー賞にノミネートされるなど、ジェニファー・ビールスのキャリアを大いに傷つけることとなった。創造され目を覚ました彼女がフランケンシュタンのもとによちよちと歩いて向かうシーンでお尻やアンダーヘアが印象的なヌードを見せているが、ボディダブル。

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ゴッド・アーミー/復讐の天使(1998/米/87分)　映画の感想

ガブリエルをはじめとする天使達が、天国で戦争を起こした！看護師のヴァレリーは天使ダニエルを車ではねて彼と知り合い、誘惑され、天国での戦争の趨勢に決定的な役割を担うと予言された神と人間の間の子を宿す。大天使ガブリエルは再び地上に現れヴァレリーを亡き者にするため追跡する･･･。

神が人間を愛することに嫉妬した天使たちが天国で戦争を起こし、大天使ガブリエルによってそれに地上も巻き込まれる様を描いた「PROPHECY」シリーズの二作目。監督は前作で脚本を担当したグレゴリー・ワイデン(『ハイランダー 悪魔の戦士』の原作者)からグレッグ・スペンスに交代。出演はクリストファー・ウォーケン、ジェニファー・ビールス、ラッセル・ウォン、ブリタニー・マーフィら。クリストファー・ウォーケン演じるガブリエルは基本悪役で、哀愁を漂わせつつすかした感じの彼のキャラが楽しいダークヒーローもの。恐ろしい大天使のはずなのに、そこらのギャング程度の強さしかなく(基本不死身ではあるが)、こういうアメリカ映画でよく感じることだが、神や悪魔の強さの基準がよく分からない。挙句の果ては人間の女の子に協力を求める始末だが、このゴスっぽい女の子を演じるブリタニー・マーフィのキャラが良く、ビデオスルーの低予算映画だが、ホラー映画の制作に定評があるディメンション・フィルムズの作品という事でそれなりに見た目も良く、ハードルを下げまくれば楽しめる。

ジェニファー・ビールスのヌード

ジェニファー・ビールスは人間と天界の間の運命の子供を宿す女性の役で、本作のヒロイン。『フラッシュダンス』以降低迷期が続きB級映画の常連になっていた彼女だが、本作もそのなかの一つ。相変わらず美しく、他の作品ではボディダブルやセミヌードが多い彼女だが、本作でははっきりとヌードを見せている。

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