エレン・バーキンのヌード　シー・オブ・ラブ他

シー・オブ・ラブ(1989/米/113分)　映画の感想

楽曲「シー・オブ・ラブ」を流しながらベットで男を殺す連続殺人鬼。被害者はすべて新聞の恋人募集欄に広告を出した男たちだった。刑事フランクは自ら新聞に公告を出しおとり捜査をするが、彼はそれに応じた女性ヘレンに恋をしてしまう。しかし当初犯人ではないと思われていた彼女に対し疑惑が生じ･･･。

アル・パチーノとエレン・バーキンが共演したクライムサスペンス。監督は『タップス』のハロルド・ベッカー。アル・パチーノの相棒にジョン・グッドマン。刑事ものの映画だが事件の内容自体は単調で、本作の良さは、芸達者で魅力的な役者たちの演技に支えられた恋愛映画やバディ映画としてのおもしろさの部分にある(この時代の刑事物の映画の特徴でもあるが)。なかでも主演のアル・パチーノが素晴らしく、『レボリューション・めぐり逢い』(1985)の失敗でスランプに陥っていた彼はこの映画のヒットで復活した。ただ今観返すとやや刺激に欠けるところもある。当時ヒットした本作を観返してみて『セブン』(1995)の登場以降アメリカのクライム・ドラマは大きく変わってしまったのだなともあらためて感じた。

エレン・バーキンのヌード

アル・パチーノの演技がとくに素晴らしいと述べたが、エレン・バーキンもそれに応えて負けていない(ジョン・グッドマンもいい)。アル・パチーノとのラブシーンで大胆なヌードを見せる。最近では話題に上ることは少なくなったが、エレン・バーキンは一時期かなり注目され活躍していた女優さんだ。

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ワイルド・ビル(1995/米/98分)　映画の感想

伝説のガンマン、ワイルド・ビル・ヒコックはいまや半ばリタイヤ状態。彼はデッドウッドという退廃した街に流れ着きそこで女ガンマンのカラミティ・ジェーンと再会し交遊を深める。一部の人々は治安の守護者として彼に期待するが、彼自身は目の病気や過去のトラウマ、別れた女への未練などからアヘン中毒者になっていた。そんな彼を彼が母親の仇だと語る若者が付け狙い･･･。

実在のガンマン、ワイルド・ビル・ヒコックの晩年を描いた西部劇。監督は『48時間』『ストリート・オブ・ファイヤー 』のウォルター・ヒル。ワイルド・ビルにジェフ・ブリッジス、カラミティ・ジェーンにエレン・バーキン。彼の別れた女にダイアン・レイン。痛快な西部劇というよりも、過去に囚われトラウマを抱えアヘン中毒者であるワイルド・ビル・ヒコックの見る幻想や回想が物語の合間に挟まれた、人間ドラマの比重の高いアクション映画。西部劇としては及第点の作品だが、監督の80年代の作品に見られたような「切れ味」はない。ジェフ・ブリッジスのダウナー系ワイルド・ビルは、痛快な西部劇を期待していた者には肩透かしだが、有名な『ビッグ・リボウスキ』で彼が演じた役の原型のようで興味深い。

エレン・バーキンのヌード

エレン・バーキン演じるカラミティ・ジェーンも実在の人物。タフな女の役が彼女にあっていて、むしろ彼女演じるカラミティ・ジェーンを主役にした西部劇の方が観てみたかった。ジェフ・ブリッジスといっしょに入浴するシーンでヌードをみせる。たわわな臀部が鮮烈。

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エレン・バーキンがヌードになった映画

エレン・バーキン（Ellen Barkin, 本名: Ellen Rona Barkin, 1954年4月16日 – ）は、アメリカ合衆国の女優。

1987　ビッグ・イージー　The Big Easy
1987　シェスタ　Siesta
1989　シー・オブ・ラブ　Sea of Love
1995　バッド・カンパニー/欲望の危険な罠　Bad Company
1995　ワイルド・ビル　Wild Bill