ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドのヌード コーマ

コーマ(1978/米/113分)　映画の感想
ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドのヌード
ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドがヌードになった映画

コーマ(1978/米/113分)　映画の感想

ボストンの大病院に務める女医のスーザンは、ある日親友の女性が簡単な手術で昏睡状態に陥り死亡するという出来事に遭遇する。同じような不審な医療事故が何例もあることに疑問を持った彼女は上司に相談するが、大病院ではよくあることとと彼女の言葉に彼は耳を傾けない。疑念のぬぐえない彼女は一人で調査を進めるが、事件の背後には大きな陰謀があり彼女自身も命を狙われる･･･。

監督は映画『ジュラシックパーク』やドラマ『ER』の原作者であり『ウエストワールド』など映画監督としても才能を発揮したマイケル・クライトン。基本は医療スリラーだが、そこにホラーやミステリー、サスペンス、アクション、恋愛ドラマの要素も含まれ娯楽映画として普通におもしろい。主演は『愛のメモリー』のジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド。若き日のマイケル・ダグラスが彼女の恋人の役。主演二人の演技、とくにジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドがかなりいい。マイケル・クライトン自身医師の資格を持っていたが本作は彼の原作ではない(原作はロビン・クック)。たださすがに医学や業界に対する知識が豊富でそれが物語のまことらしさの醸成に大いに貢献してている。この手の映画としては秀作。