1990年代エマニュエル・セニエタラ・フィッツジェラルドティア・カレルパメラ・アンダーソンレナ・オリン

女優さんのヌードが見られる映画(個別記事まとめ) 1990年代

1990年代

リトルトウキョー殺人課(1991/米/79分) 映画の感想

ロス市警に務めるクリス・ケナーは、相棒のジョニー・ムラタと組んでロサンゼルスのリトルトーキョーを根城とする日本人ヤクザの犯罪組織「鉄の爪」を麻薬の密売と殺人の容疑で捜査していた。その過程でクリスは、「鉄の爪」のボスヨシダが、クリスが幼少期に日本で暮らしていたときに彼の両親を惨殺したヤクザであることを知る。怒りに燃えるクリスは「鉄の爪」の壊滅に奔走する・・・。

ドルフ・ラングレンとブランドン・リーが共演したバディ刑事物のアクション映画。監督は『処刑教室』『コマンドー』のマーク・L・レスター。他にケイリー=ヒロユキ・タガワ、ティア・カレル、トシロー・オバタらが出演。つり目の「日本人」、へんな日本語、ヤクザ、入れ墨、サムライ、空手、切腹、斬首、指詰め、女体盛り、女相撲、ふんどし、日本庭園、混浴風呂、闘魂ハチマキ(笑)…といったものが、中国など他のアジアも混ざった歪な形でこれでもかと出てくる「外国人から観たへんな日本描写」てんこ盛りの映画。日米経済摩擦で日本とアメリカが緊張関係にあった80年代後半から90年代前半にかけて日本人が悪役として登場するアメリカ映画が少なくない数制作されていて、本作もそのなかの一本、というか代表作。リアルタイムでこういった映画に接して、私は単純に悪口を言われ馬鹿にされているように感じて本気で腹をたてていたものだが、その当時の時代背景が取り払われたなかで『リトルトウキョー殺人課』を観返してみて、本作を『コマンドー』にも近いバカバカしいB級アクション映画としてそれなりに楽しむことができた。ドルフ・ラングレンとブランドン・リーのアクションも見ごたえがあり、とくにブルース・リーの息子のブランドン・リーの動きがキレッキレで、彼の死後本作はアクション映画ファンの間でカルト映画化したらしい。ヤクザのボスを演じる日本生まれの日系人ケイリー=ヒロユキ・タガワは、つり目で残虐なアジア人の役をよく演じていたが、本作での彼はそういう部分は別にして憎たらしい悪役として見事な演技をみせており、ドルフ・ラングレンやブランドン・リーを一部では食っている。

ティア・カレルのヌード

アジア系の血が混ざっているティア・カレルは、その容姿からアメリカ映画などで日本人の役を演じることも多かった女優さん。水商売の女の子の役で、ヤクザのボスに手籠めにされるが主人公のドルフ・ラングレンに救われて結ばれる。こういうなんちゃって日本人は苦手だが、本作の彼女は単純に可愛くて良い。ヌードシーンがあるがボディダブルっぽい。彼女以外でもエロチックなシーンの多い映画。

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バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト(1992/米/96分) 映画の感想

ニューヨーク州ブロンクス、「警部補」はドラッグ中毒の汚職警官でセックスと薬漬けの毎日。そんなある日彼は修道女の女が十字架を使ってレ〇プされる事件を知り、犯人をかばう彼女に心に何かひっかかるものを感じる。野球賭博で負け続け胴元から殺されるが「警部補」は薬を使い続け賭けを止めない。追い詰められていく彼はあのレ〇プされた修道女にすがり犯人を教えてくれたら自分が殺すと告げるが、彼女は彼らを許すと告げ・・・。

『キング・オブ・ニューヨーク』 『ボディ・スナッチャーズ』のアベル・フェラーラ監督によるクライムドラマ。主演はハーヴェイ・カイテル。脚本はアベル・フェラーラと彼の『天使の復讐』に出演したゾーイ・ルンド(本作にも出演)。ドラッグとセックスと賭け事漬けの悪徳警官がレ〇プされた修道女に出会う事で改心する様を描いた物語といえば聞こえはいいが、とにかく「警部婦」のダメ人間ぶりの描写が尋常ではなく、それを演じるハーヴェイ・カイテルの演技も見事で、途中で挟まれる挿話の一つ一つもハードで印象的なものが多く、そのどうしようもないダメ人間ぶりの積み上げが後半の彼の「改心」をドラマチックなものにし深く感動させる。この時期のハーヴェイ・カイテルは、スランプからの再起の途上にあり同年の『レザボア・ドッグス』で再ブレイクを果たすが、私はその中でも本作の彼の演技が一番印象的。また私にとってアベル・フェラーラ監督の『天使の復讐』はトラウマ映画で、その監督と主演者であるゾーイ・ルンドが係わった本作には特別な思い入れがある。傑作。

ヴィクトリア・バステル/フランキー・ソーンのヌード

「警部補」による乱交パーティ(ヴィクトリア・バステル)、職務質問での若い女の子への酷いセクハラ(ビアンカ・ハンター)、修道女の裸(フランキー・ソーン)、ハーヴェイ・カイテルのオールヌードなど印象的なシーンが多いのもこの映画の特徴。(画像はゾーイ・ルンド(赤髪の女))

赤い航路(1992/仏/英/138分) 映画の感想

地中海を妻と船で旅行中のナイジェルは、セクシーなフランス人女性ミミと彼の夫で下半身不随の作家オスカーに出会う。オスカーはナイジエルに、ミミとの出会い、彼女との乱れた性生活、彼女を精神的に虐待し捨てたが障碍者になってからは彼女に逆に精神的に痛めつけられ支配されていることなど、彼女とのドロドロの男女関係を赤裸々に語る。妻がいながらミミに惹かれるナイジェルだが事態は思わぬ方向に進み・・・。

ロマン・ポランスキーがフランス人作家パスカル・ブリュックネールの小説を映画化した男女のドロドロとした関係を描いた歪んだ恋愛ドラマ。ピーター・コヨーテ、エマニュエル・セニエ、ヒュー・グラント、クリスティン・スコット・トーマス出演。ミミ役のエマニュエル・セニエのセックスアピールと彼女がピーター・コヨーテと演じるアブノーマルなエロシーンが特徴的。個人的な感想としてはロマン・ポランスキー監督作品としては登場人物たちが意外とまともで、題材や物語も普通で、彼特有の卓越した心理描写もややキレがないという印象。ポランスキーのファンだった私は当時本作を観て少しがっかりしたという覚えがある。観返してもその印象は変わらなかったが、エマニュエル・セニエが「いい女」であることを再確認出来てそこは良かった。

エマニュエル・セニエのヌード

エマニュエル・セニエは『フランティック』出演後ロマン・ポランスキーと結婚し、本作含め『ナインスゲート』『毛皮のヴィーナス』とポランスキー作品に出演している。「いい女」のエロシーンが見られるということではその辺りの需要は十分に満たした「良い映画」。

参照リンク

赤い航路 ウィキペディア
赤い航路 IMDb
赤い航路 エマニュエル・セニエのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Les Films Alain Sarde Le Studio Canal+ AMLF Columbia Pictures Columbia TriStar Film Distributors

エマニュエル・セニエがヌードになった映画

エマニュエル・セニエ(Emmanuelle Seigner, 1966年6月22日 – )はフランス・パリ出身の女優。

1985 ゴダールの探偵 Détective
1986 パリの女教師/追いつめられて Cours privé
1988 フランティック Frantic
1992 赤い航路 Bitter Moon
1994 オディールの夏 Le Sourire
1997 ニルヴァーナ Nirvana
1997 R.P.M. エキゾースト・ヒート RPM
1998 ヴァンドーム広場 Place Vendôme
1999 ナインスゲート The Ninth Gate
1999 バディ・ボーイ Buddy Boy
2003 ボディスナッチ Corps à corps
2012 危険なプロット Dans la maison
2013 毛皮のヴィーナス La Vénus à la fourrure

蜘蛛女(1993/米/110分) 映画の感想

ニューヨークの刑事ジャックは、マフィアのボスから賄賂をもらう汚職刑事だった。ある日ボスの配下で美しいが凶暴でボスの手にもえない女ヒットマン・モナが逮捕され、ジャックは彼女の世話係となる。彼女が自分を裏切ると察知してボスはジャックに彼女の殺害を命じる。しかしモナは彼を誘惑し自分の死の偽装工作に加担するように迫る・・・。

悪徳警官が凶暴な女ヒットマンによって人生を狂わされていく様を描いたクライムドラマ。監督は『チェンジリング』のピーター・メダック。悪徳刑事役にゲイリー・オールドマン、凶暴な女ヒットマン役にレナ・オリン。ゲイリー・オールドマン演じる悪徳刑事と言えば『レオン』が有名で、本作もその二番煎じかと思いきや、こちらの方が公開年度が早い。アメリカでの評価は低くマイケル・チミノ監督の『逃亡者』などもそうだが、アメリカの批評家はこの手の「不真面目」な犯罪映画をどうも下に見る傾向があるようでうる。個人的には、ゲイリー・オールドマン演じる悪徳刑事の情けなさや哀愁や、それと対比的なレナ・オリン演じる女ヒットマンの凶暴さ逞しさのコントラストが好きで、ジュリエット・ルイスやロイ・シャイダーなど二人以外の出演者も良く、そんな彼らが織りなすドラマも楽しく恐く、結構好みの作品。

レナ・オリンのヌード

レナ・オリン演じる女ヒットマンについて、凶暴凶暴と述べたが、それが私のこの作品初見時の素直な感想でかなりのインパクトを受けた。観返してみても、レナ・オリン演じる女ヒットマンが文字通りおそろしいモンスターで、ゲイリー・オールドマン演じる刑事がそのモンスターに追い詰められていくホラー映画のように感じられ、レナ・オリンはやはり凄かった。それはともかく月並みな表現だが本作の彼女はセクシー。ゲイリー・オールドマンとのラブシーン(?)でヌードを見せている。

参照リンク

参照リンク
蜘蛛女 ウィキペディア
蜘蛛女 IMDb
蜘蛛女 レナ・オリンのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
PolyGram Filmed Entertainment Working Title Films Hilary Henkin Productions Gramercy Pictures Rank Film Distributors

蜘蛛女 [DVD]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

レナ・オリンがヌードになった映画

レナ・オリン(Lena Olin, 1955年3月22日 – )はスウェーデン出身の女優。

1988 存在の耐えられない軽さ The Unbearable Lightness of Being
1989 敵、ある愛の物語 Enemies: A Love Story
1990 ハバナ Havana
1993 蜘蛛女 Romeo Is Bleeding
1999 ナインスゲート The Ninth Gate

泉のセイレーン(1994/英/豪/98分) 映画の感想

不道徳な絵を描くとして悪名高い画家ノーマン・リンゼイの宗教画の展示に対して懸念を抱いたイギリス国教会は司祭のアンソニーとその妻エステラを彼の住むオーストラリアに送る。しかしノーマンは聞く耳を持たない。逆に貞淑な妻エステラはノーマンや彼の周囲にいるモデルの奔放な女たちに影響を受け自らの隠れた性衝動を刺激され、セイレーンに誘惑されるように夫以外の男との情交を夢想するようになる・・・。

ヒュー・グラント、『ゲーム・オブ・スローンズ』のセリース・フロレント役のタラ・フィッツジェラルド、サム・ニールが共演したエロチックドラマ。監督はジョン・ダイガン。オーストラリアの芸術家ノーマン・リンゼイを主題として芸術における表現の自由の問題なども一応語られるが小難しさはない。映画の内容は貞淑な女性がリンゼイととその周辺の女性に感化され奔放な性に目覚めるといったもので、一応芸術映画を装っているが、裸も多いせいせいするぐらい分かりやすいエロ映画となっている。個人的にはそこが高評価。英国人の女性が英国の植民地に向かいそこで性も含めて真の自分を解放するとということでは、サム・ニールも出演しているという事もあり、私のフェイバリット映画の一つである『ピアノレッスン』に似ているが(同じ時期の制作)、『ピアノレッスン』のような名作ではない。

タラ・フィッツジェラルドのヌード

タラ・フィッツジェラルドはヒュー・グラント演じる司祭の妻の役。過激なセックスシーンなどはないが、出演している女優さんがほとんど脱ぎ、エロチックな場面も多い。その中でもアンダーヘアまで晒すタラ・フィッツジェラルドのヌードシーンがとくに鮮烈。

参照リンク

泉のセイレーン ウィキペディア
泉のセイレーン IMDb
泉のセイレーン タラ・フィッツジェラルドのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Miramax Films Buena Vista International Roadshow Film Distributors

タラ・フィッツジェラルドがヌードになった映画

タラ・フィッツジェラルド(Tara Fitzgerald, 1967年9月18日 – )は、イングランドの女優。

1991 ヒア・マイ・ソング Hear My Song
1994 泉のセイレーン Sirens
1994 マン・オブ・ノー・インポータンス A Man of No Importance
1997 プリンスは大学生 The Student Prince
2006 ザ・ダークプレイス 覗かれる女 In a Dark Place

バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記(1996/米/98分) 映画の感想

2017年、第二次南北戦争下のアメリカ、傭兵や賞金稼ぎで金を稼いでいるバーブ・ワイヤーが経営するナイトクラブに、戦争を終結させるほどの新型生物兵器の情報を持ち命を狙われているデヴォンシャー博士がバーブのかつての占有で恋人だったアクセル・フッドとともにやってくる。二人はカナダへの脱出を望む。バーブはそれに手を貸し、生物兵器を狙う極悪なプライザー大佐と対決する・・・。

ダークホースコミックスのアメコミ『バーブ・ワイヤー』の映画化作品。監督はデヴィッド・ホーガン。出演者はパメラ・アンダーソン、テムエラ・モリソン、ウド・キア、ヴィクトリア・ローウェルら。興行的に失敗し酷評されている本作であるが、アウトローの女戦士が元恋人を助け、世界平和のために戦うという勧善懲悪のストーリーが楽しく、パメラアンダーソン演じる主人公がエロカッコよく、チープでキッチュだがそれが味となっている世界観や美術なども良く、私は個人的にこの作品が好き(漫画『コブラ』などにも通じる雰囲気もある)。

パメラ・アンダーソンのヌード

とにかくピチピチのエロい衣装を着たパメラ・アンダーソンがカッコイイ。バイクに乗っている姿も様になっており、アクションもかなりの部分自らがこなしているようで熱い。彼女のヌードも見られるがこっちはオマケ。

参照リンク

バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記 ウィキペディア
バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記 IMDb
バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記 パメラ・アンダーソンのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
PolyGram Filmed Entertainment Propaganda Films Dark Horse Entertainment Gramercy Pictures

パメラ・アンダーソンがヌードになった映画

1993 硝子のバラ/股間に香る殺意 SNAPDRAGON
1995 ネイキッド・ソウル NAKED SOULS
1996 バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記 BARB WIRE
2023 パメラ・アンダーソン、ラブ・ストーリー PAMELA, A LOVE STORY

プライベートの流出映像、日本未公開作品、Playboyなどのフォトなど多数。

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