ジリアン・アンダーソンのヌード　バイオレンス・ブリッド

バイオレンス・ブリッド(2007/英/80分)　映画の感想
ジリアン・アンダーソンのヌード
ジリアン・アンダーソンがヌードになった映画

バイオレンス・ブリッド(2007/英/80分)　映画の感想

パーティの帰りにレ〇プされたキャリアウーマンのアリスは、一緒にいて大けがを負わされた年下の恋人アダムとともに、犯人たちへの復讐を果たそうとするが･･･。

ネタバレありです。

『X-ファイル』のスカリー捜査官で有名なジリアン・アンダーソン主演のいわゆるレ〇プリベンジ物･･･、と思いきや、彼女が復讐を果たすわけでもなく、陰鬱な展開が延々と続いた末に(時間は80分と短いが)、何がやりたいのか言いたいのか分からないもやっとした形で終わる映画。「お前が復讐するんかい！」とラストは思わずツッコミを入れてしまった。人間ドラマとしても見るべきところはなく、爽快感ゼロ、テーマ性ゼロ、作り手の情熱ゼロで、ジリアン・アンダーソンのセクシーシーンだけが「売り」の作品。海外のAmazonレビューなどを見ていると、ジリアン・アンダーソンが出ているだけ、彼女のセクシーな姿が見られるだけ、彼女がわりとハードな内容の役をやっているだけで称賛するファンの存在があり、こういう志の低い酷い出来の映画でも一定の需要があることが窺える。