トロイ(2004/米/163/196分) 映画の感想
古代ギリシア、スパルタとトロイは和平交渉を成立させるが、トロイの王子パリスがスパルタ王の妻と恋に落ちトロイへと彼女を連れ去ったことで、スパルタ王の兄でギリシアの大王アガメムノンを巻き込んだトロイとギリシャの全面戦争が勃発する。最強の戦士アキレスは友人オデュッセウスに頼まれしぶしぶ従軍するが、アガメムノンですら彼を制御できず、ギリシアはバリスの兄ヘクトルの活躍もありトロイを責めあぐねる。しかし従兄弟パトロクロスがヘクトルに殺されたことに激怒したアキレスがヘクトルに決闘を挑み、打ち倒した事で戦局は大きくギリシアの側に傾き・・・。
『U・ボート』『エアフォース・ワン』のウォルフガング・ペーターゼン監督による古代ギリシアのトロイア戦争を元にした歴史戦争映画。ブラッド・ピット、エリック・バナ、オーランド・ブルーム、ピーター・オトゥールら豪華役者陣が出演。私は『U・ボート』以来の娯楽映画の監督としてのウォルフガング・ペーターゼン監督の手腕を高く評価するが、ハリウッドに移ってからの彼は潤沢な制作資金と一流のスタツフと俳優とに恵まれ、その才能をいかんなく発揮し芸術性はともかく観客を大いに楽しませる非常に「贅沢」なハリウッド製娯楽映画を製作し続けた。『トロイ』はそんな監督のキャリアの頂点に立つような作品で、ポリコレを無視したブラッド・ピットはじめとする白人の美男美女の大活劇、壮大なスペクタルシーン、贅沢なセットや衣装、見事なVFXなどに、観賞中眼福を得た。ホロメスの『イリアス』と著しく違うとか(そもそも本作の古代ギリシアの伝説を現代風に解釈するという事自体がばからしい)、主人公アキレスやパリス含めキャラの造形や行動が変だといったこの映画への批判は、その前では消し飛んでしまう。
ダイアン・クルーガーのヌード
ダイアン・クルーガーはスパルタ王の妻で、トロイとギリシアとの戦争勃発の原因となる王妃ヘレンを演じる。彼女のゴージヤスな容姿が役によくあっている。オーランド・ブルーム演じるパリスとのラブシーンが映画の冒頭にあるが、本作には通常版とディレクターズカット版があり(私の感想は通常版)、通常版の露出は控え目で、ディレクターズカット版の方で彼女のヌードがはっきりと見える。
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Warner Bros. Pictures Helena Productions Latina Pictures Radiant Productions Plan B Entertainment Nimar Studios
ザ・ターゲット(2002/英/米/独/西/94分) 映画の感想
凄腕の殺し屋アレックスは、南アフリカケープタウンの麻薬王クリストの資金洗浄屋でクリストに不利な証言をしようとして命を狙われている弁護士ナイルとその娘エリカのボディガードとして雇われる。クリストから逃れ3人は人里離れたナイルのゆかりの街に身を隠す。逃亡生活の中で彼らは互いに心を通わせ始めるが、アレックスは幼い時に両親を殺された過去があり、実はそれにナイルが関係していて・・・。
デニス・ホッパーとクリストファー・ランバートが共演するアクション映画。監督ジャン=ピエール・ルー。『トロイ』のダイアン・クルーガーの劇場映画デビュー作。凄腕の殺し屋のはずのクリストファー・ランバート演じる主人公の男が守るべき対象であるデニス・ホッパー演じる弁護士の男に逆に助けられるという間抜けな展開が最後まで続く映画で、ここには実は主人公の過去と関係する伏線が込められていることが終盤に分かるのだが、そこまで終始退屈で人間ドラマとしてもアクション映画としてもとくにみるべきところがほとんどない映画。思わせぶりな神秘的な力を持つ敵役の男の最期も拍子抜け。女優デビュー間もない初々しいダイアン・クルーガーの姿が見られることだげが救い。映画前半のかつらをつけたデニス・ホッパーがなんか変(かつらを取った後半の彼はかっこいい)。
ダイアン・クルーガーのヌード
ダイアン・クルーガーはデニス・ホッパー演じる弁護士の娘役。若くてすげぇカワイイ。恋人とベットにいるところをクリストファー・ランバート演じる主人公に踏み込まれ、そこでお尻もあらわな後姿のヌードを見せている。
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American Video Films Bauer Martinez Studios Bladerealm Film Afrika Splendid Pictures
7デイズ(2010/米/83分) 映画の感想
ポールとダイアン夫妻は肺の病を患い死に瀕している娘を救うため、肺移植のためのドナーを探していた。しかし提供者はなかなか見つからず、ポールはメキシコで闇市場から臓器を入手し移植してくれるというマルティネスという医師を探す。しかし彼とはなかなか会えず、ポール自身も危険な目に合う。なんとかマルティネスとコンタクトをとったポールだが、臓器の入手方法についての真実をマルティネスから知らされて・・・。
肺に難病を抱えた娘の命を救うために奔走する男が、メキシコでの闇市場における臓器移植の売買の実態を知り究極の選択を迫られるという社会派サスペンス。監督は『エベレスト 3D』のバルタザール・コルマウクル。ダーモット・マローニー、ダイアン・クルーガー、サム・シェパードら出演。ストーリーははありきたりではあるが、ラストの究極の選択も含め考えさせるものがあり悪くはない。ただ演出に特出したものがなく、出演者の「熱演」も空回り気味で、やや退屈な作品となっているのが残念。
ダイアン・クルーガーのヌード
ダイアン・クルーガーは死が差し迫った娘を必死に気遣う母親の役。娘の様態の急変に驚いてベッドから飛び出すシーンでヌードを見せている(分かりやすいサービスシーン)。
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IFC Films
ダイアン・クルーガーがヌードになった映画
ダイアン・クルーガー(Diane Krüger、1976年7月15日 – )はドイツ出身の女優、ファッションモデル。
2002 ザ・ターゲット The Piano Player
2002 僕のアイドル Mon Idole
2004 トロイ Troy
2005 戦場のアリア Joyeux Noël
2007 忘却の彼方 L’Âge des ténèbres
2010 7デイズ Inhale
2013-2014 ブリッジ〜国境に潜む闇 The Bridge TVドラマ
2017 女神よ、銃を撃て Tout nous sépare
2019 ザ・オペラティブ THE OPERATIVE