シャーリーズ・セロン映画女優ヌード

シャーリーズ・セロンのヌード レインディア・ゲーム他

シャーリーズ・セロン

2 days トゥー・デイズ(1996/米/105分) 映画の感想

元殺し屋ダズモは同じく殺し屋のリーとともに、スキー選手のベッキーの元夫を殺す。保険金目当ての殺人だったが、裏でベッキーとリーそしてリーの愛人のベルガが組んでおり、ダズモは用済みとばかりに消されかけるが、なんとか命拾いし、美術商のアランの家に逃げ込んでそこにいる人たちを人質にする。ダズモは次第に人質と心を通わせ始め、殺人課の警官に憧れる警察官のウェスも巻き込んで、事態は意外な方向へと進んでいく・・・。

ダニー・アイエロ、エリック・ストルツ、ジェームズ・スペイダー、シャーリーズ・セロンらが出演。監督はジョン・ハーツフェルド。ある殺人事件を巡り、お互いにまったく係わりのないない人々の人生が交錯し、あれやこれやありながら、それぞれにとっての大団円をラストで迎えるといった構成の、コメデイ要素も強いクライム映画。少し凝った構成の映画で登場キャラも多く皆な個性的だが、それらをうまくまとめていてかなり楽しい作品となっている。本作と同様にそこそこの知名度がある俳優と売り出し中の若手女優が共演し、ダニー・アイエロが主演した本作と少し似たタッチの巻き込まれ型のいろんなキャラが絡む『リアル・ブラッド』という映画が同年に公開されているのだが、こちらのできはあまりよくない。

シャーリーズ・セロンのヌード

本作はシャーリーズ・セロンの出世作。金髪の美しい容姿と、大胆なヌードとベッドシーンで注目された。脇役だがかなりの存在感をみせており、その後のさらなる飛躍を予感させる、彼女の実質映画デビュー作。

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Rysher Entertainment Metro-Goldwyn-Mayer

ディアボロス/悪魔の扉(1997/米/144分) 映画の感想

フロリダ在住で負けなしを誇る新鋭弁護士ケヴィンは、その腕を買われてミルトンという男が代表を務めるニューヨークの大手弁護士事務所に誘われる。そこでも勝ち続けるケヴィンはミルトンに気に入られ、瞬く間に事務所の共同経営者にまで上り詰める。しかしその一方で妻のメアリーはどんどん精神を病んでいく・・・。

ニューヨークを舞台にした、『ローズマリーの赤ちゃん』なども思い起こさせる現代社会に潜む悪魔について描いた作品。監督は『愛と青春の旅だち』『Ray/レイ』のテイラー・ハックフォード。弁護士の仕事、キリスト教的訓戒という観点から、人の道徳性や虚栄心の問題などについて語られる。といっても真面目一辺倒の映画ではなく、キアヌ・リーブス、シャーリーズ・セロン、アル・パチーノの共演も華やかな、VFXも盛りだくさんの娯楽映画に仕上がっている。ミルトンという初めから怪しさ全開の男を演じたアル・パチーノの怪演が見物で、後半のぶっ飛んだ展開と彼の演技とが相まって、悪魔というものを真面目に描きながらその一方で茶化しているようにもなっており、そのあたりで評価が変わってくる作品でもある(私は好き)。

シャーリーズ・セロンのヌード

シャーリーズ・セロンはキアヌ・リーブス演じる弁護士の妻を演じる。キアヌ・リーブスとのラブシーンなどで相変わらず大胆なヌードをみせる。今回も彼女の演技力は安定している。映画の中でどれだけ脱ごうがこの演技力のおかげで、彼女は単なるお色気要員になることから免れている。

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Regency Enterprises Kopelson Entertainment Warner Bros.

サイダーハウス・ルール(1999/米/126分) 映画の感想

第二次世界大戦前夜、孤児院で育てられそれ以外の世界を知らずに成長した青年ホーマーは、孤児院に中絶のためにやってきたカップルウォーリーとキャンディと出会ったことで外の世界に出ていく。そこでホーマー恋をし、肉体労働を覚え、人種差別など厳しい現実を知りながら成長していくが・・・。

ジョン・アーヴィングの同名小説の映画化で、彼自らが脚色し、アカデミー脚色賞を受賞した。監督は『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』のラッセ・ハルストレム。出演はトビー・マグワイア、シャーリーズ・セロン、マイケル・ケイン他。マイケル・ケインが孤児に深い愛情を注ぐ孤児院付属のの医師を好演し、アカデミーの助演男優賞を受賞した。トビー・マグワイアのイノセントさを感じさせる演技もよい。サイダーハウス・ルールとは黒人季節労働者が寝泊まりする宿舎に張り出された規則のこと。同じくジョン・アーヴィング原作でロビン・ウィリアムス主演の『ガープの世界』を私は非常に好きなのだが、アーヴィングの原作の映画にしてはかなりおとなしめ目の登場人物とストーリーに感じた(原作は未読)。これは意図的で、ジョン・アーヴィングは脚色に際して物語をシンプルにすることに尽力したらしい。『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』もそうだったが、厳しい現実を描きながら、常に人の温かみをその背景に感じさせる演出はラッセ・ハルストレムの真骨頂といえるだろう。秀作。

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シャーリーズ・セロンのヌード

シャーリーズ・セロンは恋人が出征中にトビー・マグワイア演じる主人公と恋に落ちる女性の役。彼女の脱ぎっぷりのよさは相変わらずだが、本作ではほかの作品と違って胸よりお尻が強調されている。胸は控え目。彼女がベッドに裸でうつ伏せに寝ているシーンがあるのだが、金髪、美しい肢体、豊満なお尻の露出という事もあってか、ここはどこかマリリン・モンローの有名な写真を思い起こさせる絵面となっている。本作の彼女の演技も安定している。演技もできて、美人で、脱ぎっぷりもいいとかほんと最高である。

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Miramax Films FilmColony Miramax Films

レインディア・ゲーム(2000/米/104分) 映画の感想

ルーディは刑務所で知り合った男ニックになりすまし、出所後その男の文通相手の女アシュリー会い情事を交わす。しかしニックはアシュリーに以前勤めていたカジノの警備の甘さについて手紙で書いていて、アシュリーを通してルーディのことをニックだと勘違いした男たちが彼を拉致してカジノへの襲撃に強引に参加させる・・・。

ベン・アフレック扮する他人に成りすました主人公が犯罪に巻き込まれていくというクライムサスペンス。監督は『フレンチ・コネクション2』や『対決』で有名なジョン・フランケンハイマー。「他人になりすます」「他人に間違えられる」という題材はありふれているが魅力的でヒッチコックの作品など傑作も多いが、この作品ではそれがうまくいかされていないように感じられ、なんというか全体的に微妙な映画。適度のアクションシーンや、本作の売りである「二転三転」する展開、そしてなによりもシャーリーズ・セロンの魅力によって最後まで飽きずに観れる作品には仕上がっている。

シャーリーズ・セロンのヌード

シャーリーズ・セロンは本作で二度セックスシーンを演じ、そこで大胆なヌードを披露している。二度目のプールでのシーンがとくに印象的で、彼女が水着をはずし胸をあらわにするシーンはエロチックなのはもちろんだがそれ以上に美しさが際立っている。本作に登場するような犯罪者集団のなかに、彼女のような絶世の美女が加わっていることにリアリティはないが、そこは映画の魔法で、シャーリーズ・セロンの女優としての存在感と魅力が、このどこか物足らないクライムサスペンスをなんとか成立させている。

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Dimension Films

裏切り者 (2000/米/115分) 映画の感想

刑務所から出所した若者レオは、自分の叔父が経営する会社で人生をやり直そうとするが、犯罪に巻き込まれ、殺人の罪を負わされる。レオは友人に裏切られ、汚職にまみれた社会の実態を垣間み、苦悩し葛藤するが・・・。

マーク・ウォールバーグ、ジェームズ・カーン、ホアキン・フェニックス、フェイ・ダナウェイらが共演した重厚な人間ドラマ。ほんとうに重い。監督は2007年の『アンダーカヴァー』でも マーク・ウォールバーグ、ホアキン・フェニックスと組むことになるジェームズ・グレイ。主要キャストそれそれが素晴らしい演技をみせている。なかでもジェームズ・カーンが圧倒的な演技力と存在感をみせている。ホアキンもすごくうまい。監督のルキノ・ヴィスコンティなどの過去の名作をふまえ、ハリウッドのテンプレ的な娯楽映画とは違う作品を作ろうという彼の志は、映画ファンとして好感がもてる。ニューヨークの鉄道関係の会社を舞台にした物語なのだが、それに関連したロケシーンも素晴らしい。『ゴッドファーザー』シリーズにかなり影響された映画で、公開後そのことを指摘されたのか、監督がそれについて言い訳めいたことをDVDのコメンタリーでしゃべっている。

シャーリーズ・セロンのヌード

シャーリーズ・セロンは主人公の従妹で、ホアキン・フェニックス演じる主人公の友人の恋人役。義理の父親、従兄、恋人のはざまで葛藤するさまを見事に演じ切っている。彼女のヌードシーンはホアキン・フェニックスと絡んだ一瞬だが、物語の中でも重要な場面となっている。ここでは胸を晒し、下半身は白の下着姿である。本作におけるようなヌードシーンを、「映画における必然性のあるヌード」と私は勝手に名付けているが、彼女がここで一瞬でも裸をみせることで、作品に「本物らしさ」という説得力を与えている。

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Miramax Films Paul Webster/Industry Entertainment

モンスター(2003/米/独/109分) 映画の感想

娼婦のアイリーンは、バーで同性愛者のセルビーと知り合い、二人は関係を結ぶ。愛し合う二人の生活は困窮しアイリーンは売春を続けるが、彼女を侮辱した客を衝動的に殺してしまい、その後も殺人を繰り返してしまう…。

シャーリーズ・セロンが実在のシリアルキラーアイリーン・ウォーノスを演じ、アカデミー賞主演女優賞を受賞した作品。クリスティーナ・リッチが彼女の恋人役。監督は女性のパティ・ジェンキンスで、本作の成功後、彼女は大ヒット映画『ワンダーウーマン』の監督を務める。私自身は凶悪な犯罪者を同情的に描く作品が好きではないが(公平に描くならいい)、シャーリーズ・セロンの熱演もあって、どんな人間にも愛があり、自身の価値観があり、環境が人をすさませ犯罪者にするのだという、本作で描かれている訴えには胸が震えた。特殊メイクを施し体重も増やし殺人鬼になりきったシャーリーズ・セロンの演技が注目されがちだが、ただ庇護され愛されるだけの対象ではない同性愛者の女を演じたクリスティーナ・リッチの演技が抜群にいい。今日の世間一般の同性愛への見方の変化に、この映画は少なからぬ影響を与えていると思う。まあ実際のアイリーン・ウォーノスはこんな〝やわな〟殺人鬼ではなかったと思うが・・・。

シャーリーズ・セロンのヌード

本作のシャーリーン・セロンは特殊メイクを施し、増量までして難役を体当たりで熱演。胸が見えるシーンがあるが、彼女が脱いでいるほかの作品に比べ、露出は少なめ。 彼女の最後の捨てゼリフがいい。

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Denver & Delilah Films K/W Productions Newmarket Films

トリコロールに燃えて(2004/英/カナダ/121分) 映画の感想

名家だが複雑な家庭に生まれた奔放なカメラマンのギルダと、彼女に学生時代に運命的出会いをしたイギリス人のガイ、そしてスペイン人でギルダの愛人でモデルのミアの3人の愛を、スペイン内戦や第二次世界大戦を背景にして描くラブロマンス。

シャーリーズ・セロン、ペネロペ・クルス、スチュアート・タウンゼント出演。どこかで観たり読んだりしたような展開に終始し新鮮さは全くないが、この手の映画としてはわりとよくできた作品。戦争に翻弄される愛し合う男女の悲劇的なドラマは定番中の定番だが涙を誘う。海外での評価は低いようだが、過去のこの手の作品のパッチワークのような内容が評判を悪くしているようである。本作の低評価のせいなのか、監督のジョン・ダイガンはその後長く劇場用長編映画を制作しなかった。

シャーリーズ・セロンのヌード

シャーリーズ・セロンはギルダを演じる。一風変わった性格の女性アーチストであり、それが生き難さとなって破滅へと導かれていく。ありきたりのキャラだが、シャーリーズ・セロンの美貌と演技力とが相まってそれを魅力的なものにしている。ペネロペ・クルスとのやりとりもいい。映画前半のスチュアート・タウンゼントとのラブシーンでヌードを見せる。ただその後もセクシャルなシーンが続くものの、不自然なほど彼女は脱がない。こういう契約上どこで脱ぐか脱がないが露骨に取り決められているような演出は、はっきりいっていただけない(この映画は〝アート〟になりきれていないのだ)。

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Arclight Films Alliance Atlantis Vivafilm  Columbia TriStar Film Distributors International

あの日、欲望の大地で(2008/米/106分) 映画の感想

浮気現場のトレーラーの火事で焼死した不倫男女。二人の死は残された家族に深い傷を残すが、それぞれの息子と娘が出会い、父母と同じく恋してしまう。二人は他の家族の冷ややかな目から逃れるように駆け落ちするが、娘には秘密があり・・・。

シャーリーズ・セロン、キム・ベイシンガー、ジェニファー・ローレンスらが共演する人間ドラマ。監督は『21グラム 』や『バベル 』の脚本家で本作が監督デビューのギジェルモ・アリアガ。基本的には心に傷を持つシャーリーズ・セロン演じる女とその家族の和解の物語だが、複雑な構成というか『21グラム 』などと同じく時系列がノンリニアで正直分かりづらい映画。過去の回想シーンでもさらに時間が入れ替えられていたり、過去と現在で同じ役を二人の俳優が演じていたり、日本人にはメキシコ人の俳優が見分けづらかったりで、そちらの整理に忙しく物語に入りづらかった。その物語自体も悪いものではないがこれといって特筆するようなものでもない。ただ女優陣の演技はよくその部分では大いに観賞価値のある映画だと思う。

シャーリーズ・セロンのヌード

シャーリーズ・セロンは、母親が不倫の末に焼死した心に傷を持つ女を演じる。相変わらず映画の要所要所で大胆なヌードを披露している。ジェニファー・ローレンスが彼女の少女時代を演じているが、二人が同一人物に見えるかはさておき、演技は二人ともうまい。キム・ベイシンガーのベッドシーンもある。

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あの日、欲望の大地で ウィキペディア
あの日、欲望の大地で IMDb
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Wild Bunch 2929 Productions Magnolia Pictures

シャーリーズ・セロンがヌードになった映画

シャーリーズ・セロン( Charlize Theron, 1975年8月7日 – )は、南アフリカ共和国出身のアメリカの女優。『モンスター』でアカデミー主演女優賞、ベルリン国際映画祭銀熊賞、ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門)などを受賞。

1996 2 days トゥー・デイズ 2 Days in the Valley Amazon
1997 ディアボロス/悪魔の扉 The Devil’s Advocate Amazon
1999 サイダーハウス・ルール The Cider House Rules Amazon
2000 レインディア・ゲーム Reindeer Games Amazon
2000 裏切り者 The Yards Amazon
2003 モンスター Monster Amazon
2004 トリコロールに燃えて Head in the Clouds Amazon
2008 あの日、欲望の大地で The Burning Plain Amazon

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