エリザベス・マクガヴァン

エリザベス・マクガヴァンのヌード ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ他 

エリザベス・マクガヴァン

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984/米/伊/229分) 映画の感想

1930年代、自分の通報が発端で仲間を警察に殺されたギャングのヌードルスはアヘン窟に籠りアヘンを吸っていた。1920年代、ヌードルスやマックスら少年ギャング団は酒の密売で稼ぎそれを駅のロッカーに隠していた。ヌードルスはダンサーを夢見るデボラという少女に一目ぼれするが、彼は仲間が殺された報復で殺人を犯し服役する。10年後出所したヌードルスはマックスらに迎えられ再びギャングとして活動を始めるが、マックスとの関係は方向性の違いから多少の傷が入り、また再会したデボラが自分のもとを去ることを知ったヌードルスは彼女をレイプしてしまう。さらには禁酒法で稼げなくなることを恐れたマックスが連邦準備銀行を襲うという無謀な計画を切り出してきて・・・。

『荒野の用心棒』のセルジオ・レオーネ監督によるギャング映画。出演者はロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・ウッズ、エリザベス・マクガヴァン、トリート・ウィリアムズ、ジェニファー・コネリー他。『荒野の用心棒』や『ウエスタン』などを通して描き続けてきた、イタリア人である監督が「夢見てきた」アメリカの、その集大成となるような作品。少年ギャング団の活躍を通して、彼らの成長や友情や恋や裏切りの物語を描きつつ、それがアウトローの視線から描いたアメリカ社会の裏面史的にもなっており、さらには時系列は行きつ戻りつし、一部場面は主人公の妄想であるという疑いも加わるなど、ギャング映画としても人間ドラマとしても社会批評的ドラマとしても、映画そのものの構造としても、非常に多層的・重層的な作品となっている。そのうえで監督の演出は冴えわたり、ロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・ウッズら俳優陣の演技は素晴らしく、撮影や美術も良く、とくにエンニオ・モリコーネ音楽は神かがった、映画史に残る大傑作。とくに称賛に値するのは、ギャング団の少年時代を描いたパートで、ここは時代の空気感の再現、音楽、ロケ、セット、なによりもロバート・デ・ニーロら主要キャストの子供時代を演じた子役たちの演技が見事。彼らはロバート・デ・ニーロの演技を一部トレースしていて、そしてもちろん少年時代とその他のパートが有機的に繋がっているからこそ名作足り得ているわけだが、少年時代のパートの出来がロバート・デ・ニーロらが演じるパートを一部凌駕しているようにも感じられるのがおもしろい。

エリザベス・マクガヴァンのヌード

エリザベス・マクガヴァンは主人公のヌードルスが恋した女性デボラを演じる。デボラの少女時代を演じたジェニファー・コネリーの美少女ぶりに話題を攫われがちであったが、ジェニファー・コネリーにも負けない女優としての輝きを彼女は発している。80年代はフィービー・ケイツら「かわいい」系の女の子が人気で、彼女のような古風なクール系の美女はあまり目立たなかったが、それはあくまで彼女たちに比べてであり、出演した映画からしても、彼女が80年代を代表する若手女優の一人であることは間違いない。ロバート・デ・ニーロ演じるヌードルスにレイプされるシーンでヌードを見せている。少女時代のデボラのヌードはジェニファー・コネリーのものではなくボディダブルといわれている。

参照リンク

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ ウィキペディア
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ IMDb
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ラグタイム(1981/米/155分) 映画の感想

20世紀初頭のニューヨーク、ホワイトという男が元コーラスガールのエヴリンをモデルにした裸像を公開し、怒りに駆られた彼女の夫によって射殺される。一方とある上流階級の家では庭に捨てられた黒人の赤ん坊と遺棄した母親のサラが引き取られていた。父親はラグタイムピアニストで黒人のウォーカーで、彼は名乗り出てサラと結婚することを約束する。しかしウォーカーは白人消防士たちに嫌がらせを受け、それを訴えても聞き入れられず、怒りから暴動を起こし図書館に立て籠もる・・・。

『アマデウス』のミロス・フォアマン監督による20世紀初頭の世相やそこに生きる様々な階層・職種の人々の人生模様、とくに人種差別の問題に焦点をあてて描く人間ドラマ。出演者はジェームズ・キャグニー、ブラッド・ドゥーリフ、モーゼス・ガン、エリザベス・マクガバン、ケネス・マクミラン他。人間ドラマとくに理不尽な人種差別に立ち向かう黒人ミュージシャンとその家族の戦いと悲劇は胸を打ち、一方で娯楽楽映画としての見せ場もあり、当時の風俗や街並み芸能などを再現した美術やセットや演出は華やかで、総合的にみて非常によく出来た映画。私も初見時感銘を受けたという覚えがあるが、日本ではいまだDVDもブルーレイも発売されず配信もされていない。

エリザベス・マクガヴァンのヌード

エリザベス・マクガヴァンは元美人コーラスガールの役で、美人で男を惑わせ、いくつかの物語をつなげる役。ここでの演技が注目されそれが『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』への出演に繋がっていく。かなり大胆なヌードを見せている。

参照リンク

ラグタイム ウィキペディア
ラグタイム IMDb
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月を追いかけて(1984/米/108分) 映画の感想

1940年代のカリフォルニア州北部、ヘンリーとニッキーの徴兵が決まり彼らは海外に派兵されることになる。収集まで6週間と迫る中、ヘンリーは映画館でチケットを売っているキャンディーに一目ぼれし、二人は交際し愛し合う。しかしニッキーが女の子を妊娠させ、ヘンリーがその中絶費用をキャンディーに無心したことで、三人の関係に亀裂が生じ・・・。

徴兵された親友同士とその彼女たちの姿を描く青春ラブドラマ。監督は俳優としても有名な(『さよならコロンバス』)リチャード・ベンジャミン(『マネー・ピット』『花嫁はエイリアン』)。出演者はショーン・ペン、エリザベス・マクガヴァン、ニコラス・ケイジ他。徴兵されるという未来がそれまでの期間を限られた貴重なものにし、そこで繰り広げられる恋愛や青春模様を強調させるという定型的な構造の映画で、愛する彼女の秘密、ダメ男の親友など、内容もありがちだが、それを衒いなくやっていることがかえってよく、役者も魅力的で演技もよく、ラストでは切ないが爽やかな感動を味わえる。

エリザベス・マクガヴァンのヌード

エリザベス・マクガヴァンはショーン・ペン演じる主人公と恋に落ちる女の子の役。彼女は本当にこういう「時代物」の映画の役が似合う。ショーン・ペンとの水辺でのラブシーンでヌードを見せている。

参照リンク

月を追いかけて ウィキペディア
月を追いかけて IMDb
月を追いかけて エリザベス・マクガヴァンのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Paramount Pictures

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