1990年代アンヌ・パリローヴァージニア・マドセンエリザベス・ペーニャガブリエル・アンウォードリュー・バリモアナターシャ・ヘンストリッジホラー映画モニカ・ベルッチローナ・デ・リッチ映画女優ヌード

女優さんのヌードが見られるホラー映画 1990年代 No. 1

1990年代

ジェイコブス・ラダー(1990/米/113分) 映画の感想

《以下ネタバレあり》
ベトナム戦争の最中、アメリカ兵ジエイコブが所属する部隊が攻撃される。発狂するなど仲間たちが異常な行動を示すなか、ジェイコブは銃剣で刺され重傷を負う。帰国した彼は、ニューヨークの街中で悪魔のような姿をした「人々」に遭遇し、何者かに命を狙われ、またベトナム戦争や死んだ最愛の息子が登場する悪夢を頻繁に見るようになる。ベトナム戦争時、兵士たちに軍が凶暴な戦士たちを作り出すための薬を投与していたことを知ったジェイコブズは、真相究明のために奔走するが・・・。

ベトナムで重傷を負い帰国した男が体験する悪夢のような出来事と、その背後にある彼がたどり着く驚愕の真相とを描いたサイコホラー。監督は『ナインハーフ』『危険な情事』のエイドリアン・ライン。脚本は『ゴースト/ニューヨークの幻』のブルース・ジョエル・ルービン(二作には共通のテーマがある)。ティム・ロビンス、エリザベス・ペーニャ、ダニー・アイエロ、マコーレー・カルキンらが出演。ベトナム戦争で負傷したアメリカ兵の臨死体験(大半は悪夢)を描いた映画。日常と怪異や冒険や謎とつじつまの合わない出来事が混ざり合った現実のようで現実ではない世界の描写、過去の記憶のフラッシュバック、性的モチーフ、宗教的モチーフ、グロテスクや恐怖のイメージ・・・、臨死体験であれなんであれここまで人間が見る悪夢というもの真相に迫った作品はかつてなかったように思われる。キリスト教を基盤とした人間の死の恐怖からの解脱を描いた物語も感動を誘い、それを演じる役者たちの演技もとても良い。エイドリアン・ラインの演出は見事の一言で、悪夢的な恐ろしい描写や映像はもちろん、彼のトレードマークであるスタイリッシュな映像と売れっ子映画監督としてのノウハウで、宗教的でシリアスな物語を一級のハリウッド娯楽映画に仕立て上げている所も素晴らしい。作品の出来、スタッフ・キャストの顔ぶれなどを鑑みて、本作を私はこの時代を代表するアメリカ映画の一つであると強く押したい。

エリザベス・ペーニャのヌード

ティム・ロビンス演じる主人公の「回想」の中に出てくる元妻が白人で、「現実」世界における愛人がヒスパニックというのは意図したものであろう。その愛人役のエリザベス・ペーニャとティム・ロビンスのやりとりがまさに「悪夢的」なもので、監督の演出によって蠱惑的なエロチシズムを引き出された彼女は、主人公を堕落させる「悪魔」の化身としての大役を見事に担っている。

参照リンク

ジェイコブス・ラダー ウィキペディア
ジェイコブス・ラダー IMDb
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Carolco Pictures Tri-Star Pictures

エリザベス・ペーニャがヌードになった映画

エリザベス・ペーニャ(Elizabeth Peña, 1959年9月23日 – 2014年10月14日[1])はアメリカ合衆国の女優。キューバ系。

1987 ラ★バンバ La Bamba
1990 ジェイコブス・ラダー Jacob’s Ladder
1994 キル・ミー・テンダー2 DEAD FUNNY
1995 Across the Moon

ペンデュラム/悪魔のふりこ(1991/米/96分) 映画の感想

15世紀のスペイン、大審問官トルケマダのもと大規模な魔女狩りが行われ、凄惨で残酷な拷問が横行していた。そんなある日パン屋の妻マリアが鞭打ち刑に処せられていた子供をかばい、魔女の疑いをかけられ投獄される。彼女は激しい拷問を受けるが、トルケマダはそんな彼女に魅了され恋をしてしまい・・・。

『ZOMBIO/死霊のしたたり』『フロム・ビヨンド 』のスチュアート・ゴードンが監督し、『エイリアン2』のランス・ヘンリクセンが大審問官トルケマダを演じた、エドガー・アラン・ポーの小説『落とし穴と振り子』と『アモンティラードの樽』をモチーフとしたホラー映画。磔や人体裂きや火炙りや鞭打ちのシーンやエロシーンがてんこ盛りのいわゆる「魔女狩り拷問系」ホラーなのだが、本作の変わっている所は、主演のランス・ヘンリクセンのやたらと熱の入った「真剣」な演技と(ほんとスゴイ)、スチュアート・ゴードン監督の持ち味のエログロナンセンスとの間の明らかな温度差が画面にも表れている部分。その歪さを楽しめる人には良い映画たが、そうではない人にはおそらくバランスの悪い悪趣味な駄目映画となるだろう。エログロの他にも、アクションシーンやハラハラドキドキのシーンもあって、監督のパワフルな演出は相変わらずで、女優さんはきれいで、ランス・ヘンリクセンは怪演してて、私個人的には好きな映画。

ローナ・デ・リッチのヌード

ローナ・デ・リッチは魔女として捕らえら拷問される人妻の役。本作以外あまり目立った活躍のない女優さんだがすごくキレイ。ヘアまで見せる大胆なヌードを見せるが、彼女のエッチなシーンや拷問シーンはそれほど多くなく、むしろランス・ヘンリクセンとの人間ドラマの方が中心。

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ペンデュラム/悪魔のふりこ ウィキペディア
ペンデュラム/悪魔のふりこ IMDB
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Full Moon Features Paramount Home Video

イノセント・ブラッド(1992/米/112分) 映画の感想

女吸血鬼が、ピッツバーグを根城とするマフィアのボスの血を吸い殺し損ねたために、吸血化したマフィアのボスとその手下たちに追われ対決する羽目になるホラーコメディ映画。

監督は『狼男アメリカン』や『眠れぬ夜のために』のジョン・ランディス。主演は『ニキータ』で有名なアンヌ・パリロー。ホラー映画の枠にとどまらず80年代を代表するアメリカ映画の一つである『狼男アメリカン』のジョン・ランディスが手がける吸血鬼映画ということで期待されたが、ジョン・ランディス監督作としては、ホラーとしても、コメディとしてもパンチに欠けるという表現がピッタリの映画。一般的な娯楽映画としてはそこそこ楽しめる。とくに、『スカーフェイス』や『女と男の名誉』の ロバート・ロッジア演じるマフィアのボスが(すっげぇ個性的でいい顔の役者♡)吸血鬼になって大暴れする後半は、盛り上がる。私的にはロバート・ロッジアの活躍が見られただけで満足♡

アンヌ・パリローのヌード

『ニキータ』の女アサシンが代表作の女優として、彼女に期待されたであろうセクシーさとアクションは正直微妙。彼女がセクシーじゃないというのではなく、この役にはあってないというのが感想。かなり大胆なヌードを見せているが、これは私の個人的な感想になるが、ハリウッド進出の代償としてとにかく脱がされたといった不必要な脱ぎ方で、正直あまりいいシーンではないと思う(脱ぐのは良いが見せ方が雑)。

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イノセント・ブラッド ウィキペディア
イノセント・ブラッド IMDb
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Warner Bros.

アンヌ・パリローがヌードになった映画

アンヌ・パリロー(パリヨー)(Anne Parillaud, 1960年5月6日 – )は、フランス・パリ出身の女優。

1980 ガールズ/恋の初体験 Girls Amazon
1981 魔性の少女パトリシア Patricia – Einmal Himmel und zurück Amazon
1981 危険なささやき Pour la peau d’un flic Amazon
1983 鷹 Le Battant Amazon
1988 青い喪失 Juillet en septembre Amazon
1990 ニキータ Nikita Amazon
1992 イノセント・ブラッド Innocent Blood Amazon
1992 心の地図 Map of the Human Heart Amazon
1994 彼女たちの関係 À la folie Amazon
1998 悪夢の破片 Shattered Image Amazon
2002 ギャングスター Gangsters Amazon

キャンディマン(1992/米/99分) 映画の感想

シカゴの大学院生のヘレンは都市伝説を研究中に、「キャンディマン」と鏡に向かって五回唱えると現れ召喚者を鉤づめで殺す殺人鬼の話を知る。調査を続けるなか「キャンディマン」と五回唱えてしまった彼女の前に本当にキャンディマンが現れ、彼女の周囲で殺人を繰り返す。キャンディマンはヘレンに異様に執着するが、キャンディマンの伝説は白人の娘と恋に落ちたことによって彼女の父親たちによって惨殺された黒人奴隷の青年の悲劇に由来していて、その恋人の肖像画はヘレンと瓜二つだった・・・。

主にホラーやファンタジーの分野で活躍するイギリスの作家で映画監督のクライヴ・バーカーの原作小説を、バーナード・ローズ監督が映画化した秀作ホラー映画。キャンディマン役にトニー・トッド、ヘレン役にヴァージニア・マドセン。アメリカの暗い過去の歴史が絡んだ都市伝説を研究する女子学生が、現実と幻想の壁が破れるなか彼女自身が重要人物としてその物語に囚われて新たなフォークロアを紡ぎ出すという展開が、既存のスラッシャー映画からは一線を画していておもしろく、そこはさすがはクライヴ・バーカーといったところ。もちろん残酷描写やショッキングなシーンも十分あって、そこもホラー映画として満足できる。トニー・トッドやヴァージニア・マドセンといった役者陣もはまり役かつ熱演していて良い。

ヴァージニア・マドセンのヌード

都市伝説を調査する中で、危険にさらされ自らの正気を疑われ身内に裏切られるもそれらに果敢に立ち向かっていくヘレンの姿が女性の自立と成長の物語にもなっていて、それをヴァージニア・マドセンが好演している。それとは別に、画面の中で彼女がさらすその豊満な肉体が「すごい」の一言でほんとうに「すごい」。

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Propaganda Films PolyGram Filmed Entertainment TriStar Pictures

キャンディマン [Blu-ray]
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

ヴァージニア・マドセンがヌードになった映画

ヴァージニア・マドセン(Virginia Madsen, 1961年9月11日 – )は、アメリカ合衆国の女優。

1983 恋のスクランブル Class
1985 クリエイター Creator
1987 スラムダンス Slam Dance
1990 ホット・スポット The Hot Spot
1991 コレット・水瓶座の女 Becoming Colette
1992 キャンディマン Candyman

ドラキュラ(1992/米/128分) 映画の感想

1462年、ワラキア公ヴラド〝ドラキュラ〟は、オスマン帝国への遠征に勝利する。しかし帰国したヴラドは最愛の妻エリザベータが彼が死んだという偽りの情報を真に受け投身自殺したのを知り、慟哭しキリストを憎み血をすすり吸血鬼となる。1897年、ドラキュラは、彼の依頼でルーマニアの彼の城を訪れた弁護士ジョナサンを幽閉しロンドンに向かう。彼の目的は、エリザベータと瓜二つのジョナサンの婚約者ミナにあつた・・・。

フランシス・フォード・コッポラ監督によるドラキュラ映画。ゲイリー・オールドマン、ウィノナ・ライダー、アンソニー・ホプキンス、キアヌ・リーブスといった当時の人気俳優たちが出演。本作のヒットによって、ハリウッドで、吸血鬼や狼男、フランケンシュタインといった古典的モンスター映画が再注目され、一流のスタッフ・キャストで製作されるきっかけとなった。制作当時コッポラがブラム・ストーカーの原作に忠実に『ドラキュラ』を映画化したという事が売り文句となっていたが、実際は原作のなかのミナとドラキュラとの関係性が改変され、ドラキュラを邪悪なモンスターというだけではなく亡き妻に純愛を捧げる悲劇の男としても描く構成となっている。ドラキュラにはイギリス人の非キリスト教徒や異人種や植民地の人々への偏見や恐怖などいろいろな要素が含蓄されているといわれるが、そんなドラキュラに〝まんまと〟守るべき女を奪われてしまうという展開に斬新さを感じる人もいれば温さを感じる人もいるだろう。また本作におけるコッポラの演出は、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』や『エクソシスト』『悪魔のいけにえ』といったモダンホラーの持つリアリスティックな表現から、それよりはるか以前のヨーロッパの幻想映画や怪奇映画にみられた表現主義的手法や、それに影響を受けた1930年代のユニバーサルのモンスター映画にみられたような古典的なドラマ作りや恐怖演出を、最新の技術でコッポラなりに再現しており、その点でも特徴的。終盤の複数のことを同時進行で描く、コッポラらしい演出の巧みさや、ゲイリー・オールドマン、アンソニー・ホプキンスの怪演、ウィノナ・ライダー、キアヌ・リーブスといった当時の若手スターの活躍も魅力。

モニカ・ベルッチのヌード

モニカ・ベルッチはキアヌ・リーブス演じるジョナサンを誘惑するドラキュラの花嫁の一人を演じている。正直端役のお色気要員だが、はっきりと彼女と分かり存在感がある。本作は彼女のハリウッド進出作。他にルーシー役のサディ・フロストらもヌードを見せている。

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(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
American Zoetrope Osiris Films Columbia Pictures

ドッペルゲンガー/憎悪の化身(1993/米/104分) 映画の感想

ホーリーという女の子がニューヨークにやってきて、作家のパトリックの家の一室を借りて彼と同居することになる。パトリックは次第にホーリーに惹かれていくが、彼女の心の中にはもう一人の邪悪な人格が存在し、彼を戸惑わせる。驚くべきことにその第二の人格はドッペルゲンガーとして実体化し、過去には彼女の母親を殺害しているらしかった。パトリックは真相を追求しようと奔走するが・・・。

ドリュー・バリモアが女優としての低迷時代に出演したサイコホラー。監督は『タイムボンバー』のアヴィ・ネッシャー。ヒッチコックに影響を受けたブライアン・デ・パルマ作品のそのさらに劣化版のような映画。ドッペルゲンガーを巡る謎解きや物語の展開そのものが「そんなわけないやろ!」と突っ込みを入れたくなるような酷さ有り得なさなのはいただけないが、監督の演出や役者の演技はますまずで、映画自体の完成度はそれなりにある。後半に登場するぐちゃぐちゃクリーチャーの特殊メイクの出来も良い。なんというかこの映画を観て、かつてのアイドルや売れない(売れなくなった)女優が脱いでいるということが一番の売りで内容はめちゃくちゃではあるがそれでも作品としのクオリティはそれなりにあった、この映画が制作された頃にはやった日本のVシネマやそれと同ジャンルの映画(ビデオ映画)と似たような立ち位置の作品だなと感じた。

ドリュー・バリモアのヌード

ドリュー・バリモアはこの頃まだ10代(!)。低迷時代ではあるもののさすがに女優としての存在感は醸し出している。なにより単純に可愛くてイイ。先に述べたように彼女のエッチなシーンが一番の売りの映画なので、彼女のヌードとともにそれがこれでもかと誇張されているが、ぎりアイドルとしての一線は超えてなく(厳密にはアメリカに日本のアイドルのような概念はないらしいが)、『ボディヒート』もそうだが、そういうところが売れなくなってお色気路線に行った他の女優たちと違って、彼女にその後の再ブレイクの余地を残したようにも思う。

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ボディ・スナッチャーズ (1993/米/87分) 映画の感想

マーティは軍の施設内の環境調査のために派遣された父とともにアラバマ州の軍事基地に引っ越してくる。彼女はそこで基地司令官の娘と友達になり、ヘリコプターのパイロットのティムと知り合い惹かれあう。しかし基地内の人々の中に様子のおかしいものがいて彼女は不審に思う。やがて彼女の継母が、さや状の植物のようなものに襲われその後別人のようになってしまう。しかしマーティがその事を訴えても誰も耳を貸さない・・・。

ジャック・フィニイの小説「盗まれた街」の三度目の映画化作品。主演はガブリエル・アンウォー。監督は『キング・オブ・ニューヨーク』『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』のアベル・フェラーラ。一度目の映画化作品である『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』は、エイリアンに体を乗っ取られ、人類が徐々に侵略されていくという、この手のSFホラーのテンプレートとなった作品。二度目の映画化作品『SF/ボディ・スナッチャー』も名作。本作は舞台を米軍基地内に限定し、青春映画的要素を絡めているのが特徴。悪くはないが、前二作に比べると全体的にやや物足りないという印象。特撮は『SF/ボディ・スナッチャー』と同じトム・バーマンで秀逸。メグ・ティリーが継母役で出演していてアンダーヘアが見えるシーンがあるが、これはおそらくボディダブル。彼女は熱演。それにしてもメグ・ティリーとガブリエル・アンウォーって「美しすぎる母娘」すぎる。

ガブリエル・アンウォー/メグ・ティリーのヌード

ガブリエル・アンウォーは父親の仕事の関係で米軍基地に引っ越してきた女の子の役。入浴中にエイリアンに襲われるシーンと、エイリアンに体を乗っ取られそうになるシーンでヌードを披露。後者のシーンは性を介して本物と偽物とが対峙するというなかなか含蓄のあるものとなっている。そのシーンを引き立ててるのがガブリエル・アンウォーのヌードで、とくに乳〇がものすごく印象的。

スピーシーズ 種の起源(1995/米/108分) 映画の感想

人類はエイリアンと思しき知的生命体との交信に成功する。友好的だと思われたエイリアンから、地球人と未知の地球外生命体とを融合させるレシピを受け取った科学者たちはそれを実行するが、生まれてきた生命体は一見人間の姿かたちはしているものの、実際は人間を捕食する倫理観のかけらもないモンスターだった。政府は逃げ出した「彼女」を始末するための特別チームを結成し後を追うが・・・。

ナターシャ・ヘンストリッジが美しいエイリアンを演じ、ベン・キングスレー、マイケル・マドセンらが彼女を追うチームのメンバーに扮したSFホラー。監督は『追いつめられて』のロジャー・ドナルドソン。ロジャー・ドナルドソンが監督、『エイリアン』のH・R・ギーガーがモンスターのデザイン、『スター・ウォーズ』のリチャード・エドランドが特殊効果と、期待させる要素は抜群だが、彼らが参加してもいかんともしがたいぐらいに脚本が悪い(設定自体はいい)。凄腕の特殊チームのはずが、やることなすこと行き当たりばったりで、なにかすごい作戦を編み出すでもなく、「彼女」を追っては逃し追っ手は逃しの退屈な展開が続き、あげくの果てにはモンスターの方からこっちにやつてきて、仲間の数人がとくに活躍の場もなく死に、「えっ」というあっけない幕切れを迎える。おもしろくないのだ・・・。H・R・ギーガーのデザインやリチャード・エドランドの特殊効果はさすがといったところだが。

ナターシャ・ヘンストリッジのヌード

と、あまり褒められた出来の映画ではないが、それでも本作が成功を収めたのはモンスター役のナターシャ・ヘンストリッジの魅力、ぶっちゃけ彼女の裸の力によるものが大きかった。種を残すために男を誘惑するシーンなどで大胆なヌードを惜しげもなく披露している。

参照リンク

スピーシーズ 種の起源 ウィキペディア
スピーシーズ 種の起源 IMDB
スピーシーズ 種の起源 ナターシャ・ヘンストリッジのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Frank Mancuso Jr. Productions MGM/UA Distribution Co.

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