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ケイ・レンツ

ケイ・レンツのヌード 愛のそよ風他

ケイ・レンツ

愛のそよ風(1973/米/106分) 映画の感想

離婚して孤独な生活を送る中年の男フランクと宿無し娘(ヒッピー)のブリージーとの年の離れた男女の恋愛を描いた映画。原題はBreezy(ブリージー)。

監督はクリント・イーストウッド。フランクをウィリアム・ホールデン、ブリージーをケイ・レンツが演じる。親子のような見た目の男女の恋愛、一歩間違えば犯罪的でもあり重くもなる題材を、題名通り(Breezy-そよ風-)爽やかに描き切った佳作。クリント・イーストウッドの三作目の監督作品だが、この頃から安定した演出力をすでに見せている。ヒッピーやフリーセックスなど当時の世相が作品に色濃く盛り込まれ、それがジェネレーションギャップとなって二人が交際するうえでの障害として描かれているが、時代に限定された古臭さはない。これはクリント・イーストウッドの監督作品に共通するもので、どんなテーマどんな時代について描こうとも、まずは観客を楽しませ感動させることを第一とする彼のプロフェッショナルな映画作りの賜物であろう。本作にも彼特有の詩情豊かなシーンが見られるが、娯楽映画としての側面と自身の作家性やテーマとの間のバランス感覚に、イーストウッドがこの頃から腐心していたことをこの彼の初期監督作品から感じ取ることができる。観客を楽しませ感動させるために、適切な脚本と役者を揃え適切な演出をすること、そのプロとして当たり前のことが多くの映画人にはできていない事実が、クリント・イーストウッドの映画を観るとあらためて痛感させられる。

ケイ・レンツのヌード

ケイ・レンツは『アメリカン・グラフィティ』の端役で映画デビューし、本作で大役を掴んだ。演出と脚本と彼女本来の女優としての資質が相まって、この奔放そうでいて実は自分というものをしっかりと持っており傷つきやすい面もあるブリージーというキャラクターを魅力的なものにしている。ウィリアム・ホールデンとのラブシーンなどでヌードを見せる。裸の場面が結構多い。単純に若くてかわいらしい。監督のクリント・イーストウッドは撮影中彼女に〝ぞっこん〟だったらしい。

参照リンク

愛のそよ風 ウィキペディア
愛のそよ風 IMDb
愛のそよ風 ケイ・レンツのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
The Malpaso Company Universal Pictures

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ザ・パッセージ/ピレネー突破口(1978/英/99分) 映画の感想

ナチスドイツのSSに追われる科学者家族と彼らの脱出を請け負ったバスク人の男の、ピレネー山脈を越えたフランスからスペインまでの脱出を描いたアクション映画。

監督は『ナバロンの要塞』『マッケンナの黄金』のJ・リー・トンプソン。アンソニー・クイン 、ジェームズ・メイソン、マルコム・マクダウェル、クリストファー・リー 、パトリシア・ニール、ケイ・レンツら有名俳優が共演。欧米での評価が低く、日本でもあまり知名度が高くない映画だが、主人公一行が次々に危機を脱出していくハラハラ感、役者の芸歴と個性とを生かした配役の妙と彼らが織りなす人間ドラマ、そして散りばめられた適度なエロ・グロ・バイオレンス要素と、かなり楽しめる映画。渋カッコよくて強いアンソニー・クインはじめ、キャラはすべてタイプキャスト的だが、そこがまたいい。とくにマルコム・マクダウェル演じるナチスのSSの隊長は、『時計じかけのオレンジ』で彼が演じた役ほどでないにしても、かなり奇矯でインパクトがあり映画ファンなら見て損はない(マルコム・マクダウェル自身は金で請け負った役だと自嘲しているが)。

ケイ・レンツのヌード

ケイ・レンツは逃亡中にナチスに捉えられる科学者の娘の役。シャワーシーンでヌードを見せる。マルコム・マクダウェル演じるSSの隊長にレ〇プされるシーンがあり、ここもかなりインパクトがある。

参照リンク

ザ・パッセージ/ピレネー突破口 ウィキペディア
ザ・パッセージ/ピレネー突破口 IMDb
ザ・パッセージ/ピレネー突破口 ケイ・レンツのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Monday Films Hemdale Film Distribution United Artists

ストリッパー殺人事件(1987/米/88分) 映画の感想

ストリッパー殺人事件を担当する女刑事が、自らストリッパーとなって潜入捜査をし事件を解決へと導くサスペンス映画。

クリント・イーストウッド監督の『愛のそよ風』で有名なケイ・レインツが主役の女刑事に扮する。B級映画の製作で有名なロジャー・コーマンが製作総指揮。安っぽい作りで演出も脚本も雑なところもあるが、なんともいえぬパワーに溢れていて、体感で映画の4分の1ぐらいの長さのストリップの場面、ケイ・レンツ扮する女刑事と同僚の刑事との掛け合いや恋、結構グロい描写、そしてラストの激しいアクションシーンと、見せ場もそこそこにあり、期待値をそれほど高く持たなければわりと楽しめる作品。個人的にケイ・レンツが私の好みの女優さんで、彼女の熱演と活躍が見られることもあって評価が甘くなっている部分もありますが・・・。

ケイ・レンツのヌード

ケイ・レンツはストリップクラブにストリッパーとして潜入捜査する刑事の役なので、もちろん彼女のストリップのシーンがあり、そこでヌードを見せる。初舞台のカチコチになって踊る姿が微笑ましい。ストリップシーンに、激しいアクションシーン、同僚の刑事との掛け合いに恋にと、ケイ・レンツが(大)活躍する彼女の魅力の詰まった映画(本人が完成した映画をどう評価しているのかはともかく)。

参照リンク

ストリッパー殺人事件 ウィキペディア
ストリッパー殺人事件 IMDb
ストリッパー殺人事件 ケイ・レンツのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Concorde Pictures Concorde Pictures

ケイ・レンツがヌードになった映画

ケイ・レンツ(Kay Lenz、1953年3月4日 – )は、アメリカ合衆国の女優。
1973 愛のそよ風 Breezy Amazon
1976 Moving Violation Amazon
1979 ザ・パッセージ/ピレネー突破口 The Passage Amazon
1982 Fast-Walking Amazon
1987 ストリッパー殺人事件 Stripped to Kill Amazon

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