ドリュー・バリモア

ドリュー・バリモアのヌード ボディヒート他

ドリュー・バリモア

ボディヒート(1992/米/88分) 映画の感想

シルビーは「アイヴィ」という派手でセクシーな少女と出会い意気投合し、彼女を自分の屋敷に招く。アイヴィはシルビーの両親ダリルとジョージーにも気に入られ、頻繁に屋敷に出入りし家族同様になる。しかしアイヴィは両親に取り入ってシルビーの地位を脅かし、父親のダリルを誘惑し、母親のジョージーを自殺を装って殺害する。真相を知ったシルビーはアイヴィと対決する決意をするが・・・。

アイビィという少女が「親友」の父親を誘惑し、病気の母親を篭絡し殺し、彼らの裕福な家庭をじょじょに崩壊へと追いやっていくというエロチックドラマ。監督は『ストリッパー殺人事件』のカット・シア。ドリュー・バリモア、サラ・ギルバート、トム・スケリットらが出演。製作者がティーンエイジャー版の『危険な情事』を意図して企画され、低迷期のドリュー・バリモアがセクシーな役に挑んで話題を呼んだ。文芸色を装いつつ、エロい雰囲気を無理から醸成させ、『危険な情事』ばりの「衝撃」シーンをこれでもかというぐらい盛り込もうとしたために、ものすごく大仰なほとんどギャグのようなシーンの連続になってしまい作品としてのバランスがおかしくなった、ある意味すごい映画(私個人の見方です)。それでもドリュー・バリモアのネームバリューとスキャンダル性と彼女の女優としての魅力もあってヒットし、その後二作三作と続編が作られていくことになる。

ドリュー・バリモアのセミヌード

主人公のアイビィを演じた撮影時16歳のドリュー・バリモアは、子役のイメージを払拭する成熟した姿で登場し、トム・スケリット演じる「親友」の父親と濡れ場を演じる。横乳、下着姿で胸を揉まれるなど「過激」なシーンは当然多いが、ヌードはなし。ドリュー・バリモアのヌードを期待すると残念な映画(未成年)。彼女のエロイメージビデオのような作品。

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ドッペルゲンガー/憎悪の化身(1993/米/104分) 映画の感想

ホーリーという女の子がニューヨークにやってきて、作家のパトリックの家の一室を借りて彼と同居することになる。パトリックは次第にホーリーに惹かれていくが、彼女の心の中にはもう一人の邪悪な人格が存在し、彼を戸惑わせる。驚くべきことにその第二の人格はドッペルゲンガーとして実体化し、過去には彼女の母親を殺害しているらしかった。パトリックは真相を追求しようと奔走するが・・・。

ドリュー・バリモアが女優としての低迷時代に出演したサイコホラー。監督は『タイムボンバー』のアヴィ・ネッシャー。その他の出演者はジョージ・ニューバーン、デニス・クリストファー、レスリー・ホープら。ヒッチコックに影響を受けたブライアン・デ・パルマ作品のそのさらに劣化版のような映画。ドッペルゲンガーを巡る謎解きや物語の展開そのものが「そんなわけないやろ!」と突っ込みを入れたくなるような酷さあり得なさなのは頂けないが、監督の演出や役者の演技はますまずで、映画自体の完成度はそれなりにある。後半に登場するぐちゃぐちゃクリーチャーの特殊メイクの出来も良い。まあ一番の売りが、ドリュー・バリモアによるエロシーンなのは当然として。

ドリュー・バリモアのヌード

ドリュー・バリモアはこの頃まだ10代(!)。低迷時代ではあるもののさすがに女優としての存在感は醸し出している。なにより単純に可愛くてイイ。先に述べたように彼女のエッチなシーンが一番の売りの映画なので、彼女のヌードとともにそれがこれでもかと誇張されているが、ぎりアイドルとしての一線は超えてない(厳密にはアメリカに日本のアイドルのような概念はないらしいが)。『ボディヒート』もそうだが、そういうところが売れなくなってお色気路線に行った他の女優たちと違って、彼女にその後の再ブレイクの余地を残したようにも思う。

参照リンク

バッド・ガールズ (1994/米/99分) 映画の感想

1890年代のアメリカ西部、売春婦のコーディは仲間のアニータを虐待した客を撃ち殺す。彼女はアニータ、アイリーン、リリーの3人の娼婦仲間ともに逃走し、アニータの亡くなった夫の農場を目指す。しかし途中コーディの預金を下ろしに銀行に寄った際に、彼女たちは追っ手に追い付かれてしまう。4人はコーディの元恋人で銀行を襲撃しにきた強盗団のキッドに救われるが、コーディの預金も彼に奪われてしまい・・・。

『告発の行方』のジョナサン・カプラン監督による女性が主役の西部劇。マデリーン・ストウ、メアリー・スチュアート・マスターソン、アンディ・マクダウェル、ドリュー・バリモアら有名女優が共演。乱暴な客を撃ち殺し売春宿を逃げ出した4人が、新たな人生を求めつつ、賞金稼ぎの追っ手から逃れ、強盗団と対決するという筋書きのなかに、縛り首、売春宿、賞金稼ぎ、強盗団、牢屋破り、ガンファイト、馬を使った激しいアクションなど、西部劇のお約束の場面が盛り込まれており、それらを従来の西部劇と違い主役を男から女に置き換え娯楽要素にお色気要素を交えて描いているのが特徴。また女性の自立や、男性の女性への暴力という視点も描かれ、フェニズム的要素もある。とはいってもそういった視点を掘り下げるだけの深みはなく、女性陣の大活躍も一種のファンタジーに近く、その辺りでも評価の別れる作品だろうが、個人的には好感触。ジョナサン・カプランの前作はマデリーン・ストウ主演の『不法侵入』なのだが、『告発の行方』も含め、この時期の彼の女性を主人公とした作品群はかなり好き。

ドリュー・バリモアのヌード

ドリュー・バリモアは四人の娼婦の内の一人を演じている。水浴びのシーンと後半の悪漢に拉致されたシーンで胸をみせている。ちなみに水浴びのシーンで四人の中で胸をみせているのは彼女だけ。他の三人はすでにトップ女優だったが、知名度は別として当時の彼女はそのなかでやや格下感があつたように個人的に感じる。幼少期に『E・T』に出演して一躍有名になったものの薬物やアルコール依存になって低迷した彼女は、10代で出演した『ボディヒート』など(全米1位獲得)、お色気路線で再起を図った。本作でもそれを買われてか、ドリュー・バリモアは並み居る女優陣のなかでエロ要素を一手に引き受けている感がある。はっきりいってお色気要員であるが、そのことがかえって彼女を作品のなかで目立たせている。

参照リンク

バッド・ガールズ ウィキペディア
バッド・ガールズ IMDb
バッド・ガールズ ドリュー・バリモアのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
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ボーイズ・オン・ザ・サイド(1995/米/) 映画の感想

レズで黒人のジャズシンガーのジェーンは恋人と別れ心機一転ロサンゼルスに引っ越す決意をして旅に出る。そこにビジネスウーマンのロビンが加わり、二人は途中ジェーンの親友のホリーに会いに行く。しかし夫の暴力に耐えかねていたホリーは夫を誤って死に至らしめてしまう。それによって計画が狂った3人は、アリゾナ州にしばらく落ち着くことにするが、ロビンが病に倒れてしまい・・・。

3人の女性の友情描くロードムービー。監督は『摩天楼はバラ色に』や『マグノリアの花たち』のハーバート・ロス。主役の三人の女にウーピー・ゴールドバーグ、メアリー=ルイーズ・パーカー、ドリュー・バリモア。友情、恋愛、家族愛、大切な人との別れなど、シリアスナテーマを、コミカルに、前向きに、ハートフルに描いた感動作。挿入される歌や音楽も素敵な、見終わった後に温かい気分になれる作品。

ドリュー・バリモアのヌード

ドリュー・バリモアは奔放で少し天然な娘ホリーを演じる。若いころに一時生活が乱れていた彼女の実人生を多少反映しているような役でいい味を出している。ヌードシーンはあるが控え目。

参照リンク

ボーイズ・オン・ザ・サイド ウィキペディア
ボーイズ・オン・ザ・サイド IMDb
ボーイズ・オン・ザ・サイド ドリュー・バリモアのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Le Studio Canal+ Regency Enterprises Alcor Films New Regency Warner Bros.

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ドリュー・バリモアがヌードになった映画

ドリュー・ブライス・バリモア(Drew Blythe Barrymore, 1975年2月22日 – )は、アメリカ合衆国の女優。『E.T.』『エバー・アフター』『25年目のキス』

1992 ボディヒート Poison Ivy セミヌード Amazon
1993 ドッペルゲンガー/憎悪の化身 Doppelganger Amazon
1994 バッド・ガールズ Bad Girls Amazon
1995 ボーイズ・オン・ザ・サイド Boys on the Side Amazon
1995 マッド・ラブ Mad Love Amazon
2003 チャーリーズ・エンジェル フルスロットル Charlie’s Angels: Full Throttle Amazon

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