1970年代P・J・ソールズカミール・キートンジュリー・クリスティスーザン・ストラスバーグナスターシャ・キンスキーバーバラ・カレラビヴァリー・ダンジェロホラー映画マーゴット・キダーマリリン・チェンバース映画女優ヌード

女優さんのヌードが見られるホラー映画 1960年代~1970年代 No. 3

1970年代

悪魔の性キャサリン(1976/英/西独/95分) 映画の感想

悪魔崇拝者たちが、若い修道女を儀式に使って、悪魔を現代に蘇らせようとするホラー映画。

当時15歳だったナスターシャ・キンスキーがヌードになっていることで有名な映画。リチャード・ウィドマーク、クリストファー・リー、デンホルム・エリオットら映画ファンお馴染みの役者が出演。チープさは否めず一般的な評価は高くないが、ハマーフィルムが制作していて、ハマー独特のおどろおどろしい怪奇色や特撮の見せ場、誇張気味の役者陣の演技、そし適度のエログロなどが、ホラー映画ファンには楽しい〝珍品〟。まぁナスターシャ・キンスキーが出演しているのが一番のプラス要素ですが・・・。

ナスターシャ・キンスキー

ナスターシャ・キンスキーは悪魔復活の儀式のために産み育てられた若い修道女の役。後半にアンダーヘアまで見せるオールヌード。他にもベッドの上でパンツ丸出しで悶えるシーンも。ニキビぽいものが映し出されていたりもするが、これで15歳とは思えない完成された美しさ。
若くして一流で、おそろしく芸歴が長いことに驚く。

エンブリヨ(1976/米/104分) 映画の感想

交通事故で撥ねて殺してしまった犬のお腹の中にいた胎児を、人工子宮のなかで成長ホルモンを投与して育てることに成功した医学博士のチャールズは、それを人間の胎児(エンブリヨとは胚の意味)にも試し成功させる。急成長した彼女ヴィクトリアは抜群の知能と美貌を有し、「生みの親」であるチャールズと関係を持ち恋に落ちるが、しかし自分が急速に老化していることに気づき・・・。

ロック・ハドソン、バーバラ・カレラが共演したSFホラー。監督は『野のユリ』のラルフ・ネルソン。私自身は昔TVで観て、かってに本作にキワモノ映画のイメージを持っていたが、今見返すと当時はSF扱いだった人工子宮や成長ホルモンなども医学的な知識に基づいたもので、かなりよく出来ている(あくまで素人目だが)ように思う。また物語がユニバーサルの古典的なフランケンシュタイン映画を下敷きにしていて、神の摂理に背く人間の罪と罰や、実存性、創造主とモンスターとの悲劇的関係など、そのあたりのテーマやメッセージ性も良い。不条理な顛末も含め、精神的にもビジュアル的にもホラー映画としてきちんと怖いところも高評価。同じく人工的に生を授かった知能は高いが凶暴な犬が、ヴィクトリアにだけは忠実なのもなんか泣かせる。この手のSFホラーとしては佳作に入る出来の映画だが、DVDの画質があまりに酷いことが残念。

バーバラ・カレラのヌード

ヴィクトリアを演じたバーバラ・カレラはエキゾチックな容姿が魅力で、後に『ネバーセイ・ネバーアゲイン』に出演し名声を得る。『ドクター・モローの島』も有名。急速に成長させられて、知識に飢え、恋に落ち、最後には老化に怯えるという、なんとも不条理な、実存性すら感じさせる困難な役を見事に演じている。彼女が目覚める非常に美しいシーンで大胆なヌードを見せているが、DVDの画質が悪いことが本当に残念。

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エンブリヨ IMDb
エンブリヨ バーバラ・カレラのヌード画像へのリンク
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Plura Service Company Sandy Howard Productions Cine Artists Pictures

バーバラ・カレラがヌードになった映画

バーバラ・カレラ(Bárbara Carrera, 本名:Barbara Kingsbury、1951年12月31日 – )はニカラグア出身、アメリカ合衆国の女優。ネバーセイ・ネバーアゲインの水着姿が印象的。

1976 エンブリヨ Embryo Amazon
1981 炎の砦マサダ Masada  TV映画
1982 探偵マイク・ハマー 俺が掟だ!  I, the Jury Amazon
1989 おばあちゃんは魔女  Wicked Stepmother
1993 ボディーハード SPANISH ROSE Amazon

スナッフ/SNUFF(1976/米/アルゼンチン/80分) 映画の感想

女優のテリーとプロデューサーの南米のとある国を訪れる。二人は愛人関係にあったが、テリーには金持ちの息子のホーストという恋人がおりデートの約束をする。一方、サタンという残忍な男に率いられたカルト集団が、女性信者を使ってホーストに取り入ろうとしており、テリーにも危険が及ぶ…。ラスト、場面は突然映画の撮影現場の映像にかわり、女優にセックスを拒まれた監督が、女優を切り刻み場面が映し出され…。

本物の殺人が撮影されたスナッフフィルムという触れ込みで公開されヒットを記録したエクスプロイテーション映画。監督はエクス(セクス)プロイテーション映画専門のマイケル・フィンドレイ。マイケル・フィンドレイがマンソン一家をモデルに南米で製作し出来の悪さからお蔵入りとなっていた映画に、映画プロデューサーのアラン・シャクルトンが、スナッフフィルムが存在するという都市伝説にヒントを得て、ラストに別録りでそれまでのシーンとほとんどつながりのない女優の殺害現場のシーンをチョコっと追加して(ほんとに短い)、偽の抗議運動のでっち上げというヤラセまで使って本物の殺人の現場が映った映画として公開した(追加部分は千葉真一の『ボディガード牙』の米国版の追加部分の監督サイモン・ナクターン)。殺人シーンはどう見ても偽物だが(当時でもすぐにウソがばれた)、ビデオもネットもなくモンド映画などのモキュメンタリーが人気を博していた時代背景に、本編のほとんどすべてを占める南米が舞台の無名の俳優たちによる安っぽいがそれなりに刺激のあるドラマや映像のうさん臭さなども加わって、スナッフフィルムという触れ込みに真らしさを与えヒットしたのだろう。カルト集団を描いたドラマの部分は確かに酷い出来だが、ぎり観賞に堪えられるクオリティがあり、不思議な魅力も僅かにあり、ラストの手首切断、内臓取り出しなど残虐シーンが映し出されるモキュメンタリー調の殺人シーンのまさにとってつけた映像とともに「変な」映画としての存在感は今でもそれなりに発している。それはともかく、この「クソ映画」も、その巻き起こした騒動によって映画史の一ページに永遠に名を残すのだろう。

Margarita Amuchastegui他のヌード

ヒッピー役のMargarita Amuchasteguiやテリー役のMirta Massaらといった女優さんのヌードシーンやお色気シーンがあるが大したことはない。ちなみにアルゼンチン人のMirta Massaは1967年のミス・インターナショナルで、彼女を含め女優さんはキレイ。

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ラビッド(1977/カナダ/91分) 映画の感想

交通事故にあい、その際の手術で人工皮膚を移植された女性が、その際の副作用で脇の下に人の生き血を求める管を生じさせ、吸血鬼と化して人々を襲い、町中を吸血鬼だらけにしていくという終末感漂うパニツクホラー映画。

『戦慄の絆』や『危険なメソッド』の デヴィッド・クローネンバーグ監督作品で、劇場長編デビュー作の『シーバース/人喰い生物の島』を、舞台を島から外の街全体へと広げてスケールアップしたような、セルフリメイクのような作品。私自身の評価・感想は『シーバース/人喰い生物の島』同じようなものなのでそちらを参照してもらえればと思う。本作も『シーバース/人喰い生物の島』と同じく、本作にもロメロのゾンビ映画に通じるものが感じられるが、ロメロがピッツバーグでのインディペンデントの監督であることにこだわり興行的にもメジャーへの進出でも苦労したのに比べ、デヴィッド・クローネンバーグ監督は強烈な作家性を持ちながら、デビュー作からカナダ政府からお金を出してもらって映画を作り、本作では早々にアメリカに進出し、製作者の意見を聞いて『シーバース/人喰い生物の島』ではホラー映画の絶叫クイーンのバーバラ・スティールを、本作では有名なポルノ映画女優のマリリン・チェンバースを出演させ、作家性とほどよい娯楽性を両立させて興行的に成功させ、その後の映画界への成功に繋げてったところが興味深い。ジョージ・A・ロメロにはそれができなかった。

マリリン・チェンバースのヌード

ハードコアポルノの金字の『グリーンドア』に出演して大成功を収め、一般映画への出演も模索してたマリリン・チェンバースが本作の主役の吸血鬼役(といっても『シーバース/人喰い生物の島』もそうだが本作にも明確な主役らしい主役は存在しない)。吸血鬼といっても牙で嚙みつくのではなく、脇の下の管から血を吸う。この管がデヴィッド・クローネンバーグ監督らしい悪夢的な不気味さでなおかつ卑猥。ヌードシーンはあるが、ハードコアポルノ女優である彼女に期待されるような過激なシーンはない。

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Cinema Entertainment Enterprises DAL Productions The Dibar Syndicate Cinépix  
New World Pictures

センチネル(1977/米/92分) 映画の感想

ニューヨークのアパートに引っ越してきたフアッションモデルのアリソン。仕事の疲れからか体調を崩し、死んだ父親に関する悪夢を見るアリスン(彼女は父親との関係でトラウマを抱えていた)。そんな彼女をアパートの住人が訪問するが、皆奇妙な人たちばかりだった。彼女はその事を相談するが、そのアパートには彼女の他には、最上階の部屋からじっと外を眺めている盲目のハリラン神父しか住んでいないという。そしてある夜、アパートを徘徊するアリスンは見慣れた男の姿を目撃し・・・。

地獄とこの世との境界線であるアパートに引っ越してきた女がそこで起こる怪奇現象に怯え最後には自らの運命を知るというオカルトホラー。監督は『妖精たちの森』や『狼よさらば』などチャールズ・ブロンソンの「Death Wishシリーズ」で知られるマイケル・ウィナー。出演者はクリスティナ・レインズ、クリス・サランドン、エヴァ・ガードナー、バージェス・メレディス他。幽霊屋敷ホラー映画の設定の上に、地獄の入り口からの悪魔の復活とその監視、その背後に見え隠れする教会の存在を描いたオカルト映画で、少しずつ恐怖を醸成しつつ徐々に謎を明らかにしていく展開がシンプルだが巧みでホラー映画ファンの目線からは及第点。ただこの映画が一部でカルト映画的扱いとなっている要因はそこではなく、主人公の幼少期のトラウマの場面、唐突に自慰をはじめるレズビアンの女を始めとする奇妙な住人たち、インコを貪るネコ、盲目の神父、腐乱した老人の幽霊、特殊メイクと本物の障碍者をまぜこぜにした地獄の住人たちのビジュアルなど、不快でショッキングなシーンの数々にある。個人的には『ロッキー』の老トレーナー役で知られるバージェス・メレディスの演技が不気味で印象的だった。

ビヴァリー・ダンジェロのヌード

『ヘアー』や『ホリデーロード4000キロ』のビヴァリー・ダンジェロが、レズビアンの女を演じ主人公の悪夢のシーンでヌードをみせている(相手役は『真夜中のカウボーイ』のシルヴィア・マイルズ )。他にも彼女の唐突な自慰シーンもありそこもインパクトがあるというかかなり変。本作には彼女の他にもクリストファー・ウォーケン、ジェフ・ゴールドブラム、トム・ベレンジャーらが脇役で出演している。

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Universal Pictures

デモン・シード(1977/米/94分) 映画の感想

超有能な人工知能を備えたスーパーコンピューターが自我を持ち、人間の肉体を得ようと、彼を想像した博士の妻を屋敷に監禁し、実験を繰り返して妊娠させるというSFホラー。

原作はディーン・R・クーンツ原作の小説『悪魔の種子』。アカデミー受賞女優で、『赤い影』で大胆なベッドシーンを演じたジュリー・クリスティがコンピューターに犯される博士の妻を演じている。『2300年未来への旅』でも書いたが、この頃『スターウォーズ』が公開されて、SF映画をいろいろな面で劇的に変化させたのだが、本作も『2300年未来への旅』同様、ビジュアル面でこの時代のSF映画としてはかなりのレトロさを感じさせる(古い映画でも古臭さを感じさせない映画はいくらでもあるが『スターウォーズ』公開前後という時期がまずい)。ただ独特の味があってそこがいいといえばいい。お話自体は良くできているし、AIの自我の目覚め、暴走、人間への不信感などは現在にも通じるものがある。観返してみて、意外と出来がいい映画だったのを再認識した。これも『リップスティック』など70年代に「流行」した女性へのレイプを扱った映画の一種だと思う。

ジュリー・クリスティのヌード

ジュリー・クリスティはほぼ一人芝居のような状態で熱演。シャワーシーンなどでチラリとヌードを見せる。それ以上に、彼女がコンピューターに監禁され、脅され、実験され、妊娠させられるさまが、ポリコレ視点は一先ず置いといてなんとも官能的。

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Metro-Goldwyn-Mayer Herb Jaffe Productions United Artists

ジュリー・クリスティがヌードになった映画

ジュリー・フランシス・クリスティ(Julie Frances Christie、1940年4月14日 – )は、イギリスの女優。1965年の『ダーリング』でアカデミー主演女優賞を受賞した。『ドクトル・ジバコ』『天国から来たチャンピオン』。

1965 ダーリング Darling Amazon
1973 赤い影 Don’t Look Now Amazon
1977 デモン・シード Demon Seed Amazon

悪魔のえじき(1978/米/102分) 映画の感想

小説家のジェニファーはマンハッタンからコネチカット州の田舎町に小説の執筆のために訪れる。その地で彼女は地元の男たちに暴行され凌辱の限りを尽くされる。失意の中彼女は立ち上がり、彼らに徹底的な復讐を誓う・・・。

劇場公開時のタイトルは『発情アニマル』で、『女の日』という題でTV放送もされた。主演は喜劇役者バスター・キートンの遠縁にあたるカミール・キートン(かなりの美人)、もの凄い汚れ役を熱演している。監督はメイル・ザルチ。素人臭い映像、女性を暴行する凄惨なシーンと彼女の残虐なリベンジのシーンが映画の大半を占めるというその内容の酷さなどで、当然のように公開当時酷評されたが、観た人の心に強いインパクトを残しカルト化し、リメイクやら続編やらがいまだ作られ続けているエクストリームな映画。他にもこの手の映画がたくさん作られながら、なぜ本作がその中でも支持されるのか?酷い映画であることはそうとして、以下、少し真面目に本作を分析してみる。酷い内容と書いたが全くメッセージ性が読み取れないわけでもなく、インテリと野蛮(ヒルビリー・レッドネック)、都会と田舎、犯罪国家としてのアメリカ、ウーマンリブ、発達障害などの諸問題が、冗談ではなくかなり生々しく全面に出てしまっている映画。犯罪という事では、嘘か誠か監督が実際にレイプにあっている女性を助けた体験が本作の基になっているともいいい、ここには描くことによるトラウマ的現実の解消という要素がある。映画史的には、アメリカ映画の表現を規制していたヘーズコードが撤廃されて10年、映画の中でどこまで描いていいのかその行きつくところまでいった映画の一つとしての意味も読み取ることができる(日本のAVの方がよっぽど過激といった類の話ではない。また本作のリメイクとかに私は全く興味がない)。また、こういうリベンジ映画が消えてなくならず何度も何度も繰り返し作られていくのは、女性への暴行という要素とは関係なく、なんというかそれが人が物語を語る上での一つのアーキタイプ的なものだからだろうと思う。エクスプロイテーション映画を作ろうとして、監督はこういった要素を半ば無意識に盛り込み表現したのだ。忘れられず長く生き残る作品にはなんらかの理由があるのだ。

カミール・キートンのヌード

主演の女性を雑誌で募集したところ何千もの応募があったという。彼女はその中の「選ばれた人」ということになる(真面目くさったことを述べたがもちろんこのことが作品が長く見続けられる一番の要因だろう)。酷い暴行シーンが延々と続くが、彼女の「選ばれた人」としての美しさは紛れもないもので、個人的には、観ていてなんというか恥ずかしくて申し訳ないという微妙な気持ちになってくる映画。

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Cinemagic Pictures The Jerry Gross Organization

ハロウィン(1978/米/91分) 映画の感想

1963年のハロウィンの夜、6歳のマイケルは姉を殺し精神病院に収容される。しかし15年後彼は精神病院から脱出しハロウィンの日に故郷の町ハドンフィールドに帰ってくる。彼の担当医のルーミスはマイケルは悪魔の化身でありその危険性を警告するが、町の若者たちに彼の魔の手が迫り・・・。

低予算ながら大ヒットし、その後のスラッシャー映画やスプラッター映画の隆盛に多大な影響を与えたジョン・カーペンター監督によるホラー映画の歴史に残る記念碑的作品。ドナルド・プレザンス、ジェイミー・リー・カーティス、P・J・ソールズらが出演。ジェイミー・リー・カーティスは本作以後ホラー映画に立て続けに出演し、スクリームクイーンと呼ばれた。この手の映画のフオーマットを確立した作品で、真似され過ぎてそこの部分には新鮮さがなくなっていて、また過激なシーンなども控えめで、今見返すと地味な印象を受けるが、マイケルの設定のおもしろさや、ジョン・カーペンター監督の独特の映像スタイルや音楽は古さを感じさせず(一種のアート映画のような趣がある)、当時劇場で観た観客の目にはかなり斬新に映りとてつもなく恐い映画だったろうと想像できる。私はジョン・カーペンター監督の大ファンだが、本作をリアルタイムで観ておらずそこは残念に感じる。

P・J・ソールズ/サンディ・ジョンソンのヌード

『パラダイス・アーミー』などへの出演で知られるP・J・ソールズは、ジェイミー・リー・カーティス演じる主人公の友達の女の子の役で、いわゆるお色気要員。ベッドシーンなどでヌードを見せる。他にマイケルの姉役のサンディ・ジョンソンもヌードを披露している(元プレイメイト)。

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Compass International Pictures Falcon International Productions Compass International Pictures Aquarius Releasing

マニトウ(1978/米/104分) 映画の感想

カレンは首の後ろにできた腫瘍を取り除くために病院で手術を受けるが、医者が何者かの力によって自らの手をメスで切りつけ失敗する。カレンの元恋人でインチキ霊媒師のハリーは、霊能者たちと降霊術を開き、彼女がインディアンの霊に取りつかれていることを突き止める。ハリーたちはインディアンの呪術師ジョンに助けを求め、ジョンは彼らに精霊マニトウの存在について明かす。ハリーとジョンたちはカレンを救うべく病院へと向かうが、強力な悪霊ミスカマカスが、彼女の腫瘍を通してこの世に姿を現し・・・。

『エクソシスト』のヒットで起こったオカルト映画ブームに便乗したホラー映画。監督は『グリズリー』(こちらは『ジョーズ』に便乗)のウィリアム・ガードラー。出演者はトニー・カーティス、マイケル・アンサラ、スーザン・ストラスバーグら。トニー・カーティス演じる霊媒師のキャラなど『エクソシスト』に比べるとかなり緊張感に欠ける映画だが、腫瘍という形で悪霊の存在を示唆する前半から、降霊術でのシーン、病院での悪霊との決闘と、SFⅩを駆使して悪霊の存在とその力を具体的に見せていく演出が楽しく、この世に現れた悪霊のビジュアルが強烈で彼と人間との陣取り合戦のような戦いはそれなりに恐い。『SF/ボディ・スナッチャー』のトム・バーマンらによるクリーチャーの造形やメイクアップ、『スター・ウォーズ』のリチャード・エドランドによるSFⅩの出来が良く、ラストの宇宙のような異空間での『スター・ウォーズ』のルークと皇帝のような(『ジェダイの復讐(帰還)』よりもこちらが先!)光線飛ばして悪霊と人間が戦うシーンは語り草となっている。

スーザン・ストラスバーグのヌード

スーザン・ストラスバーグはラスト近くで胸を見せるが画面は暗い。このシーンは前述した異空間での戦いの場面で、ネタバレになるので詳細は省くが、彼女も大活躍でいろいろと凄い。

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Herman Weist & Associates Melvin Simon Productions AVCO Embassy Pictures

悪魔の棲む家(1979/米/118分) 映画の感想

ニューヨーク州アミティビルの一軒家でその家の長男が一家を皆殺しにするという事件が起きる。数年後、そこにジョージとキャッシーの夫婦とキャッシーの三人の連れ子がその家に引っ越してくる。カソリックのキャッシーは世話になっているデラニー神父を家に招待するが、彼は家の中の異様な気配に気づき恐怖する。それを機に家の中では怪奇現象が次々と起こり、やさしかったジョージの性格も豹変する。そしていつかは、その家にまつわるいまわしい秘密を知る・・・。

ロナルド・デフェオ・ジュニアという男が実際に起こした殺人事件の現場となった家に引っ越してきた一家を襲った怪奇現象について書かれた〝ノンフィクション〟(現在では眉唾物といわれている)を原作としたホラー映画。『エクソシスト』などのヒットによるオカルトブームの波に乗り大ヒットした。監督は『暴力脱獄』のスチュアート・ローゼンバーグ。ジェームズ・ブローリン、マーゴット・キダー、ロッド・スタイガーらが出演。本作を典型的な金儲け主義の映画と批判することは簡単だが、実話の映画化という都市伝説的恐怖、キリスト教の神父にフューチャーした宗教的恐怖、スティーブン・キング評するところの中流階級が抱える経済的恐怖や家族の崩壊の恐怖などを下敷きとし、幽霊屋敷映画としての定型的ではあるがありとあらゆる恐怖演出テクニックを駆使し、出演者の演技も真に迫っていて非常にホラー映画としてのクオリティが高く評価に値する(ホラー映画も進化しているので今の基準では物足りなさが感じられるのも否めないが)。監督や出演者、音楽担当のラロ・シフリンなど作り手のプロ意識も相当高い。ただ褒めておいてなんだが、本作の成功の要因としては映画の舞台となった、人の顔を思わせる不気味な家の存在が一番大きかったと思う(実際の事件が起こった現場ではない)。

マーゴット・キダーのセミヌード

マーゴット・キダーは『悪魔のシスター』や『暗闇にベルが鳴る』や『リーインカーネーション』などへの出演でスクリームクイーンとしての一面も持ち合わせた女優さんだが、『スーパーマン』への出演で人気女優となった後に出演した本作は、そんな女優として最盛期にある彼女の、ホラー映画女優としての集大成のような演技が見られる映画となっている。微妙な心理的不安の表現から大絶叫まで見事な演技を見せている。また露出は少ないが、ホラー映画らしいお色気シーンも担っていてそこも素晴らしい。

参照リンク

悪魔の棲む家 ウィキペディア
悪魔の棲む家 IMDb
悪魔の棲む家 マーゴット・キダーのセミヌード画像へのリンク
(18禁画像、日本の法律の範疇外の画像がある場合もございます。注意ください。)
Cinema 77 Professional Films, Inc. American International Pictures

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