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マリリン・チェンバース映画女優ヌード

マリリン・チェンバースのヌード ラビッド

マリリン・チェンバース

ラビッド(1977/カナダ/91分) 映画の感想

交通事故にあい、その際の手術で人工皮膚を移植された女性が、その際の副作用で脇の下に人の生き血を求める管を生じさせ、吸血鬼と化して人々を襲い、町中を吸血鬼だらけにしていくという終末感漂うパニツクホラー映画。

『戦慄の絆』や『危険なメソッド』の デヴィッド・クローネンバーグ監督作品で、劇場長編デビュー作の『シーバース/人喰い生物の島』を、舞台を島から外の街全体へと広げてスケールアップしたような、セルフリメイクのような作品。私自身の評価・感想は『シーバース/人喰い生物の島』同じようなものなのでそちらを参照してもらえればと思う。本作も『シーバース/人喰い生物の島』と同じく、本作にもロメロのゾンビ映画に通じるものが感じられるが、ロメロがピッツバーグでのインディペンデントの監督であることにこだわり興行的にもメジャーへの進出でも苦労したのに比べ、デヴィッド・クローネンバーグ監督は強烈な作家性を持ちながら、デビュー作からカナダ政府からお金を出してもらって映画を作り、本作では早々にアメリカに進出し、製作者の意見を聞いて『シーバース/人喰い生物の島』ではホラー映画の絶叫クイーンのバーバラ・スティールを、本作では有名なポルノ映画女優のマリリン・チェンバースを出演させ、作家性とほどよい娯楽性を両立させて興行的に成功させ、その後の映画界への成功に繋げてったところが興味深い。ジョージ・A・ロメロにはそれができなかった。

マリリン・チェンバースのヌード

ハードコアポルノの金字の『グリーンドア』に出演して大成功を収め、一般映画への出演も模索してたマリリン・チェンバースが本作の主役の吸血鬼役(といっても『シーバース/人喰い生物の島』もそうだが本作にも明確な主役らしい主役は存在しない)。吸血鬼といっても牙で嚙みつくのではなく、脇の下の管から血を吸う。この管がデヴィッド・クローネンバーグ監督らしい悪夢的な不気味さでなおかつ卑猥。ヌードシーンはあるが、ハードコアポルノ女優である彼女に期待されるような過激なシーンはない。

参照リンク

ラビッド ウィキペディア
ラビッド IMDb
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