クローズド・ガーデン(2017/米/123分) 映画の感想
50年代後半、経済的な理由からカソリックスクールに通っていた信仰が薄く離婚した母親に育てられていた17歳の少女のキャスリーンは、信仰に目覚め修道女になることを目指し、戒律の厳しい修道院に入る。しかし時代1962年から1965年にかけて行われた第二回バチカン公会議によってカソリックの「近代化」が行われていた時代であり、彼女はその中で、個人の情愛と神への信仰との間で揺れ動くこととなる・・・。
女性監督のマーガレット・ベッツの長編デビュー作。主演のキャスリーンにマーガレット・クアリー(女優のアンディ・マクダウェルの娘で、お母さんに似ている)。修道院長にメリッサ・レオ。「近代化」前で、まだ中世的な厳しい戒律や罰が存在していた頃の女子修道院を舞台にしたドラマ。また、そのような特殊な環境の中に、神へ愛を捧げ普通のアメリカ人の若者としての人生を捨てた少女たちの苦悩が描かれる異色の青春映画でもある。「近代化」前のカソリックについてほとんど知らなかった私はその辺りの描写に興味を惹かれ、苦悩する主人公をはじめとする登場人物たちの姿に、マーガレット・ベッツ監督の安定した演出とマーガレット・クアリーやメリッサ・レオらの熱演もあって深い感動を覚えた。佳作。
マーガレット・クアリーのヌード
主役のキャスリーン役をマーガレット・クアリーが好演。ラスト近くでチラリと全身ヌードを見せる(ここは十字架が出てきて、いろいろと解釈の出来るシーンになっている)。
クローズド・ガーデン ウィキペディア
クローズド・ガーデン IMDB
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デスマッチ 檻の中の拳闘(2018/米/102分) 映画の感想
元海兵隊員アールは家族によい暮らしをさせるために、賞金1000万ドルの格闘技大会「ドニーブルック」に出場するため息子と旅をする。その後アールと因縁のある麻薬の売人アンガスの妹デリアが、トラブルで兄を銃撃した末にアールと合流する。しかしアンガスは生きていて二人を追い、その過程でアールとアンガスは因縁をさらに深め、最終的に「ドニーブルック」で対決する。
DVDのジャケットやあらすじからは格闘技映画のような感じを受けるが、物語の大半を地味で暗い人間ドラマが占めており、格闘技シーンはほんのわずかで、その上爽快感も全くない。肝心のドラマも、アールとアンガスの因縁やその他の人間関係の描き方が浅く、映画後半で二人が対峙してもとくに盛り上がることもない。くそ真面目に「カッコイイ」映画を作ろうとして失敗してしまっている映画ほど退屈なものはない。なのであるが・・・。
マーガレット・クアリーのヌード
デリア役のマーガレット・クアリーがカワイイ上に大胆に脱いでいて(見事な無駄脱ぎ!)、観て損した気には全くならなかった!セックスシーンで下半身ヌード、行水シーンで全身ヌードを披露。
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マーガレット・クアリーがヌードになった映画
マーガレット・クアリー(Margaret Qualley、1994年10月23日 – )は、アメリカ合衆国の女優、モデル。母は女優アンディ・マクダウェル。
2017 クローズド・ガーデン Novitiate
2018 デスマッチ 檻の中の拳闘 Donnybrook
2024 ドライブアウェイ・ドールズ Drive-Away Dolls