- 死霊のはらわた(1981/米/85分) 映画の感想
- エレン・サンドワイズのヌード
- エレン・サンドワイズがヌードになった映画
- ハウリング(1981/米/91分) 映画の感想
- エリザベス・ブルックス他のヌード
- バーニング (1981/米/91分) 映画の感想
- キャロリン・ホーリハン/キャリック・グレンのヌード
- マッドマン・マーズ(1981/米/89分) 映画の感想
- ゲイラン・ロスのヌード
- キャット・ピープル(1982/米/118分) 映画の感想
- ナスターシャ・キンスキーのヌード
- アネット・オトゥールのヌード
- リン・ローリーのヌード
- エンティティー 霊体(1982/米/125分) 映画の感想
- バーバラ・ハーシーのヌード
- エクストロ(1982/英/86分) 映画の感想
- マリアム・ダボのヌード
- ヴィデオドローム(1982/カナダ/89分) 映画の感想
- デボラ・ハリーのヌード
- ハンガー (1983/米/97分) 映画の感想
- スーザン・サランドンのヌード
- サイコ2(1983/米/113分) 映画の感想
- メグ・ティリーのヌード
死霊のはらわた(1981/米/85分) 映画の感想
休暇のために山小屋を訪れた四人の若い男女が、そこで「死者の書」を発見し、そこに書かれた呪文を読みあげ古代の悪霊たちを蘇らせてしまう。悪霊は若者たちに取り憑き、取り憑かれた者は不死身のソンビとなって仲間に襲い掛かり・・・。
『スパイダーマン』のサム・ライミ監督の劇場長編デビュー作。大ヒットし、ビデオで何度も観られ、カルト映画となり、続編が作られ後のカルチャーに多大な影響を与えたホラー映画の歴史に残る作品。日本においては80年代に流行ったスプラッター映画の代名詞のような作品となり、その過激さと圧倒的なおもしろさとエロ要素で、当時また貸しなども含めて数多くの人が視聴し、ビデオの普及に大いに貢献した影の功労者(大げさではなく)。森で女性が襲われるシーンはいわゆるアダルトアニメなどの「触手もの」に影響を与え、それがアメリカに逆輸入され、日本の「ヘンタイもの」の普及に大いに貢献した(大げさではなく)。当時から過激な残酷描写とともに、そのスラプスティックコメディ的な表現が注目された作品だが、ホラー映画として今見返しても十分に恐い。サム・ライミ監督の演出や表現は独特だが、それはおそらく、コミックブックのファンである彼の頭の中に彼だけの原作コミックが存在しそれを映画に移し替える作業の中から生み出されている。デビュー作である本作では、自作のステディカメラやストップアニメーションを使った特撮の使用、特異なカメラワークなどで、その彼の頭の中にあるイメージを映像化するためのノウハウをすでに確立しており、サム・ライミ監督の非凡な才能を感じさせる。大傑作。
エレン・サンドワイズのヌード
エレン・サンドワイズは、森で樹木に取り憑いた悪霊に襲われるという本作における非常に有名なシーンを演じている。このシーンは先に述べたように、その後の「ヘンタイもの」や「触手物」のルーツとなり、エロ方面のカルチャーに多大な影響を与えた。ただこのシーンが有名になったのは、エロいだけではなく監督のその見せ方がうまかったことにも要因があったと思う。その後の、彼女が悪霊に森の中を追われるシーンもエロくて迫力があって恐く見せ方がすごくうまい。本作では他に主役のアッシュの恋人リンダ役のベッツィ・ベイカーの裸もチラリと見られる。
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Renaissance Pictures New Line Cinema
エレン・サンドワイズがヌードになった映画
エレン・サンドワイズ(Ellen Sandweiss 1958年12月30日-)はアメリカ合衆国の女優。
1981 死霊のはらわた THE EVIL DEAD

ハウリング(1981/米/91分) 映画の感想
ニュースキャスターのカレンは世間を騒がせている連続殺人鬼エディを捉える計画に参加し、ポルノ映画館で彼と会う。エディは警察に撃ち殺され計画は成功するが、カレンは心に傷を負い、馴染みのセラピストに勧められ「コロニー」と呼ばれる療養所に夫のビルとともに滞在する。しかしそこの住民はどこか変で、夫のビルの様子もおかしくなる。実は「コロニー」は狼男たちの隠れ家で、ビルもその仲間になっていたのだ・・・。
『ピラニア』『グレムリン』のジョー・ダンテ監督による人里離れた療養所に隠れ住む狼男の恐怖を描いたホラー映画。出演者はディー・ウォレス、デニス・デューガン、クリストファー・ストーン、ベリンダ・バラスキー他。ロブ・ボッティンによる革新的な狼男の変身シーンが有名な映画だが(もちろん素晴らしい)、当時流行していたスラッシャー映画のような導入部分から人里離れた狼男たちの住処への移行とか、人間の中の野性について言及している所とかいった部分の、脚本とか演出が巧みな映画でもあり、私個人的には映画前半の殺人鬼逮捕のための囮捜査のシークエンスが、そこで映し出されるポルノ映画の描写とともに怖く卑猥でかなりよく出来ていてお気に入り。この作品にもみられるようなジョー・ダンテの、機械仕掛けのモンスターの扱いも含めた巧みな演出力や構成力や、過去のSFやホラー映画やカートゥーンなどへの言及に見られるこの手のジャンルへの知識の豊富さや愛が、その後『グレムリン』というスピルバーグ製作のメジャー映画の監督への抜粋に繋がっていく。ちなみにその続編となる『グレムリン2 新・種・誕・生』は前作に対するメタ映画のようなものとなっていて、カートゥーン的ハチャメチャさや文明批判やパロディや風刺の要素も楽しく、リック・ベイカーによる特殊効果やジェリー・ゴールドスミスによる音楽も素晴らしい、私の大好きな映画。
エリザベス・ブルックス他のヌード
エリザベス・ブルックスは狼女の役で、人間同士のラブシーンが狼とのそれに変わっていくアニメを使った場面が印象的。ビバリー・ワーレンは、映画序盤の卑猥なポルノ映画の中に登場している女優さん。わりとエロチックなシーンの多い映画。画像はディー・ウォレス。
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International Film Investors Wescom Productions Embassy Pictures

バーニング (1981/米/91分) 映画の感想
サマーキャンプの用務員が、そこに来ていた若者たちによって大けがを負わされ、醜い容貌の殺人鬼になって、数年後にサマーキャンプに舞い戻り、若者たちを惨殺しまくるというスラッシャーホラーの傑作。
セクハラ騒動で話題なったハーヴェイ・ワインスタインがミラマックスで手掛けた初期の作品。『13日の金曜日』のヒットにあやかったような映画扱いだが、それより以前に、『悪魔のいけにえ』などにインスパイアされて、新人映画製作者にとって低予算のホラー映画は安パイだとして企画が練られていた。ホリー・ハンターやジェイソン・アレクサンダー、フィッシャー・スティーヴンスといった後に有名になる俳優たちの映画デビュー作だが、数多く出演した若手俳優の中に埋もれて正直判別がつきにくい。監督はイギリス出身のトニー・メイラムで、彼が手掛けた作品で他に日本で知られているものとしてはTV放送されたTV映画『美女ドリアン・グレイの秘密』などがある(この作品は私の子供の頃のトラウマ作品)。80年代当時数多くのスラッシャー映画が制作されたが、その中でも本作はピカイチの出来で、観客を本気で恐がらせ楽しませようとする姿勢がひしひしと伝わってくる。ここには監督の力量に加え、ワインスタイン兄弟の映画製作者としての手腕も垣間見られる。何かが起こる前の雰囲気の醸成や起こるまでの段取りのうまさ、「客席から飛び上がるほどビックリする」といった表現がぴったりのショッキングシーンの連続、適度のお色気要素、美しくも不気味なキャンプ場の自然の風景をとらえた映像、常に危険と隣り合わせのようなヒリヒリとした緊迫感、後半の生きるか死ぬかのサバイバル感、そして元イエスのリック・ウェイクマンによるプログレッシブ調の独特の音楽と、どれもが素晴らしい。
元イエス リック・ウェイクマンの超カッコイイサントラ Theme From The Burning
なかでも『13日の金曜日』や『ゾンビ』で有名なトム・サヴィーニの特殊メイクが超一流で、それだけでも一見の価値がある。その残虐シーンはこういう若者向けの低予算の娯楽映画に似つかわしくないぐらい凄惨でどぎつく(〝リアル〟な殺人感が半端ない)、本当に素晴らしく、彼の面目躍如である(指がピョ~ン)。物語自体も単調ではあるが、クロプシーという有名な都市伝説を基にしていて、フォークロア的で、殺人鬼として彼の側にも動機や理由を持たせているところも良い。私自身はこの映画を若い時に観て思い入れがあるが、そうだから誉めているわけではない。その当時に観た他のホラー映画でも面白くないものは面白くない。ちなみに日本では殺人鬼の名前が配給会社によってバンボロと変更され「おもしろおかしく」宣伝された。
キャロリン・ホーリハン/キャリック・グレンのヌード
本作でヌードになったキャロリン・ホーリハンとキャリック・グレンは有名な俳優ではないが、エロと殺戮シーンがセットになった本作を代表するシーンでそれぞれヌードになっていてインパクト大。これらのシーンによって彼女たちは映画の歴史に確かな爪痕を残した。とくにキャロリン・ホーリハンの、森の中の湖での行水、下着を隠されて全裸で森の中を徘徊、そしてそのあとの強烈な惨殺シーンは、嗜虐性もこの上えなく、いい意味でも悪い意味でもこれぞホラー映画!といったシーンで素晴らしい。
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Cropsy Venture Miramax Films Filmways Pictures

マッドマン・マーズ(1981/米/89分) 映画の感想
子供たちを集めたとあるキャンプ場で、夜、大人たちが焚火を囲んで子供たちに近くの森の中にある一軒家で起こったマッドマンマーズと呼ばれる農夫による一家惨殺事件について語っていた。そして大人の警告にもかかわらず若者の一人が冗談半分で彼の名を叫んでしまったために、住民によって吊るし上げられても死なず今でも森の中を獲物を求めてさまよっているマッドマンマーズを呼び覚ましてしまう・・・。
ホラー映画の金字塔ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』でフラン役を務めたゲイラン・ロス主演(アレキサス・デュビン名義)のスラッシャー映画。監督はジョー・ジャノン。『バーニング』と同じくクロプシーと呼ばれる殺人鬼についてのニューヨークの都市伝説に着想を得ていて、製作時期も重なっており、内容も驚くほど似ているが、どちらかがマネたというのではないようだ。出演者、エロ、バイオレンス、特殊メイク、殺人鬼のキャラ、どれをとってもいまいちで劣化版『バーニング』といった感じの作品だが、設定や観客を怖がらせる演出はスラッシャー映画や都市伝説系の殺人鬼をもとにしたホラー映画のテンプレを押さえていてそれなりに観られる(アメリカでは名作スラッシャー映画の一つとしてカルト映画扱いらしい)。個人的には石を投げたら当たる距離に殺人鬼の住まいがあるといういいかげんさがツボだった。
ゲイラン・ロスのヌード
史上最高のカルト映画の一つである『ゾンビ』の出演者ゲイラン・ロスのわずか三本の映画出演作の内の一本。残りの一つは『クリープショー』。彼女の主演映画だが、正直主役を張るには役不足の感があり、残念ながら『ゾンビ』で注目されながらも『クリープショー』以降彼女が女優業から身を引いたのもうなずけるものとなっている。ただ後半彼女が活躍し始めてからは画面が一瞬に引き締まり『ゾンビ』における彼女を彷彿とさせるものを感じさせ、『ゾンビ』のファンである私は少しうれしくなった。エロも『バーニング』の劣化版と先に述べたが、ゲイラン・ロスも含め女優陣のサービスシーンは控え目(セミヌード表記ににしようか迷った)。
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Jensen Farley Pictures

キャット・ピープル(1982/米/118分) 映画の感想
発情すると黒豹になり、元に戻るには人間を殺すしかないキャットピープルの一族の末裔である女の悲劇を描いた映画。
1942年制作の『キャット・ピープル』のリメイク。監督はポール・シュレイダー。キャットピープルの兄妹役にマルコム・マクダウェルとナスターシャ・キンスキー。異様な雰囲気に包まれた映画。その一番の要因は猫っぽさも考慮されてキャスティングされたマルコム・マクダウェルとナスターシャ・キンスキーの独特の容姿にある。そこに、近親相姦、人間の内なる野獣性、性的描写、残酷描写、原始呪術、ノワールともまた違うアメリカ映画には珍しいじとっとした陰鬱なムードなどが結びつき、本作を一度観たら忘れられない映画にしている。ナスターシャ・キンスキーはもちろんだが、マルコム・マクダウェルの演技と裸もなかなかえぐい。人間全体を変形させるという『ハウリング』だとか『狼男アメリカン』によって革新された特殊メイクの技術が使われているのも見所で、スプラッター描写もかなり過激。昔、何度かTVの地上波のゴールデンタイムで放送されていたが、こんなの子供が観せられたらトラウマになってしまう。
ナスターシャ・キンスキーのヌード
主役のキャットピープルの女を演じたナスターシャ・キンスキーは、「絶世」のという表現がふさわしい美女。外を徘徊するシーン、手足を縛られてのセックスなど、ヘアまで見せる大胆な脱ぎっぷりを見せている。本作の彼女はエッチというよりも妖艶と呼ぶのが相応しく、いやらしさとはまた違う独特の雰囲気をまとっている。処女で兄に近親相姦を迫られるという設定の役だが、ナスターシャ・キンスキーの父親で俳優のクラウス・キンスキーが小児性愛者であったこと、ナスターシャ・キンスキーが10代初めから映画の中でバンバンヌードになっていたことなどを知っていると(姉と違い彼女は被害にあっていないともいうが)、いろいろ考えさせられる役所である。どんな汚れ役を演じても失われない「透明感」は、女優としての彼女の魅力の一つである。

アネット・オトゥールのヌード
アネット・オトゥールは動物園で働く職員の役。深夜のプールでトップレスで泳ぐシーンがある。ここは大して話の筋に関係がなく、完全にサービスシーン。彼女は80年代のメジャーな映画でたびたび顔を見かけた女優さんだが、本作はさんな彼女のお宝ヌードが見られる作品ともいえるだろう。

リン・ローリーのヌード
リン・ローリィはキャットピープルに襲われる娼婦の役。『処刑軍団ザップ』『シーバース』『ザ・クレイジーズ』などに出演し、ホラー映画ファンには馴染みの女優さん。黒の下着姿がなかなかセクシーで、黒豹に襲われるシーンで胸を見せる。ここは誰かが「ひもで引いた」みたいに彼女のブラジャーが飛ぶのが失笑物の(いい味の!)、迷ヌードシーンである。
キャット・ピープル ウィキペディア
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RKO Pictures Universal Pictures

エンティティー 霊体(1982/米/125分) 映画の感想
見えない何ものかによって襲撃され暴行されるシングルマザーの女性の恐怖と、それを心理学的に科学的に解き明かそうとする研究者たちの姿を描いたホラー映画。
70年代前半のロサンゼルスで起こった実在の女性の体験を基にしたとされる小説の映画化。監督は『アイアン・イーグル』や『スーパーマンIV』の シドニー・J・フューリー。主演は『明日に処刑を…』のバーバラ・ハーシー。女性が見えない何ものか、いわゆるポルターガイストによってレイプされるシーンが続く映画なのだが、バーバラ・ハーシーの熱演も相まって、それがかなり怖い。『ジュラシックパーク』のアニマトロニクスの恐竜などで有名なスタン・ウィンストンが制作したバーバラ・ハーシーのラテックス製のボディが実際にポルターガイストによって犯されるシーンなどどぎついエクスプロイテーション映画的なシーンも多いが、超自然的な現象を心理学的に科学的に解き明かそうとする部分が真面目に描かれていたり、女性への性被害やシングルマザーの心情などテーマ性がないとも言えず、ただのキワモノ映画として切って捨てることのできない作品になっている。スティーブン・スピルバーグ製作、トビー・フーパー監督の映画の『ポルターガイスト』(1982)が同じ年に公開されているのも興味深い。
バーバラ・ハーシーのヌード
バーバラ・ハーシーは難しい役を熱演している。彼女がエンティティによって暴行される場面でヌードが見られるが、それらはすべてダミー。なのだがそのダミーのボディがやたらとよく出来ている。担当したスタン・ウィンストンの技術力とどんな仕事にも手を抜かないその姿勢は尊敬に値する。
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American Cinema International 20th Century Fox

エクストロ(1982/英/86分) 映画の感想
子供と遊んでいるときに謎の光とともに失踪した男が3年後に帰ってくるが、彼の様子はおかしく、彼の失踪中に別の恋人ができた妻との関係もぎくしゃくする。実は彼はエイリアンによってアダプテーションされ人間とは別の何かに変化していた。彼は自分の息子も仲間にしようと近づくが・・・。
イギリス製の異色のSFホラー映画。一般的には非常に評価の悪い映画であるが、一度観ると忘れられない不思議な魅力のある映画で、続編も二本作られた。特殊撮影や特殊メイクの出来がそこそこよく、そこそこインパクトのあるエイリアンの造形や残酷描写、エイリアンに妊娠させられた女性の足の間から出てくる成人男性、不気味なピエロ、実物大のGIジョー風の殺人人形、エイリアンの卵を生み出すための繭にされてしまった女性、「ET」もどきの派手な光の明滅など、狂ったようなイメージ含め、見所もかなりある。また失踪してきた男が返ってくるあたりのミステリー調の不気味さや、家族の関係(夫婦・親子)や性行為・妊娠・排卵の描写など「子孫を残す」ということへの妙なこだわりなどが、この物語に独特の味を与えていてそこも特徴的。
マリアム・ダボのヌード
本作は『007 リビング・デイライツ』でボンドガールを務めたマリアム・ダボの映画デビュー作で、彼女の圧倒的な美貌と大胆なヌードが、スケベぇな男性目線からもこの映画を忘れられないものにしている。彼女はオペアという外国で子供の面倒を見る代わりに滞在費や宿泊費を払ってもらう留学生の役だが、やたらと目立っていて、映画の中で彼女に施される特殊メイクもすごいインパクト。私の中では彼女のヌードは映画の中の「女優さんのヌード」でもっとも印象的だったものの一つ。本作の彼女こそ私にとってはまさに「あの映画のヌードの女優さんはだれ?」だ。
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Ashley Productions Ltd. Amalgamated Film Enterprises Ltd. New Line Cinema Corporation

ヴィデオドローム(1982/カナダ/89分) 映画の感想
ケーブルテレビ局の社長のニックは、自社のコンテンツとして日夜過激な映像を求めていた。そんなおり、彼は「ヴィデオドローム」というSMや拷問や殺人が繰り返される過激で生々しい映像をえんえんと映し出す出所不明の放送の存在を知る。「ヴィデオドローム」に興味を持ったニックは、それに係わりがあると目される教授に近づくが、そこには計り知れぬ謎があり、「ヴィデオドローム」では実際に殺人が行われていると言われる。「ヴィデオドローム」の映像に魅了された恋人のニッキーは「ヴィデオドローム」に出演したいと去っていき、ニック自身も「ヴィデオドローム」の虜となる。次第にニックは幻覚に悩まされるようになり、それとともに彼の体に変化が表れてくる・・・。
『ラビッド』 『危険なメソッド 』のデヴィッド・クローネンバーグ監督作品。主演はジェームズ・ウッズ。劇場公開時の興行成績はイマイチだったが、家庭用ビデオデッキの普及によるレンタルビデオ屋の大盛況の中にあって、カルト映画として人気を博した。この辺りは映画の内容と呼応している。本作にも彼の初期の映画の特徴である人間の人間以外の者との融合、それによる人類のメタモルフォーゼ、悪夢的イメージなどが見られ、その道の第一人者であったリックベイカーの特殊メイクも冴えわたる監督の初期の代表作の一つ。インターネットのない時代に、地下映像の地下放送を通じた流通や、それを観た人間が影響され汚染されていくところ、そしてそれを通じた陰謀論など現在を先取りしたようなテーマが描かれており、当時から深読みされていた。現在のインターネットが、当時はビデオだった。主役のジェームズ・ウッズのお腹に女性器のような穴が穿たれ、そこにビデオが挿入されるという不気味で悪夢的なイメージのシーンは、その当時の世相を象徴するものとして後々まで語り継がれていくことだろう。ジェームズ・ウッズがカッコええ。
デボラ・ハリーのヌード
デボラ・ハリーは、「ヴィデオドローム」に魅了され失踪する、主役のニックの恋人役。ジェームズ・ウッズとのラブシーンなどでヌードを見せる。特徴的でゴージャスな容姿を持つ彼女が、SMに嵌まり自ら自身を痛めつけ、肉体を超越して悪しき「ヴィデオドローム」の虜囚となっていくさまが、なんか現代的なダークファンタジーにおけるダークエルフといった感じですごく印象的だ。彼女はロック・バンド「ブロンディ」のボーカルとしても有名(というか、こっちが本職)。
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Filmplan International Canadian Film Development Corporation Famous Players Guardian Trust Company Universal Pictures

ハンガー (1983/米/97分) 映画の感想
ニューヨークを舞台に、永遠の命を持つ女吸血鬼と、彼女に吸血鬼にされ愛人となった男、そして女吸血鬼によって新たに見初められた女医の3人の「愛」を描いた異色のバンパイヤ映画。
トニー・スコットの初監督作品。後に映像のキレイさが際立つ明快な娯楽映画を連発していくトニー・スコットだが、本作は耽美的で怪奇趣味で前衛的な、観る人によっては理解に苦しむ難解な映画。本作が製作者や当時の観客の多くに理解されなかったことが、彼を娯楽映画路線に行かせた要因に思える。カトリーヌ・ドヌーブ、デヴィッド・ボウイ、スーザン・サランドンが共演しているだけでお腹一杯。吸血鬼映画ファンの楽しみの一つが、制作者によって様々なバンパイヤ映画の「変奏曲」を観られることなのだが、本作はそのなかでも傑作の一つだと思う
スーザン・サランドンのヌード
スーザン・サランドンは老化についての研究をしている女医の役。カトリーヌ・ドヌーブ演じる女吸血鬼に見初められ、誘惑される。カトリーヌ・ドヌーブとの幻想的なベッドシーンでヌードを披露。二大女優のレズシーンは当時かなり衝撃的だったらしい。ヨーロッパとアメリカの女優の雰囲気の違いも興味深い。
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Metro-Goldwyn-Mayer MGM/UA Entertainment Co.

サイコ2(1983/米/113分) 映画の感想
殺人事件で精神病院に収容されていたノーマン・ベイツが治ったと判断されて、かつて彼に姉を殺されたマリオンの妹ライラが反対するなか病院を退院する。彼は自宅近くのレストランで働き始めるが、いたずらかいやがらせか、彼のもとに死んだはずの母親をにおわせる電話や手紙が送られてきて彼自身も母親の影を見る。ノーマンはレストランで知り合ったメアリーと仲良くなり彼女は彼に好意を抱き始めるが、彼の周囲で再び殺人事件が起こり・・・。
ヒッチコックの名作『サイコ』の正式な続編。監督は『リンク』のリチャード・フランクリン。ノーマン・ベイツ役には前作と同じアンソニー・パーキンス。ライラ役も前作と同じヴェラ・マイルズ。メアリー役はメグ・ティリー。有名な映画の続編はだいたいが蛇足となり失敗しがちで、本作も設定にかなり無理があったりして完璧な続編とは決していえないが、役柄と一体化したようなアンソニー・パーキンスの静かな狂気の演技が圧巻で(彼の狂人演技は私がこれまで観てきた映画の中でもトップクラスのものに感じられる)、儚げな役が似合うメグ・ティリーも作品のトーンにあっていて、それらがリチャード・フランクリンのオーソドックスだが安定した演出力と相まって後半ぐいぐいと物語に引き込まれ、本作を単なる有名映画の続編では終わらせない独特の魅力を持った秀作サスペンスホラーにしている。個人的にわりと好きなホラー映画。
メグ・ティリーのヌード
アジア人の血の混じったメグ・ティリーには、白人や黒人の女性にはないかぼそさがあり、本作にもそれが出ていて役柄にもあっておりかなり印象的。本作を観て彼女は私の好きな女優さんの一人となった。シャワーシーンでヌードを見せるが、おそらくこれはボディダブル(でもいいシーン汗)。
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