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アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ(2010/米/108分) 映画の感想
小説家のジェニファーがニューヨークからコネチカットの田舎町を執筆活動も兼ねて訪れる。彼女はガソリンスタンドで出会った男や知的障害を持つ男などに集団でレ〇プされ、屈辱の限りをつくされる。彼女は地元の保安官に助けを求めるが・・・。
1978年製作のカルト映画『悪魔のえじき』のリメイク。監督はスティーブン・R・モンロー。主演はセーラ・バトラー。ほとんどオリジナルに忠実に作られていてコネチカットの描写なども再現度が高い。ただ彼女が保安官という第三者に助けを求めるシーンが付け加えられていて、そこでいい意味でも悪い意味でも映画的な「意外」な展開がある。また彼女の復讐も原作以上にねちっこく過激な描写に「グレードアップ」していて、いわゆる「トーチャーポルノ」的なものに代わっている。個人的にそれらのシーンは蛇足で、映画製作上での技術は上でも、オリジナルの持つレイプリベンジもののアーキタイプ的な爽快さ素朴さ荒々しさは著しく減少しているように感じられる。
セーラ・バトラーのヌード
暴行シーンもこの時代の作品としては非常に過激。その点では、それに期待して観る人の欲求には答えている映画だと思う。セーラ・バトラーはかなりの美形。
セーラ・バトラーがヌードになった映画
セーラ・バトラー(Sarah Butler, 1985年2月11日 – )はアメリカ合衆国出身の女優。
2010 アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ I Spit on Your Grave
2014 デッドハング Free Fall
2015 ムーントラップ:ターゲット・アース Moontrap: Target Earth
アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ ウィキペディア
アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ IMDb
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010/加/米/89分) 映画の感想
幼馴染で親友のタッカーとデイルは念願かなって手に入れた別荘で休暇を過ごしにやってくる。そんな彼らを都会からやってきた若者たちが、田舎者への偏見や事件誤解から殺人鬼と勘違いする。タッカーとデイルは若者たちの一人アリソンが溺れたところを親切にも助けるが、若者たちは二人がアリソンを誘拐したと思い込む。そして不幸にも偶然が重なって、次々と若者に犠牲者が出るなか、リーダー格のチャドに率いられた若者グルーブとタッカーとデイルの「戦い」が始まるが、実はチャドには秘密があり・・・。
『悪魔のいけにえ』『13日の金曜日』『バーニング』『死霊のはらわた』など、70年代後半から80年代半ばのスラッシャー映画やホラー映画をパロディにしたコメディ。監督はこの後に『リトルデビル』を撮るイーライ・クレイグ。ディルにタイラー・ラビーン、タッカーにアラン・テュディック、アリソンにカトリーナ・ボウデン。基本は若者が田舎に遊びに行ったら怖い目に合った系のスラッシャー映画のパロディだが、過去のホラー映画を徹底的にリサーチしたうえで、それをいかしつつ誤解から始まった不幸な出来事が、次々と悪い方向に連鎖していって、普通のホラー映画よりもそれらしい血なまぐさい展開へとエスカレートしていくというブラックコメディぶりが最高に笑え、スラッシャー映画への分析的なメタフィクション映画的な部分でも高評価。主役の二人に始まり、彼らが飼っている犬まできちんとキャラクター付けされていて、田舎者への偏見やその偏見を超えた愛や、幼馴染の友情なども描かれ、先に述べた過去のホラー映画のリサーチ含め、それらが全て脚本や演出に活かされているところが巧みで素晴らしい。
シャーラン・シモンズのヌード
シャーラン・シモンズは若者グループの一人の役。彼女は脇役の多い女優さんで『ファイナル・デッドコースター』などにも出演している。夜の湖で泳ぐシーンでヌードを見せているが、暗くて遠くてはっきりと見えない(彼女は『ファイナル・デッドコースター』での日焼けサロンヌードの方が印象的)。このシーンも『13日の金曜日』や『バーニング』などといった映画のパロディやオマージュとなっている。アリソン役のカトリーナ・ボウデンが可愛らしく、セクシーなシーンもちょこっとあつて良かった。
タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら ウィキペディア
タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら IMDb
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Eden Rock Media Kintop Pictures Urban Island Looby Lou Magnet Releasing
ムカデ人間2(2011/英/オランダ/91分) 映画の感想
知的障害で小柄な青年マーティンは、駐車場の警備員をしていたが、彼は映画の『ムカデ人間』に魅了され、自分も人間をつなぎ合わせてムカデ人間を作ろうとする。障害者な上に亡くなった父親によって虐待された彼の精神は歪み母親はそんな彼を持て余し、家庭が崩壊するのと並行して彼の犯行もエスカレートしていき・・・。
トム・シックス監督による『ムカデ人間』シリーズの第二弾。マーティン役にローレンス・R・ハーヴィー、第一作でムカデ人間にされたアシュリン・イェニーが本人役で出演したメタ映画。狂った博士の実験といった絵空事を描いていた『ムカデ人間』に比べ、本作は障害を持つ若者の狂気とその悲惨な生活の様相が「リアルタッチ」で描かれ、ムカデ人間などというばかげたものが現実に行われたならばという発想のもと、シーンの大部分が実際的な血や排泄物の描写で溢れかえることとなり、モノクロなのも手伝って一作目とはかなりトーンの違った映画となっている。そういった描写の一つ一つに全く妥協がなく、マーティン役のローレンス・R・ハーヴィーのビジュアルと演技も加え、この手の不愉快でグロテスクな描写のある作品としては映画史上でもおそらく最上位に位置するものとなっている(それでも作り物はどこまでいっても作り物だが)。私自身このシリーズが苦手でずっと観賞してこなかったが、おススメすることは決してないが、こういう表現が存在すること自体は否定しない(映画としては2の方が評価できる)。ムカデ人間にされる過程で登場人物が裸にされるが、この二作についてはエロチックさを売り物にした描写は全くない(性的なシーンはある)。2に限ってはヌード画像のリンクは止めておきます。
ムカデ人間2 ウィキペディア
ムカデ人間2 IMDb
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Six Entertainment Company Bounty Films IFC Midnight

ザ・ウーマン 飼育された女(2011/米/101分) 映画の感想
弁護士のクリスは、森の中で、人々を襲った人食い族の生き残りの「女」を捕らえる。クリスは原始的な彼女を文明的にすると家族に告げ「女」を納屋に監禁する。実はクリスは女性蔑視のサディストで「女」を折檻し暴行する。彼の息子も父をまねて「女」を暴行するが、クリスの支配下にある妻は彼らのその異常な行動に抗議できない。そんな折りクリスの娘が妊娠しているのではないかと担任の教師が家を訪れ・・・。
ジャック・ケッチャムの食人族をテーマとした小説シリーズの3作目を原作とする異色のホラー映画。監督は『MAY -メイ-』のラッキー・マッキー。食人族の「女」の役にポリアナ・マッキントッシュ。他にショーン・ブリジャース、アンジェラ・ベティス(『MAY -メイ-』)らが出演。ラッキー・マッキーの『MAY -メイ-』が切ない心理ホラー映画でかなり出来が良く、彼がジャック・ケッチャムの異常なシチュエーションを描いた小説を映画化したという事でかなり期待して観たものだが、明らかに低予算の映画でそれが目立ちラッキー・マッキーの演出も『MAY -メイ-』のような冴えがなくエロさや過激さも思ったより弱く、少しがっかりした。ただ異常なシチュエーションと異常な父、その異常な父に支配された女性たちの心理描写の描き方に独特のくせがあり、男性の支配からの女性の脱出というテーマも明確で、それらになんの説明もなく唐突に起こる頭がクラクラするような後半の異常な展開なども加わって、歪んだ魅力を本作は発していて、ただの駄作とは切り捨てられない。ちなみに私は『MAY -メイ-』を観て主演のアンジェラ・ベティスのファンになった(彼女の出演作は『MAY -メイ-』と本作しか観てはいないが)。
ポリアナ・マッキントッシュのヌード
食人族の「女」役のポリアナ・マッキントッシュは独特の風貌の持ち主で一般的な意味での美人とは言えないが、それが役にはまっているといえばいえる。彼女の裸のシーンや暴行されるシーンはあるがエロさはほとんどない。ちなみに本作には『Darlin’』という続編があり、彼女が監督・脚本・出演しており、『襲撃者の夜』(2009)から始まって本シリーズは彼女のライフワークのようになっている。
ザ・ウーマン 飼育された女 ウィキペディア
ザ・ウーマン 飼育された女 IMDb
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Modernciné The Collective Bloody Disgusting Salient Media
ポリアナ・マッキントッシュがヌードになった映画
ポリアナ・マッキントッシュ(Pollyanna McIntosh, 1979年3月15日 – )はイギリス・スコットランド出身の女優・作家・ディレクター。
2005 脳内監禁 〜nijyujinkaku〜 Headspace
2011 ザ・ウーマン 飼育された女 The Woman

ピラニア3D(2010/米/88分) 映画の感想
春休みのお祭り騒ぎでにぎわう小さな田舎町の湖を、地震の影響で突如姿を現した大量の凶暴な太古のピラニアの祖先たちが襲い、人々をパニックに陥れるというホラー映画。
『ハイテンション』や『ヒルズ・ハブ・アイズ』で知られるフランス出身の映画監督アレクサンドル・アジャによる、1978年製作のジョー・ダンテ監督の『ピラニア』のリメイク。主演は『リンク』『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』『リービング・ラスベガス』のエリザベス・シュー。『ピラニア』のリメイクだが、リチャード・ドレイファスがゲスト出演していることからも分かるように『ジョーズ』シリーズへのオマージュも強く感じられ、全体的に、70年代から80年代初頭にかけて流行した(動物)パニック映画を手本にして制作されたと思しき作品。その動物パニック映画としての基本とツボを手堅く抑えた脚本と演出に加え、2000年代にアジャ監督もその一端を担ったホラー映画における写実的な残酷描写が全編に溢れんばかりにつめ込まれていて見ごたえがある(個人的にはかなり既視感のある作品で新鮮さはないが)。映画のトーンはコメディ調で、とにかく女の人の裸や水着がわんさか出てくるのもこの映画の特徴。ジェリー・オコンネル演じるポルノ映画監督一行のくだりがバカらしくていい。残酷描写に裸のてんこ盛りって、ほんますてきやん。
ケリー・ブルック/ライリー・スティールのヌード
といいつつ、こんなサイトやっててなんですが、ジョー・ダンテ監督の『ピラニア』が好きな私にとって、楽しみつつも、この映画の露骨なエロには「これって原作レ〇プじゃん!」って感じもかなりあります。ケリー・ブルックとライリー・スティールによる水中ヌードショーはきれいでよい。ジェシカ・ゾアもカワイイです。ケリー・ブルックは『サバイバル・アイランド』っていう映画がわりと有名みたいです。ライリー・スティールは有名なポルノ女優さん(『パイレーツ・オブ・アイランド』)。
ピラニア3D ウィキペディア
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ピラニア3D ケリー・ブルック/ライリー・スティールのヌード
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。注意ください。)
Dimension Films Atmosphere Entertainment Chako Film Company Intellectual Properties Worldwide The Weinstein Company

少年は残酷な弓を射る(2011/英/112分) 映画の感想
母親の愛を拒み続け彼女に敵意を持った嫌がらせをする少年ケヴィン。そんな息子に対して母親のエヴァは戸惑いながらもなんとか接しようとするが、二人の感情のもつれは最終的に最悪の事態を生じさせ・・・。
エヴァ役にティルダ・スウィントン、ケヴィン役にティルダ・スウィントン(『ジャスティスリーグ』のフラッシュ役)、夫役にジョン・C・ライリー。監督はリン・ラムジー。基本は人間ドラマだが、『ローズマリーの赤ちゃん』のような心理的ホラーの要素もある作品。いわゆるサイコパスである息子役のエズラ・ミラー(少年期)とジャスパー・ニューウェル(幼少期)、そして本作で数々の女優賞にノミネートされた母親役のティルダ・スウィントンの演技が見事で、つねに緊張感が画面を支配し、精神的にかなり怖い。多用されるフラッシュバッグも効果的で、それによって複雑な人間心理がモザイク状に表現され、事件の顛末への興味を最後まで持続させることにも成功している。米コロンバイン事件に着想を得たと思われる要素があり、豊かな社会におけるサイコパスや発達障害児についても真剣に考えさせる作品。演出上仕方がないとはいえ不愉快な表現も多く物語も含め決して「楽しい」映画ではないが、本作が秀作であることは間違いない。
ティルダ・スウィントンのヌード
普通ではない息子と対峙して精神をすり減らす母親の役をティルダ・スウィントンが好演。彼女の神経質そうな見た目も役にぴったり合っている。ジョン・C・ライリーとのベッドシーンでヌードを見せる。
少年は残酷な弓を射る ウィキペディア
少年は残酷な弓を射る IMDB
少年は残酷な弓を射る ティルダ・スウィントンのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。こ注意ください。)
BBC Film UK Film Council Footprint Investment Fund
ティルダ・スウィントンがヌードになった映画
ティルダ・スウィントン(Tilda Swinton, 1960年11月5日 – )は、イギリスの女優。『フィクサー』でアカデミー助演女優賞を受賞。
1992 オルランド Orlando
1996 イヴの秘かな憂鬱 Female Perversions
1999 素肌の涙 The War Zone
2003 猟人日記 Young Adam
2009 ミラノ、愛に生きる Io sono l’amore
2011 少年は残酷な弓を射る We Need to Talk About Kevin
2013 オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ Only Lovers Left Alive
2015 胸騒ぎのシチリア A Bigger Splash
2021 フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 The French Dispatch

サプライズ(2011/米/94分) 映画の感想
両親の結婚35周年に集まった家族が突然不気味なマスクを被った何者か達によって襲われる・・・。
と筋書きはとても単純だが、ひねりがいろいろと効いていて、普通のホラーとはまた違った楽しさのある映画。佳作。監督はアダム・ウィンガードで、本作で名を売ったことが、後に彼が『ゴジラvsコング』といった大作の監督をまかされることに繋がっている(『ゴジラvsコング』は個人的には酷い映画だった)。『ZOMBIO/死霊のしたたり』 のバーバラ・クランプトンか一家の母親役で出ていてるが、80年代の彼女とかなり雰囲気が変わっていて、しっとりとした落ちつきのある演技を見せていて最初誰だか分からなかった(年齢は重ねているがかなりの美人)。以下ややネタバレ(予備知識なしでの観賞がオススメ)。よくあるホラー映画かと思いきや(序盤は完全にそういった作り)全く予想を覆す展開となり、ミステリーあり、女ランボーあり、ブラックジョークありで、どちらかというとスラッシャー映画をパロっている『スクリーム』のような構造の映画となっており、後半は怖いというよりかなり笑える。ホラー映画が好きな人ほど楽しめる作品。邦題は『サプライズ』よりも、原題通り『次はお前だ!』(You’re Next)で良かったように思う。
マーガレット・レイニー/ケイト・リン・シールのヌード
マーガレット・レイニーとケイト・リン・シールはともに脇役で、いわゆるお色気要員。二人ともにヌードを見せているが、露出はそれほど多くない。
サプライズ ウィキペディア
サプライズ IMDB
サプライズ マーガレット・レイニー/ケイト・リン・シールのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
HanWay Films Snoot Entertainment Lionsgate

グリーン・インフェルノ(2013/米/英/チリ100分) 映画の感想
女子大生のジャスティンは、学生活動家のグループに誘われ、石油採掘のために原住民の部族を強制移住させようとしている会社に抗議するためアマゾンに向かう。彼女はそこで自分が国連職員の父の娘であることを利用されていたことを知り憤慨する。目的を果たし帰路に就いた学生たちであったが飛行機が墜落、彼らは食人の風習を持った原住民の部族に捕らわれてしまう・・・。
『ホステル』のイーライ・ロス監督による70年代から80年代にかけて制作された一連のイタリア製食人族映画にインスパイアされたホラー映画。主演は当時監督の妻だったロレンツァ・イッツォ。ルッジェロ・デオダートの『食人族』は私が最大のリスペクトを捧げる「ホラー映画」の一つで、本作もその『食人族』に触発された映画ということで期待したが、直観的なおもしろさ深さグロさエロさにおいては『食人族』の足元にも及ばない映画だと少し残念に感じた。ただ『食人族』のエクストリームさを体感していない観客にはそれなりによくできたかなり刺激の強いホラー映画だとは思う。私が興味深かったのは、学生活動家たちを完全に偽善者にして虚仮にしている描写で、彼らろくでなしたちが残忍に滑稽に救いもなく殺される様はブラックジョークとして痛快だし多少のメッセージ性を感じた。
ロレンツァ・イッツォのヌード
活動家のメンバーのなかでは良心的ではあるが、彼女も偽善者で未熟な若者であることにはかわりがなく、それによる報いを受ける。裸にされて白塗りにされるシーンでちらりと胸を見せているが、この彼女のあられもない姿は『食人族』というよりも『類人猿ターザン』のボー・デレクへのオマージュといった感じがする。
グリーン・インフェルノ ウィキペディア
グリーン・インフェルノ IMDb
グリーン・インフェルノ ロレンツァ・イッツォのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Worldview Entertainment Open Road Films Dragonfly Entertainment Sobras International Pictures High Top Releasing BH Tilt, Universal Pictures Entertainment One
ロレンツァ・イッツォがヌードになった映画
ロレンツァ・イッツォ(Lorenza Izzo, 1989年9月19日 – )はチリ出身の女優。
2013 グリーン・インフェルノ The Green Inferno
2015 ノック・ノック Knock Knock
2021–22 Hacks TVシリーズ

イット・フォローズ(2014/米/100分) 映画の感想
ジェイはセックスを介して人から人へと感染する「呪い」のようなものにとりつかれ、彼女だけに見えるいろいろな人の姿を模した神出鬼没の「それ」に付き纏われ襲われる。「それ」は彼女にしか見えないが物理的な存在であり、仲間の若者たちは「それ」から彼女を守ろうとするが…。
デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督、マイカ・モンロー主演の非常によくできた青春ホラー映画。神出鬼没の「それ」にいつ襲われるか分からない逃げ場のなさや、遠くにチラリと見える無害に見えた何かが次の瞬間最高の恐怖へと変わるヒッチコックが得意とした演出が効果的に使われているなど、ホラー映画としてストレートに恐い。「呪い」のようでもあり何か得体のしれないモンスターのようでもあり「それ」の正体が最後の最後まで分からないのも不気味で、不条理な怖さもある。セックスを介して「それ」が伝播していくという設定も良く、それによって少し青春映画的な要素が物語に加えられているところもいい(『エルム街の悪夢』の第一作目に似た雰囲気が少しある)。
イット・フォローズ マイカ・モンロー
マイカ・モンロー含め主要登場人物のヌードはないが、男女の露骨な裸がやたらと出てくる映画ではある(有り難くない)。マイカ・モンローは好演していて、かわいらしくて高評価。ヌードはなくとも彼女の水着や下着姿が不必要に多いのもいかにも青春ホラー映画らしくていい。
イット・フォローズ ウィキペディア
イット・フォローズ IMDB
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(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Northern Lights Films Animal Kingdom Two Flints RADiUS-TWC

ゾンビーバー(2014/米/77分) 映画の感想
有毒物質をのせたトラックが事故を起こし、積み荷が落ちてビーバーが生息する川を汚染する。川の近くの小屋に遊びに来た四人の女の子たちは、突然怪物化したビーバーたちに襲われる。ビーバーたちは殺しても蘇り、合流した彼女の恋人たちともども、ビーバーたちに包囲され追い詰められる。ビーバーに襲われた人間も変異して恐ろしいゾンビーバーとなり、彼らはさらなる窮地に追い込まれる・・・。
ゾンビとビーバーをくっ付けたダジャレのような題名(原題は『Zombeavers』)からも分かる馬鹿らしい設定と、ネットで流された予告編によって注目されたホラー映画。監督はジョーダン・ルービン。コートニー・パーム、レイチェル・メルヴィン、レクシー・アトキンスらが出演。ビーバーがゾンビ化して人間を襲ってくるという題名そのまんまのふざけた内容だが、人間もゾンビー化する意外性や最後まで誰が生き残るか分からないといった物語の展開は良かった。往年のゾンビ映画や動物パニック映画へのオマージュやパロデイが満載で、脚本や演出や特殊効果の出来も良く、適度なエロ要素や残虐シーンもあって、意外としっかりとした作りのホラー映画でハードルを高くしなければかなり楽しめる。無名に近い役者の演技も及第点で、こういう映画にありがちなふざけたような会話や展開も少なく全体的にライトだがシリアスな要素もありその塩梅も良い。
コートニー・パームのヌード
主役級の三人の女の子の中でコートニー・パームだけが裸のバストを見せている。三人とも出演時知名度の低かった女優さんたちだが、容姿や演技力もそこそこで、それぞれにキャラが立っていて見せ場もあり、そのうえで先に述べたように最後まで誰が生き残るか分からない展開になっていて面白かった。コートニー・パームは『SUSHI GIRL』や『サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース』に出演して脱いでいるB級映画のお色気担当の女優さん。
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Armory Films BenderSpink Freestyle Releasing Epic Pictures