- ウィッチ(2015/米/カナダ/93分) 映画の感想
- アニャ・テイラー=ジョイのセミヌード
- ノック・ノック(2015/米/99分) 映画の感想
- ロレンツァ・イッツォ/アナ・デ・アルマスのヌード
- エヴォリューション(2015/仏/スペイン/ベルギー/81分) 映画の感想
- ジュリー=マリー・パルマンティのヌード
- ゆれる人魚(2015/ポーランド/92分) 映画の感想
- マルタ・マズレク/ミハリーナ・オルシャンスカのヌード
- RAW~少女のめざめ~(2016/仏/ベルギー/99分) 映画の感想
- ギャランス・マリリエ/エラ・ランプフのヌード
- 狂人ドクター(2017/米/90分) 映画の感想
- アリー・ガッレラーニのヌード
- ボイス・フロム・ザ・ダークネス(2017/米/91分) 映画の感想
- エミリア・クラークのヌード
- キュア 〜禁断の隔離病棟〜(2017/米/独/ルクセンブルグ/146分) 映画の感想
- ミア・ゴスのヌード
ウィッチ(2015/米/カナダ/93分) 映画の感想
19世紀のニューイングランド、宗教的対立からピューリタンのコミュニティを追放され過酷な生活を強いられる敬虔なキリスト教徒の一家が、一家の赤ん坊が失踪したことをきっかけに家と隣接する奥深い森の中に魔女の存在を感じ、家族同士で疑心暗鬼に陥り、徐々に崩壊していってしまう様を描いたホラー映画。
監督はこれがデビュー作となるロバート・エガース。一家の長女の役に『スプリット 』のアニャ・テイラー=ジョイ。父親役にラルフ・アイネソン。過酷な生活の中で追い詰められた敬虔なキリスト教徒の家族の心と体に悪魔が忍び込んでくる様を精神的にも物理的にも描写した脚本と演出が優れていて、役者の演技も真に迫っており、魔女や悪魔などという絵空事をリアルなものに感じさせ相当怖い。明らかに低予算の映画だが、当時の時代背景などへのリサーチもしっかりしいて、宗教(神と悪魔)と人間の精神との関りについて心理学的に考察させる深みもある。秀作。
アニャ・テイラー=ジョイのセミヌード
デビュー間もないアニャ・テイラー=ジョイは本作で圧巻の演技と存在感を見せ、大いに注目されることとなった。映画後半でセミヌードを披露(ボディダブルっぽくもあるが)。『スプリット 』の方を先に観ていたが、私は本作の演技で彼女のファンとなった。マリオの映画も楽しみ。
ウィッチ ウィキペディア
ウィッチ IMDB
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(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。注意ください。)
Parts and Labor RT Features Rooks Nest Entertainment Maiden Voyage Pictures Mott Street Pictures Code Red Productions Scythia Films Pulse Films Special Projects A24 Elevation Pictures

ノック・ノック(2015/米/99分) 映画の感想
建築家のエヴァンは芸術家の妻と子供たちともに幸せな家庭を築いていた。しかし彼は家族が旅行中のある日道に迷った女の子たちを親切心から家の中に招きいれ、強引に迫られて彼女たちと関係を持ってしまう。最初は大人しそうだった彼女たちはすぐに凶悪な正体を現し、彼を脅し、彼の家の中で暴虐の限りを尽くし始める・・・。
ソンドラ・ロック、コリーン・キャンプが出演した『メイク・アップ』 (1977)のリメイク。監督は『ホステル』のイーライ・ロス。主演はキアヌ・リーブス。女の子たちにロレンツァ・イッツォ(当時イーライ・ロス夫人)とアナ・デ・アルマス(『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』)。イーライ・ロスの演出は技術力は相当高いものの相変わらず冷めた感じでどこか盛り上がりに欠けるが、悪い映画ではなく、先にその事を断った上で、以下『メイク・アップ』と『ノック・ノック』を比較して語る。内容は『メイク・アップ』とほとんど同じだが、不条理な大人のおとぎ話という感じが魅力だったオリジナル版に比べ、こちらはほんの少しだけ説明的で説教臭くなっていてやや面白味に欠ける。オリジナル版はソンドラ・ロックの怪演がすごかったが、彼女に比べ本作の二人の女優はキレイだがそこまでの迫力はない。一方で、ハンサムなキアヌ・リーブスが彼のプライベートの「いい人」キャラそのまんまで徹底的にいたぶられ凌辱され、オリジナル版よりもその部分では「楽しさ」が増している。全体としては良リメイクだと思う。
ロレンツァ・イッツォ/アナ・デ・アルマスのヌード
イーライ・ロスの元夫人のロレンツァ・イッツォと、後のボンドガール(ボンドウーマン)のアナ・デ・アルマスという美人女優達がビッチな女に扮しヌードを見せキアヌ・リーブスと絡んでいるということで、本作はある意味お宝映画といえる。シャワールームでのキアヌ・リーブスとの濡れ場などで二人共にヌードを見せる。
ノック・ノック ウィキペディア
ノック・ノック IMDB
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Voltage Pictures Dragonfly Entertainment Sobras International Pictures Camp Grey Productions Elevated Films Black Bear Pictures Lionsgate Premiere

エヴォリューション(2015/仏/スペイン/ベルギー/81分) 映画の感想
女性と少年しかいない素朴だが普通ではない島。そこでは施設で女性たちが少年たちに対してなんらかの秘密の施術を行っていた・・・。
『エコール』のルシール・アザリロヴィック監督による異色のSFホラー。
以下ネタバレ。
基本はクトゥルフ神話や小説「盗まれた街」のような話。そういうSFホラーの設定や異形の物やグロテスクな物と、海や島や女や少年などといった詩的なイメージとが、静謐な映像の中で融合している不思議な味わいの映画。娯楽映画的な見せ場もなく、物語の種明かしもとくになく、あくまで雰囲気重視のアート映画で、批評家の評価は高いが、見る人によっては退屈に感じる作品だろう。
ジュリー=マリー・パルマンティのヌード
ジュリー=マリー・パルマンティは主人公である少年の「母親」の役。少年が海岸で目撃する不可思議な儀式のようなシーンてヌードを見せる。
エヴォリューション ウィキペディア
エヴォリューション IMDB
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Potemkine Films

ゆれる人魚(2015/ポーランド/92分) 映画の感想
1980年代のワルシャワ(共産主義政権下)、海から上がってきた人魚の姉妹シルバーとゴールドはナイトクラブに雇われその美しい容姿と声で人気者になる。だが彼女たちは少女のような見た目と裏腹に、愛する人間を食べなければ泡になってしまうモンスターとしての宿命を背負っていた。シルバーはナイトクラブで働く若者に恋をして、彼のために人間になろうと尻尾を切る決意をするが、それは彼女の人魚としての声を奪う事にもなり・・・。
アンデルセンの「人魚姫」をベースにしたポーランド製のファンタジーホラー。人魚の姉妹にマルタ・マズレクとミハリーナ・オルシャンスカ(Netflixの『1983』に出演)。そうとうなエログロでなおかつ全編ミュージカル仕立てというかなり風変りな作りの映画。ファンタジー世界の生き物が当たり前のように実在していて、人々もそれをとくに気にしないという世界観もユニーク。t.A.T.u.(ちょい古いが)みたいな感じのかわいいがくそ生意気な人魚たちが、出演シーンの半分ぐらいを裸で、歌って踊って人を喰うという狂った感じがなかなかいい。グロイところも多い映画だが、撮影や美術はキレイで流れる曲も良い。もの凄くおもしろいというわけではないが、カルト映画として後々まで生き残っていく類の作品。
マルタ・マズレク/ミハリーナ・オルシャンスカのヌード
二人とも出演時成人しているが、見た目は未成年の美少女。そんな二人がヌードになったり、グロいシーンを演じたり、セックスしたり、尻尾を生やしたり、歌って踊ったりするのがなかなかのインパクト。彼女たちの他にも女の人の裸の多い映画。
ゆれる人魚 ウィキペディア
ゆれる人魚 IMDB
ゆれる人魚 マルタ・マズレク/ミハリーナ・オルシャンスカのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。注意ください。)
Wytwórnia Filmów Dokumentalnych i Fabularnych Telewizja Polska S.A. Platige Image S.A. Kino Świat

RAW~少女のめざめ~(2016/仏/ベルギー/99分) 映画の感想
獣医を目指し、姉も通う獣医学校に入学した少女ジュスティーヌが、事故で切り取られた姉の指を偶然口にしたことから自らの本性に目覚めていく様を描いた超異色の青春ホラー映画。
『TITANE/チタン』(2021)でカンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞した女性監督ジュリア・デュクルノーの長編デビュー作にして出世作。ネタバレになるので詳細は書けないが、予想のつかない展開が不安を煽り、露骨・露悪的な表現が強烈な秀作ホラー映画(監督の表現がかなり変)。本作を観て、あらためて2000年代以降のホラー映画はフランス映画が世界をリードしているという印象を受けた。どこかデヴィッド・クローネンバーグに似た作風だと思ったら、ジュリア・デュクルノー自身デヴィッド・クローネンバーグ作品の影響を受けていると公言していて、彼と同じように若いころに医学に接し(両親が医師)、その後映画監督を志すという似たような経歴の持ち主だった。
ギャランス・マリリエ/エラ・ランプフのヌード
ギャランス・マリリエとエラ・ランプフ演じる美人姉妹のキャラかかなり変で、二人のキャラ含め、変な映画好きな私は本作をかなり楽しめた。二人ともヌードを見せる。
RAW~少女のめざめ~ ウィキペディア
RAW~少女のめざめ~ IMDB
RAW~少女のめざめ~ ギャランス・マリリエ/エラ・ランプフのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。注意ください。)
Petit Film Rouge International Frakas Productions Ezekiel Film Production Wild Bunch
Wild Bunch O’Brother Distribution

狂人ドクター(2017/米/90分) 映画の感想
19世紀のボルティモア、両親が亡くなったことで精神に不調をきたしたイザベルは、ローズウッドという精神医療施設で療養することになる。しかしそこはケイルンという医師が支配し、患者に非人道的な治療を施し、患者を意のままにしていた。ローズウッドは闇の組織とも繋がっていて、人身売買も行っており、イザベルにも魔の手が伸びる・・・。
『スパイダーマン』のジェームズ・フランコが主演しパメラ・ロマノスキーと共同監督した実在の精神病院(2009年に閉鎖)を題材にしたホラー映画。イザヘル役にアリー・ガッレラーニ。ゴシック調のキチ〇イ病院にキ〇ガイ医師、拷問的治療、秘密結社に秘密の儀式、適度なエログロと、何十年も前のテイストの安っぽいいまどき珍しい「清々する」ほどのホラー映画らしいホラー映画で、全く怖くはなく演出もありきたりだが、その手の映画ファンの私としては好感度大(好きな人だけが観ればいい)。2018年にジェームズ・フランコが立場を利用したセクハラで複数の女性から訴えられたこともあって、この映画に彼の性癖が現われていると類推する記事も見かけるが、監督主演で嬉々としてキ〇ガイ医師を演じている当たり性癖はともかくこういう映画が好きなのは確かなのだろう(いいじゃない!)。
アリー・ガッレラーニのヌード
アリー・ガッレラーニはあまり目立った活躍のない女優さんだが、とてもキレイで、演技はまずいが(心を病んでいる女性にはまったく見えない)、女優としての存在感はそこそこある。個人的には作品の内容やテイスト、彼女の容姿や脱ぎっぷりから80年代のイタリア製ホラー映画に出演していた「綺麗処」の女優さんたちを想起さるものがあった(イタリア系らしい)。劇中でかなり大胆なヌードを見せている。
狂人ドクター ウィキペディア
狂人ドクター IMDb
狂人ドクター アリー・ガッレラーニのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。注意ください。)
Jeff Rice Films Redwire Pictures Campbell Grobman Films Dark Rabbit Productions Eagle Films

ボイス・フロム・ザ・ダークネス(2017/米/91分) 映画の感想
第二次大戦後のイタリアを舞台に、母親の死をきっかけにして言葉を話さなくなった少年を精神的に回復するために雇われた世話係の女性が体験する不可思議な出来事とその顛末を描いた映画。
小説が原作の映画で、ヘンリー・ジェイムズの幽霊譚「ねじの回転」やダフニ・デュ・モーリエのミステリー「レベッカ」に似た雰囲気をもったある種のロマンチックホラー。主演は『ゲーム・オブ・スローンズ』のエミリア・クラーク。基本の話自体は悪くないが、演出がまずく何が言いたいのか焦点が定まっていなかったりややミスキャスト気味であったりして、それが活かされていない(ギレルモ・デル・トロあたりならこの題材でもっとうまく撮ると思う)。個人的に嫌いではないが、名作として残っていくような映画ではない。
エミリア・クラークのヌード
主演のエミリア・クラークは閉ざされた少年の心を開かせようとする女性を演じる。彼女が好演した『世界一キライなあなたに』(秀作)と似たような役で、本作でもそんな彼女の魅力は発揮されているが、映画全体の出来が悪くそれが活かしきれていないのが残念。それなりに大胆なラブシーンやヌードのシーンがあり(無駄脱ぎに近いが)、それも含め、彼女のファンには良い映画(私もその一人)。
ボイス・フロム・ザ・ダークネス ウィキペディア
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ボイス・フロム・ザ・ダークネス エミリア・クラークのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Zanuck Independent Code 39 Films Producer Capital Fund

キュア 〜禁断の隔離病棟〜(2017/米/独/ルクセンブルグ/146分) 映画の感想
金融マンのロックハートは会社の重役たちに呼び出され、不正を見過ごすかわりにスイスの療養所に保養に行ったまま帰ってこない社長のペンブロークを連れ戻すように命令される。ロックハートはしぶしぶ療養所に向かうが、社長は帰ろうとしない。ロックハート自身も交通事故で負傷し療養所への逗留を余儀なくされる。半ば監禁状態の彼は謎の美少女に出会い彼女に惹かれるが、療養所は200年前、妹と近親相姦を行って村人に殺された男爵の城の焼け後の上に建てられたいわくつきの場所であり・・・。
『リング』のアメリカ版リメイクを監督したゴア・ヴァービンスキーによるホラー映画。ハマーフィルムの怪奇映画やダリオ・アルジェントのホラー映画のいくつかに見られるような内容や雰囲気を持った作品で、いい意味でも悪い意味でもオーソドックスなゴシック調のホラー映画らしいホラー映画。ロケ地の美しさや監督独特の映像美は素晴らしく、怪奇ムードもたっぷりで、謎の少女を演じたミア・ゴスもよく、決して出来の悪い作品ではないが、物語的に目新しさはなく予想がつき、少し尺の長い映画だがその大部分が主人公が行動を起こしては捕まえられるという展開の繰り返しで脚本もまずく、私のようなホラー映画に愛着のあるような者でも途中退屈になり少し観るのが辛くなった。
ミア・ゴスのヌード
謎の少女(撮影時彼女は20代半ばだったがかなり幼く見える)を演じたミア・ゴスが白痴美的でよく、彼女のヌードシーンも見られる後半の雰囲気抜群のゴシックホラー風の展開の中での活躍も含め、はっきりいって本作の一番の見所は彼女。
キュア 〜禁断の隔離病棟〜 ウィキペディア
キュア 〜禁断の隔離病棟〜 IMDb
キュア 〜禁断の隔離病棟〜 ミア・ゴスのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。注意ください。)
Regency Enterprises Blind Wink Productions New Regency Productions 20th Century Fox