オリヴィア・ハッセーのヌード ロミオとジュリエット他

ロミオとジュリエット(1968/英/伊/138分)　映画の感想
オリヴィア・ハッセー
スローター・ゲーム(1982/豪/93分)　映画の感想
オリヴィア・ハッセーのヌード
オリヴィア・ハッセーがヌードになった映画

ロミオとジュリエット(1968/英/伊/138分)　映画の感想

14世紀のイタリア、ヴェローナ。モンタギュー家とキャピュレット家は激しく対立し憎しみあっていた。そんななかモンタギュー家のロミオとキャピュレット家のジュリエットという若い二人が出会い恋に落ちる。修道僧のロレンスは、二人の結婚は両家の和解にもつながると密かに二人を結婚させるが･･･。

ウィリアム・シェイクスピアの有名な悲劇『ロミオとジュリエット』を『ブラザー・サンシスター・ムーン』や『ハムレット』のフランコ・ゼフィレッリが映画化した青春映画。ロミオにレナード・ホワイティング、ジュリエットにオリヴィア・ハッセー。原作にかなり忠実な映画化だが、ロミオとジュリエットに原作に近い年齢の役者を起用し、躍動感あふれる演出を施して現代的な感覚の青春映画にし、二人の瑞々しい演技や、ニーノ・ロータの名曲の力などもあって世界的にヒットし、数々の賞に輝いた名作。劇中でヌードを見せた二人は本作への出演で大いに注目されたが、公開から50年以上たった2022年に二人は該当のヌードシーンが児童ポルノや性的虐待にあたり、この映画への出演によってその後の自分たちのキャリアが傷つけられたと主張して製作のパラマウント・ピクチャーズを訴えた。

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ロミオとジュリエット

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オリヴィア・ハッセー

撮影時15歳だったオリヴィア・ハッセーがとにかく可愛らしく瑞々しく躍動感溢れていて素晴らしい。問題のシーンは直接的な描写こそないが、二人がまぎれもなく結ばれたことを表現しかなり生々しく、二人のヌードはそれを強調しシーンに効果的な作用を及ぼしている。本作が公開された1968年は映画の表現を規制していたヘイズコードがアメリカで廃止された年であり、そういう背景もあって、若い二人のヌードシーンはアメリカ映画界に新しい息吹を吹き込むものでもあったと思われる。

参照リンク

ロミオとジュリエット　ウィキペディア
 ロミオとジュリエット　IMDB
ロミオとジュリエット　オリヴィア・ハッセーの画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。注意ください。)
BHE Films　Verona Produzione　Dino de Laurentiis Cinematografica　Paramount Pictures

パラマウント

スローター・ゲーム(1982/豪/93分)　映画の感想

「1995年」、世界で全体主義が猛威をふるい「社会逸脱者」は国家によって強制的に収容所に入れられ「再教育」を施されていた。脱獄してきた囚人を庇った罪でアリスは、リタやポールとともに収容所に送られる。そこは残忍な収容所長に支配されていて囚人への残酷な刑罰や暴行が横行しており、アリスも到着早々看守によってレ〇プされそうになる。収容所では毎年「ターキーシュート」という囚人を獲物とした人間狩りゲームが行われており、アリスたちも収容所の外に放たれ所長たちから獲物としてハンティングされるが･･･。

全体主義国家の収容所で行われる人間狩りゲームの獲物に選ばれた男女のサバイバルを描くバイオレンス映画。監督は『スカイ・ハイ』のブライアン・トレンチャード＝スミス。出演者はスティーヴ・レイルズバック(『スペースバンパイア』のカールセン)、オリヴィア・ハッセー、カーメン・ダンカン、ノエル・フェリアー他。日本では劇場公開されず、知る人ぞ知る作品だが、海外ではオーストラリア・ニューウェーブの一作としてカルト映画扱いされている。最初、女囚刑務所映画のようなノリで始まり、前半三分の一はそういった映画定番の女性への暴行(未遂)シーンやシャワーシーンなどが見られるが、残りの三分の二は残忍な人間狩りのシーンと囚人たちの反乱というバイオレンスアクションシーンで占められ、これが想像以上にグロくアクションもド派手で予想の斜め上だった。収容所の支配者たちが劇画チックですさまじくIQが低い連中で、彼らが行う囚人への暴行やいじめや人間狩りなども程度が低いがそれも味になっていて、映画の作り自体もわりとしっかりしており、とくに後半の囚人が反乱する場面のアクションシーンの激しさが際立つが、癖のあるエロ、グロ、バイオレンス映画として一定のクオリティがありカルト化しているのも頷けるところはある。

オリヴィア・ハッセーのヌード

オリヴィア・ハッセーは罪収容所に入れられる無辜の女囚役で、この手のジャンル定番の暴行未遂のシーンやシャワーシーンがあるが、露出は控え目で一部はおそらくボディダブル。公開時30代の彼女は相変わらず美しく、前半から中盤のいじめられ狩られる側から一転、後半は大活躍を見せ、低俗なエクスプロイテーション映画ではあるが、それが気にならなければ彼女のファンにとっては良い映画となっている。

参照リンク

スローター・ゲーム　ウィキペディア
 スローター・ゲーム　IMDb
スローター・ゲーム　オリヴィア・ハッセーのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
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