L.A.大捜査線/狼たちの街(1985/米/116分) 映画の感想
ロサンゼルスを舞台にカリスマ的な男に率いられた偽札偽造団と、それを捜査するLAのシークレットサービスの一員であるリチャード・チャンスとの命を賭した戦いを描いたサスペンスアクション映画。
監督は『フレンチ・コネクション』『エクソシスト』のウィリアム・フリードキン。『エクソシスト』以後、やや低迷していると思われていた彼が再注目されるきっかけとなった傑作映画(当時は特撮を駆使したSFやアドベンチャー映画の全盛期で、日本での注目度はそんなに高くなかったようにも思う)。主役のリチャード・チャンスにウィリアム・ピーターセン。カリスマ的な偽札偽造団のリーダー役にウィレム・デフォー。デフォーは本作と前年に出演した『ストリート・オブ・ファイヤー』で観る者に強烈な印象を残す悪役を演じ一躍注目された。ウィレム・デフォーにばかり注目が集まりがちだが、先輩を殺され狂気に囚われた如く犯人を追うウィリアム・ピーターセンの演技もなかなかのもの。シークレットサービスといえば大統領警護が一番に思いつくが、偽造通貨の捜査など国内の諜報活動が従来の任務である。監督もこの企画を持ち込まれた際、このシークレットサービスという職に興味を惹かれ、『フレンチ・コネクション』並みのリアリズムでその内情を描いている。またそういったリアリズムとともに、娯楽映画としての見せ場も満載で、とくにLAを舞台にしたカーチェイスは映画史上に残る出色の出来栄えとなっている。ちなみに北野武の映画監督デビュー作『その男、凶暴につき』は本作からかなり影響を受けている。
ダーラン・フリューゲルのヌード
ダーラン・フリューゲルは生きるためにリチャード・チャンスの情報屋兼愛人となっている女の役。二人の関係がハードでクールでせつなくてなんかいい。かなり過激な二人のラブシーンがあり、そこで彼女はヌードをみせている。ダーラン・フリューゲルは2017年に64歳で亡くなっている。
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ダーラン・フリューゲルがヌードになった映画
ダーラン・フリューゲル(Darlanne Fluegel、1953年11月25日 – 2017年12月15日)は、アメリカ合衆国の女優。
1978 アイズ Eyes of Laura Mars
1985 L.A.大捜査線/狼たちの街 To Live and Die in L.A. Amazon
1988 復讐のハイウェイ Freeway Amazon