リンジー・ローハンのヌード　マチェーテ

マチェーテ(2010/米/105分)　映画の感想

メキシコの元凄腕捜査官マチェーテは、妻子を麻薬王に殺され、今はアメリカ、テキサスで不法移民の労働者として働く身。そんなある日、彼は不法移民排斥を訴える議員の暗殺未遂事件に加担する。しかし事件の背後には裏があり、秘密を知る彼は命を狙われるようになる。追ってから逃れつつ事件の真相を追求していくマチェーテ。やがて事態は、彼を巻き込んで、不法移民を支援する組織と、移民狩りを行う自警団、その背後にいる麻薬王との戦争へと発展していく･･･。

二本立て映画『グラインドハウス』の中に挿入されたダニー・トレホ演じるマチェーテという男が活躍する架空の映画のフェイク予告編からの派生した作品。監督はロバート・ロドリゲス。権力者に虐げられいじめられる側が暴力でもって復讐を果たすというエロ、グロ、バイオレンス満載の70年代に流行したエクスプロイテーション映画のフォーマットに、当時監督として脂ののっていたロバート・ロドリゲスが現代風のテイストを加えて撮り上げた。鉈で腕が宙を飛び、腸をロープがわりに脱出し、銃弾が乱れ飛び、派手な爆発があり、激しい格闘があり、リンジー・ローハンが脱ぎ、ロバート・デ・ニーロ、スティーヴン・セガール、ドン・ジョンソンら大物俳優が扮した悪役たちが痛快に成敗される傑作映画。メキシコからの不法移民という問題を取り上げた物語も、ストレートにメッセージを発していて激熱。

リンジー・ローハンのヌード

リンジー・ローハンは、当時お騒がせセレブだった自身やパリス・ヒルトンをモデルにしたような、麻薬に溺れ、ネットポルノに出演する裕福な家庭の娘役。70年代のリベンジ映画の女主人公へのオマージュのごとき後半の尼僧姿がカッコイイ。マチェーテとの母娘「親子ど〇ぶり」のシーンなどでヌードを見せるが、映画冒頭のマイラ・リールのヌードにインパクトで負けているところが残念なところ。

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リンジー・ローハンがヌードになった映画

リンジー・ローハン（Lindsay Lohan, 1986年7月2日 – ）はアメリカ合衆国の女優、歌手。

2010　マチェーテ　Machete
2013　ザ・ハリウッド　The Canyons　Amazon