ガール・ネクスト・ドア(2004/米/108分) 映画の感想
高校卒業間近の勉強はできるが奥手の男の子マシューの家の隣に、若くて美しい女の子ダニエルが引っ越してくる。マシューは彼女に一目惚れしお互いにいい雰囲気になるが、ダニエルが元人気ポルノ女優のアテナだと知ったマシューが、彼女を強引にモーテルに連れ込もうとして彼女の心を傷つけてしまう。おまけにマシューは彼女の元ヒモのポルノのプロデューサーに大事な金を横取りされてしまう。マシューはダニエルとの愛とお金を取り戻せるのか・・・。
『24 -TWENTY FOUR-』のキンバリー・バウアー(キム)役のエリシャ・カスバートがセクシーな元ポルノ女優に扮したエッチな青春コメディ。マシュー役にエミール・ハーシュ、ポルノのプロデューサー役でティモシー・オリファント、ジェームズ・レマー。監督はルーク・グリーンフィールド。大学進学を控えた大事な時期だが頭の中はセックスのことで一杯の優等生が、性の仕事に就く女の子と出会い恋をし、ヤクザな人物たちと交流し、羽目を外し、社会の裏を覗き、短期間でお金を稼がなくてはいけなくなって性の仕事に就く女の子の協力を仰ぎ、一連の出来事を通して最終的に成長するという筋書きが、トム・クルーズの『卒業白書』にそっくり。日本劇場未公開の作品だが『卒業白書』のフォロワーとしてはかなりよく出来ている。超イケメンのトム・クルーズに比べ本作の主演のエミール・ハーシュはハンサムだが少し野暮ったくそこに個人的に共感を覚えた。またポルノ業界を舞台背景にし、エロをモチーフにした笑いがふんだんに盛り込まれているところも私の好み。ただ性の仕事に就く人々への扱いが少し雑で偏見交じりで、お話にスパイスもなく、そこは『卒業白書』にかなり劣ると感じた。ティモシー・オリファントやジェームズ・レマー(私の大好きなドラマ『デクスター 警察官は殺人鬼』でデクスターの父親を演じた人)らヤクザな大人たちの演技もいい。
エリシャ・カスバートのセミヌード
もともと日本劇場未公開だったが『24 -TWENTY FOUR-』に出演し日本で知名度が上がったエリシャ・カスバートの出演作ということでDVDが発売される経緯となったらしい。元ポルノ女優の役で、際どいシーンも多く、彼女の魅力とセクシーさ全開の作品だが、胸は見せない。代りにアマンダ・スウィステンやイ・スンヒといった女優さんたちが大胆なヌードを見せている。
ガール・ネクスト・ドア ウィキペディア
ガール・ネクスト・ドア IMDb
ガール・ネクスト・ドア エリシャ・カスバートのセミヌード画像へのリンク
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Regency Enterprises New Regency Daybreak Epsilon Motion Pictures 20th Century Fox
エリシャ・カスバートがヌード(セミ)になった映画
エリシャ・アン・カスバート(Elisha Ann Cuthbert、1982年11月30日 – )は、カナダ出身の女優。『24 -TWENTY FOUR-』のキンバリー・バウアー(キム)役で有名。
2004 ガール・ネクスト・ドア The Girl Next Door (セミ)
2007 その男は、静かな隣人 He Was a Quiet Man (ボディタブル?)