- ホステル2(2007/米/94分) 映画の感想
- ヘザー・マタラッツォ/ヴェラ・ヨルダノーヴァ他のヌード
- ブラッド(2007/米/94分) 映画の感想
- ルーシー・リューのヌード
- キャメロン・リチャードソンのヌード
- アイアン・メイデン 血の伯爵夫人バートリ(2008/英/チェコ/ハンガリー/スロベキア) 映画の感想
- アンナ・フリエルのヌード
- ゾンビ・ストリッパーズ(2008/米/94分) 映画の感想
- ジェナ・ジェイムソンのヌード
- ブロークン(2008/英/88分) 映画の感想
- レナ・ヘディのヌード
- マーターズ(2008/仏/加/99分) 映画の感想
- モルジャーナ・アラウィ他のヌード
- ミラーズ(2008/米/ルーマニア/独/111分) 映画の感想
- エイミー・スマートのヌード
- アンチクライスト(2009/仏/独/瑞/丁/伊/波/104分) 映画の感想
- シャルロット・ゲンズブールのヌード
- スプライス(2009/仏/加/104分) 映画の感想
- デルフィーヌ・シャネアックのヌード
- ダニエル/悪魔の赤ちゃん(2009/米/83分) 映画の感想
- ビジュー・フィリップスのヌード
- ムカデ人間(2009/オランダ/92分) 映画の感想
ホステル2(2007/米/94分) 映画の感想
話が完全に繋がっている『ホステル』の続編。監督は前作に続きイーライ・ロス。
ローレン・ジャーマン、ビジュー・フィリップス(『アン・ハサウェイ 裸の天使』)、ヘザー・マタラッツォ(『ディアボロス/悪魔の扉』)らがアメリカ人の女性旅行者を演じる。前作は男性中心の物語だったが、今作ではスロベニアの「ホステル」に誘われ誘拐される拷問される旅行者たちが女の子たちに代わっている。また、前作では内実がほとんど分からずそれが不気味だった秘密クラブの内側や拷問する人間たちの心理が詳細に描かれているのも特徴。前作をパロっているような作風が興味深く、恐さ不気味さは薄れたが、前作では薄かった爽快感や笑いの要素もあり、男性目線では女性が主人公という事で画面が華やかになり、個人的にはかなり楽しめた。
ヘザー・マタラッツォ/ヴェラ・ヨルダノーヴァ他のヌード
相変わらず女性の裸の多い映画だが、有名な女優さんでは、ヘザー・マタラッツォが逆さづりにされて拷問されるシーンでヌードを見せている。
ホステル2 ウィキペディア
ホステル2 IMDB
ホステル2 ヘザー・マタラッツォのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Next Entertainment Raw Nerve Lionsgate Screen Gems Sony Pictures Releasing

ブラッド(2007/米/94分) 映画の感想
カルト集団の秘密のパーティでトリシアという女の子が殺される。トリシアを取材していた記者セイディーはカルト集団の正体を探るが、逆に彼らに捕まり暴行され殺される。しかしセイディーは死体安置所で目覚め、人を襲って血を吸う。カルト集団は吸血鬼の結社で彼女も吸血鬼にされてしまったのだ。自殺を試みるセイディーだが、結社と反目する吸血鬼に救われる。彼から吸血鬼として生きる手ほどきをされたセイディーは、トリシアの父のローリンズ刑事とともに吸血鬼たちへの復讐を開始する・・・。
吸血鬼に襲われ自らも吸血鬼となったルーシ・リュー扮する元記者が、吸血鬼たちへの復讐のために立ち上がるというホラーアクション映画。監督はセバスチャン・グティエレス。本作に登場する吸血鬼は血を吸うというよりも肉を貪り喰うといった表現がぴったり。吸血鬼軍団との戦いというアクションよりの作品で、血まみれシーンも普通の吸血鬼映画より多目なのはいいが、全編この手の映画にありがちな展開に終始し盛り上がりにかける。ただ主演のルーシ・リューがさすがに女優としての存在感があり演技も安定していて、彼女の魅力もあって、最後まで飽きずに観ることはできる。
ルーシー・リューのヌード
ルーシー・リューは映画の随所で裸になるが、背中姿だったり、顔が見切れていたり、暗かったりではっきりと見えない。ルーシー・リューの逆さ吊りのシーンがあるが、そこも顔が確認しづらく、彼女の裸目当てだと少し残念な映画。

キャメロン・リチャードソンのヌード
はっきりとは見えないルーシ・リューのヌードに比べ、キャメロン・リチャードソンのそれはばっちりと見える。ストリップ、バストを晒しての逆さ吊りシーンがエロい。あまり有名ではないが、映画出演歴も多いキレイな女優さんだ。
ブラッド ウィキペディア
ブラッド IMDb
ブラッド ルーシー・リューのヌード画像へのリンク
ブラッド キャメロン・リチャードソンのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Ghost House Pictures Mandate Pictures Destination Films Samuel Goldwyn Films

アイアン・メイデン 血の伯爵夫人バートリ(2008/英/チェコ/ハンガリー/スロベキア) 映画の感想
16世紀、有力なハンガリー王国の貴族エリザベート・バートリは美貌の持ち主だが精神が不安定で、同じくハンガリー貴族でトルコ戦争の司令官の夫の留守中、画家の男と浮名を流し、「魔女」に命を救われたことから黒魔術に傾倒していく。いつまでも老けない伯爵夫人に対し、人々は彼女が美貌を保つために黒魔術として若い娘たちを犠牲にして血の風呂に使っているなどの悪い噂を口にするようになる。そして彼女の夫が死ぬと、エリザベートはハプスブルク家や親戚のハンガリー副王トゥルゾーらがからむ政局に巻き込まれ、トゥルゾーは彼女が残忍な殺人鬼であると告発し彼女を追い落そうとする・・・。
史上名高い殺人鬼としてまた女吸血鬼伝説のモデルとしても有名なエリザベート・バートリを主人公にした彼女に絡む史実と伝説をもとにした怪奇色・猟奇色の強い大河歴史映画。主演のエリザベート・バートリにアンナ・フリエル。彼女が恋する画家にテレビ版『ドクトル・ジバゴ』のハンス・マシソン。エリザベートが血の伯爵夫人の汚名を着せられた影には実は歴史的な陰謀があったという仮想のもとに作られている映画。同じくエリザベートをモデルにした『鮮血の処女狩り 』と同じくおどろおどろしいシーンはふんだんにあるものの(描写はかなりえぐい)、歴史映画として戦闘シーンや人間ドラマが中心になっていて、怪奇的・猟奇的シーンも含めてよく出来ていて全体として見ごたえがある作品に仕上がっている。衣装やセットも良い。
アンナ・フリエルのヌード
本人にも問題は多々あるものの、基本的にエリザベート・バートリを悲劇の人物として描いていて、彼女の揺れ動く心をアンナ・フリエルは見事に表現しており、彼女のその他の出演作は観ていないが、エロチックなシーンも含めた本作での彼女の美貌の伯爵夫人役には感心した。
アイアン・メイデン 血の伯爵夫人バートリ ウィキペディア
アイアン・メイデン 血の伯爵夫人バートリ IMDbバ
アイアン・メイデン 血の伯爵夫人バートリートリ アンナ・フリエルのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。注意ください。)
Jakubisko Films Mist Entertainment Tatrafilm Bontonfilm Budapest Film Metrodome
ゾンビ・ストリッパーズ(2008/米/94分) 映画の感想
ブッシュが四期目の大統領職を務めているアメリカ。軍は兵力を補うためゾンビ兵士を開発していたが、バイオハザードが起こり感染した兵士の一人が逃げ出してしまう。ストリップクラブに逃げ込んだ兵士はクラブの一番の人気者キャットに襲い掛かり殺す。キャットはゾンビとなって蘇り、ゾンビストリッパーとして人気を博す。彼女の人気に嫉妬し他のストリッパーたちも我先にとゾンビになっていく。やがて客も含めクラブはゾンビたちで溢れかえり・・・。
タイトル通り女ゾンビがすっぽんぽんで踊るのが見せ場のホラー映画。監督はジェイ・リー。『エルム街の悪夢』のフレディ役で有名なロバート・イングランドがストリップクラブのオーナー役で、有名なポルノスターのジェナ・ジェイムソンが女ゾンビ・キャットに扮している。低予算の映画だが、エロいシーンはもちろんグロやアクションもてんこ盛りで楽しく、なおかつ社会風刺も意外と効いている。また溢れ返るゾンビたちに対し生存者がどんどん追い詰められ立て籠もって戦いを強いられるといったお約束の展開もしっかりと踏襲されていててゾンビ映画としてのクオリティもそこそこ高い。ただジョージ・A・ロメロのような「不合理」だが世界観の整合性のとれた従来のゾンビ映画のファンとしては、ゾンビストリッパーのようにゾンビ化しても自我を保っているゾンビとそうでないものがいることにかなりもやっとしたものを感じた(女ゾンビがちゃんと腐っていくところは良い)。そのうえで家庭用ビデオで撮ったような「安っぽい」映像やこの映画の下品さや悪ふざけは私の苦手なタイプということもあって、『ゾンビストリッパーズ』は私の中では微妙なゾンビ映画という評価となっている。
ジェナ・ジェイムソンのヌード
スタイル抜群のポルノスタージェナ・ジェイムソンのストリップがたっぷりと見れる。ただその大半はゾンビになってからのもので私にはそれがかなり「キモ」く感じられた(好みにもよると思いますが・・・汗)。他にもたくさんのゾンビストリッパーが出て裸をみせるが、大柄なジェナ・ジェイムソンよりもゴスっぽい小柄な女ゾンビ(ロキシー・セイント)の方が私の好みだった。ジェニファー・ホランド扮する一番かわいい(個人の感想です)新人ストリッパーが最後まで脱がないのもなんかもやっとした・・・。
ゾンビ・ストリッパーズ ウィキペディア
ゾンビ・ストリッパーズ IMDb
ゾンビ・ストリッパーズ ジェナ・ジェイムソン他のヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。注意ください。)
Larande Productions Scream HQ Stage 6 Films Stage 6 Films Triumph Films

ブロークン(2008/英/88分) 映画の感想
父親の誕生日を家族で祝った際に突然鏡が割れ、放射線技師を務めるジーナはその日から不思議な現象を感じ始める。ある日彼女は街で自分とそっくりな女と出会い後をつけるが、その直後交通事故にあう。命に別状はなかったが一部の記憶をなくした彼女は事故の後遺症からか恋人が別の誰かと入れ替わっていると感じるようになり・・・。
『フローズン・タイム』のショーン・エリス監督によるミステリー調のホラー映画。主演は『ゲーム・オブ・スローンズ』のレナ・ヘディ。彼女の父親役にリチャード・ジェンキンス。自分の見知った人が誰かと入れ替わってしまったという妄想を抱くカプグラ症候群が映画の題材となっていて少し「ボディスナッチャー」風味がありそこは私の好みにあった。鏡が物語のキーになっていたりラストの種明かしもありがちだったりしてホラー映画ファンとしては設定やお話に目新しさは感じないが、じわじわと恐怖を醸成するオーソドックスな演出がよく、この監督らしい不気味な雰囲気であるが美しい映像もそれに一役買っていて、派手さはないがホラー映画として及第点をあげられる作品に仕上がっている。
レナ・ヘディのヌード
ファッションフォトグラファー出身のショーン・エリス監督によってレナ・ヘディの美しさや魅力が引き出されていて、女優さんを中心に映画を評価する当サイトとしては高評価。影になっていて全体的に暗く、彼女のヌードシーンは良く見えない。他にミシェル・ダンカンもヌードになっている。
ブロークン ウィキペディア
ブロークン IMDb
ブロークン レナ・ヘディ/ミシェル・ダンカンのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。注意ください。)
Gaumont The Works

マーターズ(2008/仏/加/99分) 映画の感想
長期間何者かによって監禁され、激しい虐待・拷問を受けていた少女リュシーが保護される。施設に預けられたリューシーはそこでアンナという少女と知り合い、心の傷を癒す。ある日、二人はリュシーを監禁・虐待していた夫妻の家に侵入しリューシーは一家を皆殺しにする。しかしそこに常日頃彼女を襲い傷つける醜い女の怪物が現われ・・・。
『ゴーストランドの惨劇』のパスカル・ロジェ監督によるサイコホラー。出演者はモルジャーナ・アラウィ、ミレーヌ・ジャンパノイ、カトリーヌ・ベジャン他。説明描写がほとんどないなか、少女の監禁場所からの逃走、醜い女の怪物の襲撃、平凡な一家の惨殺、意外な真相の暴露、クライマックス前の凄惨な少女への拷問シーンと殉教者(マーターズ)となった少女たちの酷いビジュアルと、過激で不可思議なめくるめくシーンの連続に頭がくらくらしてくる作品。少しネタバレとなるが、肉体的苦痛を通した超越的物への探求という本作の宗教的テーマも深みがあるかないかは別として、単純なホラーでは終わらせない物語のアクセントとなっていて良い。
モルジャーナ・アラウィ他のヌード
少女への凄惨な虐待・拷問シーン、女性の裸が「たくさん」出てくる映画だが、エロ目当てで観るような映画ではない。
マーターズ ウィキペディア
マーターズ IMDb
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Eskwad Wild Bunch TCB Film Wild Bunch

ミラーズ(2008/米/ルーマニア/独/111分) 映画の感想
停職中の元警官が大火事で多数の人間が死亡し閉鎖されたデパートの警備の仕事につくが、彼は建物内の鏡のなかに何ものかの気配を感じ、幻覚を見る。そのデパートはかつては病院で、鏡を使った精神治療が行われていて、不可思議な現象もそれに関係していた。鏡の中の「何か」は次第に彼の周囲の人々にも危害を及ぼすようになり、彼は事態の究明を図るが・・・。
『ピラニア3D』のアレクサンドル・アジャ監督によるホラー映画。主演はキーファー・サザーランド。もとは韓国のホラー映画『Mirror 鏡の中』のアメリカ版として制作が開始され、基本的に日本の『リング』に影響を受けたホラー映画の系譜にあたる作品。新鮮味はそれほどないし、アクション映画並みのクライマックスの派手な展開がそれまでの不気味な雰囲気をぶち壊してしまっているが、「お化け屋敷」ホラーとしてそれなりによく出来た映画。鏡を使った恐怖シーンも定番的だがうまい。キーファー・サザーランドが心に傷を負い精神的に疲弊していて、そのために彼の話を周囲の人々が信じないという展開がうまくいっていて、彼の演技も悪くない。
エイミー・スマートのヌード
『アドレナリン』のエイミー・スマートは、キーファー・サザーランド演じる主人公の妹の役。ホラー映画定番のお色気シーンを担う役だが、露出はそれほどではない。
ミラーズ ウィキペディア
ミラーズ IMDB
ミラーズ エイミー・スマートのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Regency Enterprises New Regency 20th Century Fox

アンチクライスト(2009/仏/独/瑞/丁/伊/波/104分) 映画の感想
ある夫婦が性交中、彼らの息子がアパートの窓から転落して死んでしまう。妻は精神的に不安定となり、セラピストである夫は妻を彼女が女性に対する暴力についての論文を執筆していた人里離れた山小屋に連れていき、精神的な治療を施そうとする。夫は自然の中で様々な不可解な体験をし、妻が息子を虐待していたのではないかという疑惑を抱き、彼女の論文の狂ったような中身を知る。その間、妻は夫に異常なセックスを求め続け、それはどんどんエスカレートしていき・・・。
『メランコリア』『ハウス・ジャック・ビルト』のラース・フォン・トリアー監督によるホラー映画。ウィレム・デフォー、シャルロット・ゲンズブール出演。大胆な性描写や激しい暴力描写が物議を醸し出した作品。いろいろな立場・角度によって様々な解釈・評価ができ(フェミニズム・宗教的視点など)、監督が本作製作中精神的に不安定で、作中にもそれが表れているなど精神分析的視点からの読み取りも出来る映画。個人的にはそういった小難しいことよりも、三池崇史の『オーディション』にも似た、女性を自分のいいようにコントロールしようとする優しいそぶりの〝にやけた〟男が、支配しようと思った相手が実は狂っていて逆に彼女によって恐怖のドンどこに突き落とされるというホラー映画として単純に楽しめた。作中に現れる監督による様々な異様な、不気味な、時には神秘的イメージも、難しく考えるより、そういったホラー映画を盛り上げる雰囲気づくりの手法として理解した。
シャルロット・ゲンズブールのヌード
本作の無修正版では、ボディダブルとシャルロット・ゲンズブールとウィレム・デフォー本人による、ペ〇スの出し入れ、自慰行為、クリトリスの切除などのシーンがそのまま描写されるが、日本版はもちろんボカシが入っている。過激な映像満載だが、人によるがエロ映画としては全く楽しめない映画。
アンチクライスト ウィキペディア
アンチクライスト IMDb
アンチクライスト シャルロット・ゲンズブールの画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Zentropa Entertainments Arte France Cinéma Canal+ Danmarks Radio Film i Väst
Svenska Filminstitutet Sveriges Television ZDF Nordisk Film Distribution Les Films du Losange MFA+ Film Distribution Lucky Red Gutek Film IFC Films

スプライス(2009/仏/加/104分) 映画の感想
私生活でもパートナーである遺伝子エンジニアのクライヴとエルサは、異なる動物のDNAを結合した新たな生命を生み出す実験を繰り返し、ミミズ状の生物を生み出す。二人はそれらにさらに人間のDNAを加えた生物を誕生させようと、秘密裏に研究し、ハイブリッド生物を創り出し「ドレン」と名付ける。「ドレン」は人間と異なるスピードで成長し、思春期を迎え、「創造主」であるクライヴを誘惑し・・・。
『キューブ』のヴィンチェンゾ・ナタリ監督による遺伝子操作によって生み出された「クリーチャー」が登場するホラー映画。出演者はエイドリアン・ブロディ、サラ・ポーリー他。「フランケンシュタイン」の物語を下敷きにした映画で、エルサとクライヴの名は『フランケンシュタイン』と『フランケンシュタインの花嫁』の出演者からとられている。個人的には科学を使って創造された「女」が創造主と結ばれるところなど、バーバラ・カレラが出演した『エンブリヨ』を思い出した。CGによって描かれたクリーチャーの成長過程それぞれのビジュアルがよく、ホラーとしての見せ場もあり、皮肉なラストも含めた、この手の「フランケンシュタイン」物の映画に見られるテーマやメッセージ性もほどよい加減でそこも良い。
デルフィーヌ・シャネアックのヌード
クリーチャーを演じるのは、フランス人のデルフィーヌ・シャネアック。彼女の人間に近いが人間ではないクリーチャーの裸が、独特のエロチシズムを醸し出している。
スプライス ウィキペディア
スプライス IMDb
スプライス デルフィーヌ・シャネアックのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Copperheart Entertainment Gaumont Telefilm Canada Ontario Media Development Corporation Les Films Séville Warner Bros. Pictures

ダニエル/悪魔の赤ちゃん(2009/米/83分) 映画の感想
建築家の恋人との間にできた赤ちゃんを出産するため彼の実家に越してきたレノア。彼女は予定よりも早く赤ちゃんを出産する。しかし分娩室では侵入者の姿が全くなかったにもかかわらず、立ち会った医師や看護婦が何者かによって惨殺されていて…。
1974年製作のラリー・コーエン監督の『悪魔の赤ちゃん』のリメイクで、アメリカではDVDスルーだったが日本では劇場公開されたホラー映画。主演は『ホステル2』のビジュー・フィリップス。オリジナル版は、無害な赤ちゃんがモンスターであるという意外性や、怪物化してしまっても自分の子供に愛情を注ぐ母親、赤ちゃんが薬害の被害者であるというメッセージ性やそれにともなう悲劇性などが特徴的で、リック・ベイカーの特殊メイクなども話題になった有名な作品。一方でリメイク版にはオリジナル版の評価ポイントである薬害の被害者というメッセージ性や悲劇性はほとんどない。また犠牲者たちの死体を母親が隠す描写などが少し雑で、いかにもDVDスルーの作品という部分もある。ただ無害な赤ちゃんがモンスターと化すというインパンクトや、たとえ怪物でも子供に愛情を注ぐ母親の母性という部分は残っていて、その辺りの設定は変わらず興味深く、過激な残酷描写もそこそこあって、期待値を高くしなければそれなりに楽しめる作品になっている。
ビジュー・フィリップスのヌード
モンスターとして生まれた赤ん坊をそれでも守り匿う母親をビジュー・フィリップスが熱演(彼女以外の役者さんの演技も及第点)。シャワーシーンなどでヌードを見せるが、おそらくその大部分がボディダブル。
ダニエル/悪魔の赤ちゃん ウィキペディア
ダニエル/悪魔の赤ちゃん IMDB
ダニエル/悪魔の赤ちゃん ビジュー・フィリップスのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。注意ください。)
Millennium Films

ムカデ人間(2009/オランダ/92分) 映画の感想
ドイツ人医師ハイターは、人間の口と肛門をつないでムカデ人間を作り出すことに執念を燃やしており、そのための実験体を求めて誘拐事件を起こしていた。アメリカ人旅行者のリンジーとジェニーは車が落輪して偶然ハイターの家に助けを求めたことで、彼に実験体として監禁される。そして誘拐された日本人の男とともに、三人はハイターによって外科手術を施されムカデ人間にされてしまう・・・。
トム・シックス監督のホラー映画『ムカデ人間』三部作の第一弾(三作ともすべてトム・シックスが監督)。ハイター医師役にディーター・ラーザー、ムカデ人間にされる被害者役ににアシュリー・C・ウィリアムズ、アシュリン・イェニー、北村昭博。一発ネタのような映画で、取り立てて優れたホラー映画とも思えないが、その一発ネタのムカデ人間のビジュアルのなんともいえない安っぽさや滑稽さ不愉快さやグロテスクナところはインパクト大で認めざるを得ず、ディーター・ラーザーや北村昭博の演技も良く、話題になったのも理解できる映画。
ムカデ人間 ウィキペディア
ムカデ人間 IMDb
ムカデ人間 アシュリー・C・ウィリアムズ、アシュリン・イェニーのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。注意ください。)
Six Entertainment Company Bounty Films