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カーラ・シーモア映画女優ヌード

クリスチャン・ベール/カーラ・シーモアのヌード アメリカン・サイコ

カーラ・シーモア

アメリカン・サイコ(2000/米/102分) 映画の感想

若くて裕福でハンサムな 投資銀行家の、ライバルたちとブランド品の自慢をし合い一流レストランで食事をするなど空疎な生活を送るという表の顔と、浮浪者やライバル関係の男や娼婦を残虐に殺害するというサイコキラーとしての裏の顔を描いたホラー。

原作は「レス・ザン・ゼロ」 や「インフォーマーズ」で金持ちの若者の退廃や空虚な生活を描いたブレット・イーストン・エリス。監督は女性のメアリー・ハロン。主演の殺人鬼にクリスチャン・ベール。クロエ・セヴィニー、リース・ウィザースプーン、ジャレッド・レトなど当時の実力派の若手俳優たちが共演し、ベテランのウィレム・デフォーがわきを固める(役者の演技はいい)。私は原作未読だが、原作ではもっと詳細で残酷だという殺人の描写は押さえられ(といってもこれでもアホみたいに十分過激だが)、ブランド品や高級レストランの予約などと殺人を並行的に並べる即物的描写の不気味さよりも(これも彼の物質中心の空虚な生活描写含め十分気味が悪いが)ブラックジョークの部分がそれ以上に強調され、クリスチャン・ベールの超怪演と相まってホラー的な怖さよりも鈍い笑いがこみ上げてきてしまう変な映画。真面目に分析すると、バブルの時代の日本がそうだったが、人間は物質的に満たされるとそれに空虚さを感じ、より原始的な感情あるいはその逆のより文明的な感情から極めて残虐な物事に強く惹かれるという、個人の問題に還元するだけではすまない傾向があるというのは事実であろう。日本ではそれほど高い知名度はないが、アメリカではカルト映画化し、その後のポップカルチャーに少なからぬ影響を与えているとという。おもしろいかおもしろくないかといえば、おもしろい映画。

クリスチャン・ベール/カーラ・シーモアのヌード

クリスチャン・ベール演じる主人公が娼婦を自宅に連れ込み乱交するなどの過激なシーンでカーラ・シーモアやクリスタ・サットンといった女優さんのヌードが見られるが、女優さんのヌードよりもクリスチャン・ベールのヌードが圧倒的に目立っている。女性が監督という事で当然だが、こういう映画としてはセクシーなシーンが男性目線で描かれていないのも本作の特徴。素っ裸でチェンソーを振り回して女の子を追いかけたり、ポルノビデオ大好きだったり、CDを聞きながら斧を振り下ろしてジャレッド・レトをぶっ殺したり、殺そうとした男が同性愛者で逆に迫られたり、私立探偵役のウィレム・デフォーに問い詰められてビビり、ライバルの持っている名刺のブランドに嫉妬して動揺したりする主人公を演じるクリスチャン・ベールの怪演が「これど男の汚れ役!」といった形で素敵だ。

参照リンク

アメリカン・サイコ ウィキペディア
アメリカン・サイコ IMDb
アメリカン・サイコのヌード画像へのリンク
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Edward R. Pressman Productions Muse Productions Lions Gate Films

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