ロードハウス/孤独の街(1989/米/114分) 映画の感想
腕利きの用心棒ダルトンは、荒廃したクラブ「ダブル・デュース」を立て直すために雇われる。その過程でダルトンは街の実力者で犯罪王のウェスリーと対立し負傷する。彼はそこで女医のクレイと知り合い恋に落ちるが、ウェスリーも彼女に惚れており、二人の対立は街の住民も巻き込んでさらに激しさをましていくことになる・・・。
パトリック・スウェイジが凄腕の用心棒を演じたアクション映画。監督はローディ・ヘリントン。その他の出演者にベン・ギャザラ、ケリー・リンチなど。続編・リメイク(2024)も作られた人気作。みんなの頼れる兄貴役の多かったパトリック・スウェイジが、そのタイプキャストそのままに主役を光らせる助演ではなく彼自身が主演として大活躍する。腕利きの用心棒が、街の秩序を回復させるために悪役の顔役と対決するというよくあるパターンの映画で、アクションの他に恋愛に友情にとお約束の展開が続くが、その単純さが良い。パトリック・スウェイジは、本作の出演後デミ・ムーアと共演した『ゴースト/ニューヨークの幻』でブレイクするが、2009年に癌で57歳の若さで死去した。振り返ると彼は本当にいい役者で、いい映画に恵まれていたと思う。
ケリー・リンチのヌード
ケリー・リンチはパトリック・スウェイジと恋に落ちる女医役で、映画に華を添えるだけの、俳優としては深みのない役だが、見た目がゴージャスで、ヌードシーンも含め、彼女は見事にその役目を全うしている(これもまた女優さんの仕事)。
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Silver Pictures United Artists
逃亡者(1990/米/106分) 映画の感想
天才だが、異常者でもある凶悪犯マイケルが、彼に魅了されたナンシーの手助けによって脱獄する。マイケルは弟ウォーリーと、彼が連れてきたアルバートとともに逃亡し、離婚調停中のティムとノーラの家に不法侵入し彼らを人質にする。ナンシーの合流を待つなか、ティムたちとマイケルとの駆け引き、さらにはマイケルとアルバートとの不和などで、屋敷内は緊張の度を高めていく・・・。
『ディア・ハンター 』のマイケル・チミノ監督によるクライムサスペンス。ハンフリー・ボガートが主演の『必死の逃亡者』のリメイク。ミッキー・ローク、アンソニー・ホプキンス、ミミ・ロジャース、リンゼイ・クローズ、ケリー・リンチら出演。アメリカでの評価が非常に低い作品だが、ヒッチコック調というか、分かりやすい構成とオーソドックスだが丁寧で確実に緊張感を高める演出で、この手の映画としてはかなり楽しめる作品となっている。ミッキー・ロークやアンソニー・ホプキンスら個性的な役者のぶつかり合いもいい。マイケル・チミノ監督らしい人間の内面描写もこの手の映画としてはわりと描かれているように感じられるし、監督らしい抒情的な描写もある。ただミッキー・ロークは『ナインハーフ』以来から続くいつものナルシスト演技で、この辺り観る人によっては鼻に付き、この映画が当時嫌われる要因になったように思う。
ケリー・リンチのヌード
ケリー・リンチは、凶悪犯罪者に惚れ、彼に協力してしまう弁護士の役。刑務所からの逃亡の際、かく乱のためローク演じる凶悪犯に服を破かれ胸をさらされる(こういうシーンも顰蹙を買っているように思う)。
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ケリー・リンチがヌードになった映画
ケリー・リンチ(Kelly Lynch, 1959年1月31日 – )はアメリカ合衆国の女優。
1989 夏の雨は欲望の香り Warm Summer Rain
1989 ロードハウス/孤独の街 Road House
1990 Desperate Hours
1996 監視 Persons Unknown
1997 コールド・ハート Cold Around the Heart
2004-2009 Lの世界 The L Word