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ジェーン・フォンダ映画女優ヌード

ジェーン・フォンダのヌード コールガール他

ジェーン・フォンダ

コールガール (1971/米/114分) 映画の感想

一流企業の重役失踪事件に絡んで雇われた探偵が事件に関係があるとみられるニューヨークの娼婦と接触を持つが、彼女自身も何者かに監視されていて、彼女を守りつつ捜査を続けていくうちに二人は恋仲になり・・・。

『大統領の陰謀』などで有名なアラン・J・パクラ監督のサスペンス映画。本作の娼婦役でジェーン・フォンダはアカデミー賞とゴールデングローブ賞などの主演女優賞を獲得した。そういうとなんだか堅苦しそうに感じられるが、娼婦というものに焦点を当て人間の心の闇を描いた部分に社会派的テーマは見られるものの、基本は探偵映画であり、サスペンス映画であり、男女の恋愛映画。ジェーン・フォンダの役も娼婦という職業よりも、ニューヨークで一人で働く女性としての面にスポットライトが当たっていて、そういった女性の内面や揺れる恋心などを彼女は繊細に演じている。探偵クルートを演じる若き日のドナルド・サザーランドは決して美男ではないが、独特の個性とクールさを纏っていてカッコイイ。

ジェーン・フォンダのヌード

娼婦役で、もちろんそういうシーンもあるにはあるが、ジェーン・フォンダのヌード自体は控え目。芸能一家に生まれ、経歴も波瀾万丈なため、彼女に抱くイメージは人によって様々だろうが、私にとってはとてもキュートな女優さんという印象だ。

参照リンク

コールガール ウィキペディア
コールガール IMDb
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Gus Productions Distributed by Warner Bros.

バーバレラ(1968/米/伊/仏/98分) 映画の感想

陽電子光線発生装置という宇宙を滅ぼすレベルの発明をしたデュラン・デュラン博士の逮捕を地球大統領から命令されたバーバレラが、くじら座タウ星(実在する)に向かうが、そこは人間の悪しき思考を養分にする黒い女王に支配された生きた星で、デュラン・デュランは女王を追い落とし宇宙の支配者になろうと目論んでいた。バーバレラは飛ぶことのできなくなったエンジェルや、追放された人々の助けを借りながら、デュラン・デュランとの対決に挑む。

フランスの大人向けコミック、バンド・デシネの代表作の一つを原作とし、ロジェ・ヴァディム監督が当時の妻のジェーン・フォンダを主演に据えて監督したエロチックなSF映画。ローリング・ストーンズのキース・リチャーズの恋人だったアニタ・パレンバーグがSMチックな格好の女王様役。ロジェ・ヴァディム監督は、ジェーン・フォンダを始め、ブリジット・バルドーやカトリーヌ・ドヌーヴと数々の有名女優さんと映画を撮り交際し浮名を流したことでも有名なプレイボーイ(実際はどうだっかは知らないがセクハラ感はない)。本作はSF映画史的にもエロ映画史的にも重要で、設定や世界観や、キッチュてキャンピーでサイケなルックが後のサブカルに与えた影響も絶大。世界的に有名なバンドデュラン・デュランの名前の由来はこの映画から。公開年度は『スター・ウォーズ』の役10年前で、『2001年宇宙の旅』と同じころ。人類が武器を放棄している、セックスは薬を介し肉体での接触をしない、そして陽電子光線や意志を持った惑星など、そういった設定がまず興味深い。またオーガニズムで人を殺すオルガン型の拷問器具、女性の服を食いちぎる人形、小鳥で女性を拷問する装置(拷問ばっかり!)などの小道具もおもしろい。ジェーン・フォンダによる映画冒頭の無重力ストリップのシーンはかなり有名。98分とそれほど長くない映画だが見所の多い映画でお腹いっぱいになる。私のフェイバリットな映画の一本。こういう映画を観ると「フェミニズム」とか「女性の視点」とかいったものは自分の中で吹っ飛んでいく。

barbarella theme song YouTube

ジェーン・フォンダのヌード

重要な任務を請け負い宇宙を股にかけて冒険するバーバレラ役のジェーン・フォンダは、常に奇抜でエロいファッションで、行く先々でセックスに関連した奇想天外な体験をする(それほど過激さはないが様々な性的シチュエーショが見られて楽しい)。当時の旦那によって撮られた彼女は、ほんとうに美しくてカワイイ。最初薬を通してのセックスしかしらなかったバーバレラが、肉体を介したセックスの快感を覚え、最終的に彼女の性的なパワーが宇宙を救うという展開がなんとも素晴らしい。

参照リンク

バーバレラ ウィキペディア
バーバレラ IMDb
バーバレラ ジェーン・フォンダの画像へのリンク
バーバレラ ジェーン・フォンダのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Marianne Productions Dino De Laurentiis Cinematografica Paramount Pictures

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帰郷(1978/米/128分) 映画の感想

1968年、貞淑な妻サリーの夫でアメリカ海兵隊員のボブがベトナムに派遣される。サリーは友人のヴィに誘われ軍付属の病院でベトナムからの帰還兵相手にボランティアを始め、そこでかつての高校の同級生ルークと再会する。ルークはベトナムで負傷し下半身不随となり心を病んでいたが、サリーとの交流の中で明るさを取り戻す。二人は次第に惹かれあいそして結ばれる。そんなおりベトナムから帰還しおなじく心を病んでいたヴィの弟ビルに不幸が起こり・・・。

『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』、『さらば冬のかもめ』のハル・アシュビー監督による人間ドラマ。サリーにジェーン・フォンダ、ルークにジョン・ボイト。他にブルース・ダーン、ロバート・キャラダイン、ペネロープ・ミルフォードら。本作における演技でジェーン・フォンダとジョン・ボイトはそれぞれアカデミー賞の主演女優賞と主演男優賞を受賞した。戦争で負傷し心を病んでいた男性と国家や夫に対する貞淑な妻であることに抑圧を感じていた女性が介護を通じて交流し惹かれあい互いに心を解放していくというラブロマンスを通して、反戦や女性の自立といったテーマやメッセージを、声高に叫ぶのではなくじわじわと浮かび上がらせるように描く脚本と演出が秀逸。ベトナム戦争を扱った映画ではよく当時のロックや流行歌が流されるが『帰郷』はそのはしりのような作品で、ビートルズ、ローリングストーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ボブ・ディラン、サイモン&ガーファンクルらの楽曲が劇中に流れそれも良い。スター俳優たちの共演で観客を魅了し、音楽で楽しませ、重いテーマを扱いながらお色気も含めたラブロマンスでもある本作は、私には娯楽性とメッセージ性のバランスがほどよくとれたアメリカ映画における一つの最上の形のように思われる。傑作。

ジェーン・フォンダのヌード

ジェーン・フォンダはスキャンダルや政治活動などで偏見を持たれたり嘲笑されたり反感を持たれたりして、彼女のことを良く思わない人も多かったように思うが、美貌と演技力を兼ね備えた素晴らしい女優であることを、本作を含め彼女の作品をいくつか観返してみてあらためて感じた。ジョン・ボイトとのラブシーンでヌードを披露。

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帰郷 ウィキペディア
帰郷 IMDb
帰郷 ジェーン・フォンダのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。注意ください。)
Jerome Hellman Productions Jayne Productions Inc. United Artists

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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

ジェーン・フォンダがヌードになった映画

ジェーン・フォンダ(Jane Fonda, 本名:Jayne Seymour Fonda, 1937年12月21日 – )は、アメリカ合衆国出身の女優、作家、政治活動家。父のヘンリー・フォンダ、弟のピーター・フォンダ、姪のブリジット・フォンダも俳優。1971年に『コールガール』、1978年に『帰郷』でアカデミー主演女優賞を受賞。

1964 危険がいっぱい Les félins Amazon
1964 輪舞 La ronde Amazon
1966 水曜ならいいわ Any Wednesday
1966 獲物の分け前 La curée Amazon
1968 バーバレラ Barbarella Amazon
1971 コールガール Klute Amazon
1978 帰郷 Coming Home Amazon
1986 モーニングアフター The Morning After
1989 私が愛したグリンゴ Old Gringo Amazon

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