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映画女優ヌード

キャロリン・ホーリハン/キャリック・グレンのヌード バーニング

映画女優ヌード

バーニング (1981/米/91分) 映画の感想

サマーキャンプの用務員が、そこに来ていた若者たちによって大けがを負わされ、醜い容貌の殺人鬼になって、数年後にサマーキャンプに舞い戻り、若者たちを惨殺しまくるというスラッシャーホラーの傑作。

セクハラ騒動で話題なったハーヴェイ・ワインスタインがミラマックスで手掛けた初期の作品。『13日の金曜日』のヒットにあやかったような映画扱いだが、それより以前に、『悪魔のいけにえ』などにインスパイアされて、新人映画製作者にとって低予算のホラー映画は安パイだとして企画が練られていた。ホリー・ハンターやジェイソン・アレクサンダー、フィッシャー・スティーヴンスといった後に有名になる俳優たちの映画デビュー作だが、数多く出演した若手俳優の中に埋もれて正直判別がつきにくい。監督はイギリス出身のトニー・メイラムで、彼が手掛けた作品で他に日本で知られているものとしてはTV放送されたTV映画『美女ドリアン・グレイの秘密』などがある(この作品は私の子供の頃のトラウマ作品)。80年代当時数多くのスラッシャー映画が制作されたが、その中でも本作はピカイチの出来で、観客を本気で恐がらせ楽しませようとする姿勢がひしひしと伝わってくる。ここには監督の力量に加え、ワインスタイン兄弟の映画製作者としての手腕も垣間見られる。何かが起こる前の雰囲気の醸成や起こるまでの段取りのうまさ、「客席から飛び上がるほどビックリする」といった表現がぴったりのショッキングシーンの連続、適度のお色気要素、美しくも不気味なキャンプ場の自然の風景をとらえた映像、常に危険と隣り合わせのようなヒリヒリとした緊迫感、後半の生きるか死ぬかのサバイバル感、そして元イエスのリック・ウェイクマンによるプログレッシブ調の独特の音楽と、どれもが素晴らしい。

元イエス リック・ウェイクマンの超カッコイイサントラ Theme From The Burning

なかでも『13日の金曜日』や『ゾンビ』で有名なトム・サヴィーニの特殊メイクが超一流で、それだけでも一見の価値がある。その残虐シーンはこういう若者向けの低予算の娯楽映画に似つかわしくないぐらい凄惨でどぎつく(〝リアル〟な殺人感が半端ない)、本当に素晴らしく、彼の面目躍如である(指がピョ~ン)。物語自体も単調ではあるが、クロプシーという有名な都市伝説を基にしていて、フォークロア的で、殺人鬼として彼の側にも動機や理由を持たせているところも良い。私自身はこの映画を若い時に観て思い入れがあるが、そうだから誉めているわけではない。その当時に観た他のホラー映画でも面白くないものは面白くない。ちなみに日本では殺人鬼の名前が配給会社によってバンボロと変更され「おもしろおかしく」宣伝された。

キャロリン・ホーリハン/キャリック・グレンのヌード

本作でヌードになったキャロリン・ホーリハンとキャリック・グレンは有名な俳優ではないが、エロと殺戮シーンがセットになった本作を代表するシーンでそれぞれヌードになっていてインパクト大。これらのシーンによって彼女たちは映画の歴史に確かな爪痕を残した。とくにキャロリン・ホーリハンの、森の中の湖での行水、下着を隠されて全裸で森の中を徘徊、そしてそのあとの強烈な惨殺シーンは、嗜虐性もこの上えなく、いい意味でも悪い意味でもこれぞホラー映画!といったシーンで素晴らしい。

参照リンク

バーニング ウィキペディア
バーニング IMDb
バーニング キャロリン・ホーリハン/キャリック・グレンのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Cropsy Venture Miramax Films Filmways Pictures

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