1980年代アマンダ・ドノホーエリザベス・シュージュヌヴィエーヴ・ビュジョルドバーバラ・クランプトンホラー映画マチルダ・メイリサ・ボネットリネア・クイグリーロイス・チャイルズ映画女優ヌード

女優さんのヌードが見られるホラー映画 1980年代 No. 3

1980年代

悪魔のサンタクロース 惨殺の斧(1984/米/79分) 映画の感想

幼い時に両親をサンタの恰好をした強盗に惨殺され、ビリー少年は厳格な修道院長がいる孤児院に主要される。18歳となったビリーは修道院を出て、おもちゃ屋で働いていた。しかしクリスマスイブにサンタクロースの衣装を着せられて働かされたことで、ビリーのトラウマが甦り、さらには店の中でセックスをしている男女を目撃したことで狂気の引き金がひかれ、彼は殺人鬼と化す・・・。

幼い時のトラウマからクリスマスの時期やサンタの姿を観ると「頭がおかしくなる」少年が、成長し、自らがサンタの恰好をした殺人鬼になって人々を殺しまわるというホラー映画。監督はチャールズ・E・セリアー・Jr。リリアン・ショーヴァン、ロバート・ブライアン・ウィルソン、ギルマー・マコーミックらが出演。子供たちに人気のサンタを殺人鬼に見立てた大々的な宣伝で激しい批判にさらされたいわくつきの映画。当時の批評家の評価も低かったが、ヒットし、続編やらリメイクが作られカルト化した。80年代スラッシャー映画の古典の一つ。サンタの恰好をした殺人鬼のインパクト、いや~な雰囲気の醸成(き〇ちがいじいさんや、折檻シスターなどなど)、幼児のトラウマや虐待を絡めた「バットマン・ビギンズ」か「ジョーカー」かといった殺人鬼の誕生の瞬間に物語の大半を費やす構成の特異性、ブラックジョーク、バカらしい殺害シーン、誇張された演技、やたら出てくるヌードシーンなど、恐いというよりも変な映画。変な映画好きの私はとても楽しめた。メインの殺人サンタではなく冒頭の強盗サンタが一番怖いというのもサイコー。

リネア・クイグリーのヌード

たくさん女優さんのヌードが出てくる映画の中に会って彼女もその中の一人にすぎない。ただ『バタリアン』ほどではないにしても、本作の彼女も殺され方も含めてかなり目立っている。

参照リンク

悪魔のサンタクロース 惨殺の斧 ウィキペディア
悪魔のサンタクロース 惨殺の斧 IMD
悪魔のサンタクロース 惨殺の斧 リネア・クイグリーのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Slayride Productions Inc. Tri-Star Pictures

悪魔の毒々モンスター(1984/米/92分) 映画の感想

フィットネスクラブで清掃人をしている少し「頭が弱い」いじめられっ子のメルヴィンは、騙されてからかわれビルから有毒廃棄物のドラム缶のなかに落ちてしまう。そのことで彼は醜い容姿となるが、超絶的なパワーを同時に身に着ける。彼はその力で街の悪人を退治し、ついには盲目の恋人も出来る。しかしそんな彼をよく思わない犯罪組織やそれを裏で操る市長が、彼を抹殺するために襲撃を開始する・・・。

B級映画の制作で有名なトロマ社のロイド・カウフマンによるエロ・グロ・ホラー・アクションヒーロー映画。ミッチェル・コーエン、アンドリー・マランダ、マーク・トーグルらが出演。レンタルビデオ屋が流行っていたバブル時代の日本でも話題となり東京を舞台とした『悪魔の毒々モンスター 東京へ行く』も作られた。〝まとも〟な評論家などからは総スカンを食らっている本作であるが、ホラーやカルトやキッチュな映画が好きな映画ファンからは根強い支持を得ている。基本はアメコミヒーロー映画のパロディだが、ロイド・カウフマン監督のヒーロー物語への解釈は意外と深く、演出もツボを押さえていて相当うまい(映画を勉強する人は見習っていいレベル)。そういう映画作りや物語の構造のしっかりとした基礎部分が、独特のエロ・グロ・ナンセンスによってコーテイングされ、『悪魔の毒々モンスター』以外では味わえない独特の魅力を醸し出している(同じシーンの使いまわしも含め)。子供を無慈悲に残酷に轢き殺すシーンなど倫理的に如何なものかといったシーンも散見されるが、そういった妥協のないグロシーンも本作の魅力であることは否定できない。私はこの映画が好きだが、トロマのその他の作品は、私の見た範囲ではとくに評価に値するものはなかった。この一作だけが特別なのだ。

ジェニファー・バプティスト/シンディ・マニオンのヌード

ジェニファー・バプティストとシンディ・マニオンはメルヴィンを騙しダークヒーローとなった彼に復讐される女たちの役。メルヴィンの恋人になる盲目の美女役のアンドリー・マランダは脱いでいるようで脱いでない。

スペースバンパイア(1985/米/英/116分) 映画の感想

地球に接近したハレー彗星を調査しに向かったイギリスのスペースシャトルが謎の異星人の宇宙船に遭遇し、その中に眠っていた人型で全裸の男女のエイリアンがロンドンに連れてこられ、目覚め、スペースバンパイアとしてすっぽんぽんで人間を次々と襲い、人々を精気を求める吸血ゾンビに変貌させ、ロンドンを大パニックに陥れる様を描いたSFホラー映画の大作。

著名な作家のコリン・ウィルソンの原作小説を、この手の映画としては潤沢な資金で、『スター・ウォーズ』の特殊効果でアカデミー賞を受賞したジョン・ダイクストラ、同じくアカデミー賞の作曲賞に何度も輝いた名作曲家のヘンリー・マンシーニ、『エイリアン』の脚本や『バタリアン』の監督で有名なダン・オバノンら一流のスタッフらとともに、『悪魔のいけにえ』のトビー・フーパー監督が映画化した贅沢な映画。この頃トビー・フーパー監督は『ポルターガイスト 』や『スペースインベーダー』など、ハリウッドでそれなりに規模のでかい映画を任され撮っていた。コリン・ウィルソンの原作といっても、監督はハマーフィルムのSFホラー映画の古典『火星人地球大襲撃』などを意識していたらしい。一流スタッフだけあって、特殊効果、特殊メイク、音楽とどれも超逸品(ストーリー自体はものすごくおもしろいというほどのものではないと思う)。80年代の一時的なホラー映画ブームの時代に公開され大々的に宣伝されたり、何度もTV放送されたり(時代ですな)で知名度は高い(淀川 長治先生の解説含め)。全裸美女のマチルダ・メイが「吸精気」に扮して徘徊し、男を誘惑するシーンも有名。個人的にはマチルダ・メイの裸とともに、ヘンリー・マンシーニの音楽がサイコーでお気に入り。また、パトリック・スチュワートがかなり変な役で出演していて印象深かったが、後に彼が「スタートレック」でジャン=リュック・ピカード艦長として登場した時、『スペースバンパイア』の俳優さんだと分かりなんか奇妙な感じがした。

ヘンリー・マンシーニによるカッコイイサントラ YouTube

Lifeforce theme (opening and closing credits) by Henry Mancin

マチルダ・メイのヌード

一流スタッフが参加した映画だが、作品の成功のカギは女吸血鬼を演じる女優さんの肩にすべてかかっていた。マチルダ・メイはそれに見事に応えた。まさに体を張った役で、吸精気として男の願望を具現化したような見事な容姿で(個人の趣味はもちろんありますよ)、この役に説得力を与えた。映画前半の彼女が全裸で人々を襲うシークエンスはいかにも映画的(エクスプロイテーション的)で本当にいい。その後彼女が一発屋として終わらず、女優としてそこそこ成功したのは良かった。

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スペースバンパイア ウィキペディア
スペースバンパイア IMDb
スペースバンパイア マチルダ・メイのヌード画像へのリンク
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London-Cannon Films Easedram Cannon Film Distributors

バタリアン (1985/米/91分) 映画の感想

ケンタッキー州の医療用品倉庫で新入社員のフレディと先輩のフランクから「トライオキシン」という有毒ガスが詰まったタンクの存在を知らされるが、彼らは誤ってガスを噴出させてしまう。ガスは倉庫内の死体を蘇らせ、二人に襲い掛かってくる。バラバラにしても動きを止めない〝死体〟を始末するため、2人の上司のバートは友人の葬儀屋アーニーに〝死体〟を焼却炉させるが、その時に出た煙が雲と混ざり雨となって降り注ぎ、さらに大量の死者を蘇らせてしまう・・・。

『エイリアン』の脚本家ダン・オバノン監督による傑作ゾンビ映画。出演者はクルー・ギャラガー、ジェームズ・カレン、ドン・カルファ、トム・マシューズら。映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は実際に起こった事件で、その時のゾンビ〟が医療用品会社の倉庫の中にタンクに入れて保管されていて、アクシデントでそこから死者を蘇らせるガスが漏れ出し・・・、という風にロメロによるモダンゾンビ映画の始祖『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の続編扱いとなっている作品。ロメロとともに『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の脚本を書いたジョン・ルッソがロメロの「リビング・デッド」シリーズとは別に続編の権利を所有していたことにより生まれた映画。脚本もジョン・ルッソだが、本作の成功には、ロメロやジョン・ルッソが作ったゾンビ映画とは徹底的に違うテイストで撮ろうとしたダン・オバノンの功績が大きい。ゾンビ映画の最低限のフォーマットを維持しつつ、この時点(85年)で、走るゾンビ、知能を持ったゾンビなどを登場させ、ゾンビ映画そのものをパロって相対化してしまったすごい作品。演出、音楽、特殊メイク・・・、とすべてが高水準で、ゾンビ映画のみならず80年代のホラー映画を代表する作品の一つといっても過言ではない。私の大好きなホラー映画の一つ。

リネア・クイグリーのヌード

リネア・クイグリーは、パンクファッションの若者グループの一人を演じている。本国では「スクリームクイーン」として知られる彼女が見せた墓場でのストリップシーンはホラー映画史上屈指のエロシーン(と私は思う)。奇抜なファッションの下の彼女の素顔はかなりの美形。ゾンビ化してからの、白塗りで紅い髪の全裸姿は、妖艶で恐ろしく、他と完全に浮いていて、ゾンビというよりもサキュバスなんかに近い(と私は思う)。本作以外にも『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』『核変異体クリーポゾイド』『女切り裂き狂団チェーンソー・クィーン』など、「スクリームクイーン」の名に恥じぬ出演歴を誇る。

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バタリアン ウィキペディア
バタリアン IMDb
バタリアン リネア・クイグリーのヌード画像へのリンク
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Hemdale Film Corporation Fox Films, Ltd. Cinema ’84 Orion Pictures

ZOMBIO/死霊のしたたり(1985/米/85分) 映画の感想

大学で死体蘇生薬を開発した研究生ハーバート・ウェストが、次々と死者をよみがえらせパニックを引き起こすラヴクラフト原作のホラー映画。

数々の名作ホラー映画を監督したスチュアート・ゴードンの劇場長編映画デビュー作。本作の成功ででハーバート・ウェストはホラー映画のアイコンとなって、続編も二本作られた。奇想天外な物語を大真面目に力強く語り、基本はストレートなホラーであるにもかかわらず、その演出があまりにパワフルなためにスラプスティックコメディの域にまで達してしまっている作品。エロ・グロ、ナンセンスを詰め込んだ見世物小屋感覚も素晴らしく、特殊メイクや脚本や俳優の演技もこの手の映画としては最上級レベルの傑作(ホラーが嫌いという人にはこの映画の評価ポイントが逆にマイナスとなってしまうのではあるが)。

バーバラ・クランプトンのヌード

お色気要員としてこの前年に『ボディダブル』に出演していたバーバラ・クランプトンは、本作への出演で、というか本作でのあの有名なヌードシーンで、ホラー映画のみならず、映画史に名を残すこととなった。首と胴体が離れた状態でハーバート・ウェストによって蘇らされたヒル教授の生首が、全裸で横たわる彼女の股間に迫っていくシーンは、その馬鹿らしい絵面とエロチックさとで何度見ても「衝撃的」。彼女自身は際立った美人ではないが、映像映えするムチムチした体つきで素晴らしい。本作への出演後、バーバラ・クランプトンは他のスチュアート・ゴードン監督作にも出演し、そのいくつかでヌードを披露した。

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ZOMBIO/死霊のしたたり ウィキペディア
ZOMBIO/死霊のしたたり IMDb
ZOMBIO/死霊のしたたり バーバラ・クランプトンのヌード画像へのリンク
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Re-Animator Productions Empire International Pictures

フロム・ビヨンド(1986/米/86分) 映画の感想

プレトリアスという科学者が人間の脳(松果腺)を刺激し「あちら側」の世界を知覚するための共振器を開発するが、彼は「こちら側」の世界に現れた「あちら側」の世界の怪物に食われて死ぬ。研究に立ち会った助手のクロフォードは殺人罪で逮捕されるが彼の言っていることは信じてもらえず証拠不十分のうえ精神病院に収容される。精神科医のマクマイケルズは、クロフォードの証言に興味を持ち、警察と病院を説得して彼とともにプレトリアスの実験を再開させる。しかし、共振器の再稼働によって死んだはずのプレトリアスが「あちら側」の世界から現れ彼らに襲い掛かり・・・。

『ZOMBIO/死霊のしたたり』で成功を収めたスチュアート・ゴードンが、ジェフリー・コムズやバーバラ・クランプトンなどほぼ同じスタッフ・キャストで撮った、ホラー映画の秀作。原作はH・P・ラヴクラフトの『彼方へ』。やりようによってはデヴィッド・クローネンバーグ監督作品のような作品にもできる題材だが、B級ホラー映画に徹して、グチョグチョなクリーチャー、セックスしか頭にない登場人物たちを登場させて、観客を楽しませることだけを追求した痛快作。『ZOMBIO/死霊のしたたり』もそうだが、高い知性の持ち主たちが最終的に求めるものが女を襲う事というところがバカらしくてサイコー。と内容ははちゃめちゃだが、これも『ZOMBIO/死霊のしたたり』もそうだったが、映画の作りは真面目でしっかりとしていて、特殊効果はじめスタッフの仕事もよく、オーソドックスなホラー映画としての風格さえ漂わせている。スチュアート・ゴードン監督が舞台の演出家出身というせいもあるかもしれないが、登場人物の掛け合いとかキャラの立たせ方とか、本当にうまく、観客の楽しませ方のツボを心得ている感じがする。ロメロの『ゾンビ』のファンとしては、ケン・フォーリーがそのまんまな感じの役で出演し活躍している所も高評価。『ZOMBIO/死霊のしたたり』と本作とスチュアート・ゴードン監督を誉めてきたが、彼の作品すべてが成功しているというわけではない。この二作が特別なのだ。私的には『ZOMBIO/死霊のしたたり』よりも本作の方が好き。

バーバラ・クランプトンのヌード

『ZOMBIO/死霊のしたたり』にホラー映画史に残るヌードシーンを見せたバーバラ・クランプトンは、本作で女精神科医を演じる。グチョグチョのクリーチャに裸に剥かれ襲われるシーンでヌードを見せる。それ以上に、最初スーツ姿に眼鏡という堅い感じで登場した彼女が(かなり美人に見える)、後半脳の松果腺を刺激されて淫乱女に変貌し、お尻丸出しのきわどいSMスーツに身を包み、ジェフリー・コムズにのしかかっていく狙い過ぎのシーンがエロ過ぎる。彼女の画面映えする肉感的な体がヤベェ。

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フロム・ビヨンド ウィキペディア
フロム・ビヨンド IMDb
フロム・ビヨンド バーバラ・クランプトンのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Empire Pictures Vestron Pictures

リンク(1986/英/103分) 映画の感想

大学生のジェーンは、霊長類の権威のフィリップ教授の人里離れた田舎の研究所兼屋敷で、夏休みの間彼の助手として働くことになる。彼女はリンクという服を着て執事のようにふるまう猿に迎えられる。猿たちは知能が高く教授すら手をやくが、やがて彼は姿を消す。不審に思いながら留守を預かるジェーンだが、彼女はリンクのただならぬ視線を感じ恐怖を覚える・・・。

猿の研究をしている大学教授の屋敷に住み込みのアシスタントとしてやってきた女子学生が、猿のリンクによって恐怖のどん底に落とされるホラー映画。主役の女子学生をエリザベス・シューが演じ、テレンス・スタンプが教授役で共演している。知名度はそれなりにあるが、作品の出来の良さと評価が釣り合っていないと感じる傑作ホラー映画(だと私は思う)。隠し通路なども備えた人里離れた崖の上の屋敷というゴシック的舞台、猿の脅威が少しずつ明らかになり教授や訪れた者たちが次々と失踪していく序盤から中盤の徐々に恐怖を高めていく演出、そこからラストへの怒涛の展開、エリザベス・シューの魅力、そして何よりもリンクをはじめとする猿たちの演技力、それらがほんとうに素晴らしいのだ。炎を恐れぬ元サーカスの人気者の猿のリンクが最高にカッコよく、私の中では「彼」はホラー映画におけるのベストヴィランの一人である。

エリザベス・シューのヌード

エリザベス・シューが『ベストキッド』の次に出演した映画。80年代に好まれた女優さん顔で、まだあどけなさも残していてかわいい。彼女がシャワーを浴びようとしている浴室に、リンクが「裸」で侵入してくる場面でヌードを見せる。といってもこれはボディダブルの可能性あり。それ以上に、リンクが彼女の裸を嘗め回すように見るのを、彼女の背中越しに映すシーンの方がエロくてインパクトがある。

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リンク エリザベス・シューのヌード画像へのリンク
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Thorn EMI Screen Entertainment The Cannon Group

エンゼル・ハート(1987/米/113分) 映画の感想

1955年のニューヨーク、私立探偵ハリー・エンゼルはルイ・サイファーという謎めいた男から、彼に借りのある元人気歌手のジョニー・フェイバリットを探してほしいと依頼される。ジョニーを探していくうちに彼が黒魔術に傾倒していたこと、娘がニューオリンズにいたことなどを突き止めるが、ハリーが調査に向かった行く先々で関係者が殺される。ハリー自身が容疑者とされるなか、彼は衝撃的な事実に突き当たる・・・。

監督は『ダウンタウン物語』や『ミシシッピー・バーニング』のアラン・パーカー。ミッキー・ロークが主演のハリー・エンゼルを、ロバート・デ・ニーロか謎の男ルイ・サイファーを演じる。原作はウィリアム・ヒョーツバーグの小説『堕ちる天使』で、自らの成功のために悪魔に魂を売った男が支払わされる代償について描いた映画。フィルムノワール風味のホラー映画で、悪魔との契約という絵空事(信仰の篤い人たちにはリアルなものではあるが)を信じさせ、悪魔を通して人間の堕落や誘惑について語る普遍的な寓話ともなっていてメッセージ性も高い。ミッキー・ロークがセクシーな男に扮して成功した『ナインハーフ』に肖ったような美しいビジュアルや激しい官能シーンも本作の特徴。ロバート・デ・ニーロやシャーロット・ランプリングやリサ・ボネットらの出演者の演技も見事。演出、脚本、役者の演技、撮影、ロケ、特殊効果、すべてが素晴らしい秀作。観直してみて、アラン・パーカーという監督の実力を再認識させられた。

リサ・ボネットのヌード

リサ・ボネットは失踪したジョニーの娘の役。ミッキー・ロークと非常に大胆な濡れ場を演じヌードを披露し、ブードゥー教の儀式で踊り狂うシーンで胸を見せている。『ワーキン・グガール』にも出演していたエリザベス・ウィットクラフトもヌードを見せている。

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エンゼル・ハート ウィキペディア
エンゼル・ハート IMDB
エンゼル・ハート リサ・ボネットのヌード画像へのリンク
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Carolco Pictures Tri-Star Pictures

リサ・ボネットがヌードになった映画

リサ・ボネット(Lisa Bonet、1967年11月16日 – )はアメリカ合衆国の女優。

1987 エンゼル・ハート ANGEL HEART
1993 デッド・コネクション DEAD CONNECTION
1993 バンク・ラバー BANK ROBBER

クリープショー2/怨霊(1987/米/92分) 映画の感想

トラックの荷台から配達される「クリープショー」の最新号を少年が受け取り、3つの世にも恐ろしい話が始まる。第1話は雑貨店に押し入って店の主の老夫婦を殺した暴漢を殺戮する木彫りのインディアンの話。第2話は湖の孤立した筏の上で謎のアメーバー状の生物に襲われる若者たちの話。第3話は、不倫をした人妻が帰宅途中にヒッチハイカーを轢き、死んだはずの彼に執拗に追われる話。・・・

『ゾンビ』のジョージ・A・ロメロとホラー小説家のスティーブン・キングが組み、ECコミックスにオマージュを捧げたオムニバスホラーの傑作の続編。監督はロメロから彼の映画のカメラマンを務めてきたマイケル・ゴーニックにバトンタッチ。原案はキング、脚本はロメロ。出演は『007 ムーンレイカー』でボンドガールを務めたロイス・チャイルズやジョージ・ケネディ、特殊メイクアップアーティストとして有名なトム・サヴィーニら。単純にマイケル・ゴーニックの監督としての演出力が不足していてつまらない。ロメロの脚本もおもしろさに欠ける。前作で特徴的だったコミックスを模したアニメも冗長。唯一第3話だけ少しおもしろい。ただ同じスタッフが参加したTVシリーズ『フロム・ザ・ダークサイド』に通じる味があり、短編ホラーとしての雰囲気は悪くない。

ロイス・チャイルズのヌード

ロイス・チャイルズは若いツバメと不倫関係にある有閑夫人の役。彼女の女優としての演技力や魅力もあって第3話はなんとか商業映画レベルに達している。第3話の冒頭でヌードを見せている。第2話ではジェレミー・グリーンもヌードを見せている。

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クリープショー2/怨霊 ウィキペディア
クリープショー2/怨霊 IMDb
クリープショー2/怨霊 ロイス・チャイルズのヌード画像へのリンク
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Laurel Entertainment New World Pictures

ロイス・チャイルズがヌードになった映画

ロイス・チャイルズ(Lois Chiles、1947年4月15日-)は、アメリカ合衆国の女優。『007 ムーンレイカー』でボンドガールを務めた。

1987 ブロードキャスト・ニュース Broadcast News
1987 クリープショー2/怨霊 Creepshow 2

白蛇伝説(1988/英/93分) 映画の感想

青年考古学者のアンガスは、英国の田舎町の洞窟で、巨大な蛇の頭蓋骨と思われる遺物を発見する。それは地元の領主ジェームズ・ダンプトンの祖先が退治したとされる古代の邪悪な蛇神に関係するもので、近くの邸宅に住む妖艶な謎の美女レディ・シルヴィアはその蛇神の不死の巫女だった。ジェームズやアンガスたちは蛇神の謎を探る一方、シルビアは彼らや彼らの彼女たちを誘惑し・・・。

『トミー 』などの鬼才、ケン・ラッラル監督によるブラム・ストーカーの小説を映画化したホラー映画。出演者はヒュー・グラント、アマンダ・ドノホー、サミ・デイヴィス、キャサリン・オクセンバーグ、ピーター・キャパルディら。非情にゆるい演出と、ケン・ラッセル監督特有のキッチュで幻想的なシーンが特徴の「バカ映画」。蛇女を誘導するのに蛇使いの音楽を流したり、アマンダ・ドノホー演じる半裸の蛇女のビジュアルがとても奇妙だったり、前述した幻想シーンが変だったり、蛇神の姿や特撮がチープだったり、とにかく「変」。全くおもしろくないが、その「変」なところだけは強く印象に残る映画。

アマンダ・ドノホーのヌード

蛇女役のアマンダ・ドノホーのビジュアルや怪演がとにかく「変」(でエロイ)。胸を出し巨大な「ペニスカバー」をつけた青い肌の彼女の姿は一回見たら忘れられない(笑)。

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白蛇伝説 ウィキペディア
白蛇伝説 IMDb
白蛇伝説 アマンダ・ドノホーのヌード画像へのリンク
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White Lair Vestron Pictures

戦慄の絆(1988/米/加/116分) 映画の感想

産婦人科医を営み一卵性双生児のエリオットとビヴァリーは、エリオットは社交的、ビヴァリーは内気と性格は正反対だったがお互いに足りない部分を補い合って生活していた。二人は時には女性も共有したが、不妊治療に訪れた女優クレアにビヴァリーがのめり込んでしまったことで二人の間の均衡が壊れてしまう。クレアとの関係で落ち込み薬物に依存となったビヴァリーに、エリオットは感情を乱されるが、ビヴァリーとクレアの関係が回復すると、今度は疎外された形となったエリオットが落ち込み薬物に依存してしまい・・・。

デヴィッド・クローネンバーグ監督によるサイコスリラー。一卵性双生児の兄弟の「二役」をジェレミー・アイアンズが演じる。二人の関係を狂わすクレア役はジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド。それまで特異ながらもホラーテイストの強い作品を作ってきた監督が、より人間ドラマの方に重きをとって制作した作品で、デヴィッド・クローネンバーグにとって転機となった。『シーバース/人喰い生物の島』や『ラビッド』『ヴィデオドローム』といった作品で人間とデバイスの融合がもたらす肉体や精神のグロテスクな変化を描いてきた監督だが、本作では双子そのものを奇異なものとして、表現は悪いが怪物として描き、その関係性や彼らの内面をグロテスクなドラマの形で表している(視覚面でも監督らしいグロテスクな表現が多少ある)。性格の違う双子を演じたジェレミー・アイアンズの演技が秀逸で、ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドも良い。

ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドのヌード

ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドの年を重ねたことによる女盛りぶりとそこに見え隠れする残酷な老化という陰の部分とが映画のトーンにあっている。ジェレミー・アイアンズとベッドに横たわっているシーンでヌードを見せている。ハイジ・フォン・パレスクも大胆なヌードを見せている。

参照リンク

戦慄の絆 ウィキペディア
戦慄の絆 IMDb
戦慄の絆 ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドのヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。ご注意ください。)
Morgan Creek Productions Telefilm Canada Mantle Clinic II Astral Films  20th Century Fox

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