ステップフォード・ワイフ(1975/米/115分) 映画の感想
写真家のジョアンナは夫と子供たちともに、コネチカット州ステップフォードに引っ越す。当初は理想的な街かと思われたが、ジョアンナはここで暮らす主婦たちが誰一人として仕事を持たず極端に夫に従順なことに不信を抱く。夫に打ち明けるも彼は排他的男性クラブに入り彼女に耳をかさない。ジョアンナは背後に陰謀があると調査を開始するが、この街には彼女の想像以上の秘密が隠され、彼女自身にも危険が迫っていた・・・。
アイラ・レヴィンの小説を映画化したSF心理ホラー。主演はキャサリン・ロス。監督はブライアン・フォーブス。メアリー・スチュアート・マスターソンがキャサリン・ロスの娘役で映画デビュー。有名な物語だが、日本では劇場公開もビデオもDVDも発売されておらず、知る人ぞ知る作品だった。ウーマンリブへの言及は言わずもがなだが、理想(夢)の世界を人工的に作り上げようというところに同時代の『ウエストワールド』などとのつながりも感じるし(ディズニーへの風刺?)、全体主義への恐怖も感じる。社会風刺と奇抜な空想との融合を理想的な形で示した良作。原作は2004年にニコール・キッドマン主演で二度目の映画化がされている。
キャサリン・ロスのヌード
「現代的」な女を演じ、周囲から孤立し怯えつつも孤軍奮闘するキャサリン・ロスが彼女の出演した他の有名作品にも負けない当たり役。映画のクライマックスで、意外な形で彼女のシースルーでのヌードが見られるが、肉襦袢のようにも見える。
ステップフォード・ワイフ ウィキペディア
ステップフォード・ワイフ IMDb
ステップフォード・ワイフ キャサリン・ロスのヌード画像へのリンク
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Palomar Pictures Columbia Pictures
キャサリン・ロスがヌードになった映画
キャサリン・ロス(Katharine Ross, 1940年1月29日 – )はアメリカ合衆国の女優。
1972 潮騒 Le hasard et la violence
1975 ステップフォード・ワイフ The Stepford Wives