私は「うつ依存症」の女(2001/米/独/95分) 映画の感想
複雑な家庭環境のなか母親によって熱心に育てられたエリザベスは、文学的才能を開花させ、ハーバード大学に進学する。しかし彼女は幼いころから鬱病などの精神疾患を患っており、大学でも周囲とうまくやっていけず軋轢を生む。精神科医は薬物と心理療法二つの治療を彼女に施すが・・・。
クリスティーナ・リッチが重度の鬱病患者に扮した映画。監督はエーリク・ショルビャルグ。クリスティーナ・リッチ、ジェシカ・ラング、アン・ヘッシュ、ジェイソン・ビッグス、ミシェル・ウィリアムズらが出演。
実在の鬱病患者の自伝小説が原作で、1980年代が舞台となっている(スペースシャトルチャレンジャー号の墜落事故が印象的な場面として挿入される)。原題の『Prozac Nation 』のプロザツクとは抗うつ薬の名称。女優陣の演技が光る映画で、クリスティーナ・リッチのそれは〝真〟に迫っていて、かなり胸を締め付けられる。
クリスティーナ・リッチのヌード
クリスティーナ・リッチは主人公の鬱病を患った女の子を演じる。映画冒頭で脈絡もなく彼女のヌードシーンがある。実際の鬱病患者をどれほどリアルに再現しているのかはともかく、本作での彼女の役作りや演技は称賛に値する。
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Millennium Films Cinerenta Miramax Films
ブラック・スネーク・モーン(2006/米/116分) 映画の感想
幼い時の虐待の記憶などから心を病みセックス依存症になった白人娘のレイ。同じく心に病を抱える恋人の軍隊への入隊で彼女の生活は荒れる。薬に溺れ日々男を漁る彼女は、ある日痴情のもつれから男に頭を殴られ路上に捨てられ放置される。そんな彼女を元ブルースのシンガーで今は妻を弟に寝取られ酒浸りになっている黒人農夫のラザロスが見つける。彼は彼女を家に連れて帰り手厚い介護をする。そして宗教的信念から彼女を鎖で縛り付けて監禁し、彼女を更生させようと試みる・・・。
クリスティーナ・リッチ、サミュエル・L・ジャクソン共演の人間ドラマ。監督はクレイグ・ブリュワー。宣伝用のポスター(この映画の宣伝用のポスターは一部で女性搾取ではないかという批判を受けた)やあらすじからは、何か非常にセクスプロイテーション的な良からぬ映画を想起させるが、実際はいたって真面目な人間ドラマ。アメリカ南部の黒人文化、ブルースやキリスト教への信仰などが映画のモチーフとなっていて、お互いに心の傷を持つ白人娘と黒人の男が偶然出会い、特殊な状況下で心を通わせ、最後はそれぞれにささやかな救いが訪れる。悪くない映画ではあるが、正直深刻すぎて退屈な部分や、展開が強引な部分がある。またここで描かれるアメリカ南部の黒人文化も日本人には少しわかりづらいところがあり、良からぬことを想像してこの映画を観た人は「なんじゃこりゃ」となることだろう。
クリスティーナ・リッチのヌード
クリスティーナ・リッチは映画の大半でパンツ丸出しの半裸状態で、ベッドシーンなどで大胆なヌードを見せる。先にも述べたようにポスターから想像されるような類の過激なエロシーンはない。
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New Deal Productions Southern Cross the Dog Productions Paramount Vantage
クリスティーナ・リッチがヌードになった映画
クリスティーナ・リッチ(Christina Ricci, 1980年2月12日 – )はアメリカ合衆国の女優。『バッファロー’66』『アダムス・ファミリー』。
2001 私は「うつ依存症」の女 Prozac Nation
2007 ブラック・スネーク・モーン Black Snake Moan
2009 アフターライフ After.Life
2012 ベラミ 愛を弄ぶ男 Bel Ami